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2007年 12月 11日

アンコウの吊るし切り

よくblogにお邪魔するsaheiziさんが大洗名物アンコウ鍋を食いに行く話しを書いている。
manbowはアンコウと聞くと、鍋よりも木更津のヨット『KoKoLo』のスキッパーを思い出してしまう。
これはもう条件反射と言ってよい。

ハゼぐらいは釣っているけど、魚釣りは素人。
家庭で積極的に厨房に立つ噂も聴いた事がない。
そのnon包丁人がアンコウの吊るし切りに挑戦し、およそ三キロの大物をモノの見事に捌いてしまったのが原因である。
d0007653_937216.jpg奥方は木更津漁港の顔、猟師さんが何やかやと上納にくる。
でっかいスズキを一匹だとか、ヒラメを丸ごとだとか、アジ、イワシ、メバルの類いをドサドサ~ッと。
三キロのアンコウもそうした上納品のひとつ。
「ホ~イ、食ってくれ~」と漁師さんが甲板に投げ込んだ。
この大物を土産に、富浦のHinanoに遊びに来た時だ。
まあ大体の魚は捌いちゃうけど、Hinanoのスキッパーもmanbowも、グニャグニャの魚体を眺めるだけで「こんなもの誰が捌くんだ~」
KoKoLoのスキッパーも、最初は処理に困って「あそこなら」と持ってきたのだろうと推理しているのだけど、だ~れも手を出さない。
しょうがないから持ってきた手前、スターンのバーに吊るして。
驚きました。
「港で漁師さんの捌くのを数回見た」だけだというのに、肝を抜くミズブクロの異名を持つ胃を取り出すチリメン=卵巣も傷をつけないようにエラを切り取る頬に引っ付いてる肉片を落すコラーゲンの塊のような尾鰭を切り取る皮を剥ぐ。
七つ道具などといわれる七つの珍味を綺麗に並べて見せたのである。
そのうえで三キロの大物のからだにしては貧相な肉を
かなり時間は掛ったけれど、見事にがま口の蓋のようなアゴと背骨だけにしちゃったのです~。
「酒だ~」と叫んで道の片隅に置いてあった自転車を無断拝借、町中を走り回ったのに、何故か酒屋が無い。
ようやく見つけたお店はお休み・・・・・。
お酒抜きのアンコウ鍋も初めてでした。
富浦から舟を出したお隣り、那古舟形漁港でのお話だけど、あれ以来尊敬の念は高まるばかり。
舌を巻き、眼をひん剥いて最初から最後まで解体ショーを見てたのに、「次はお前やれ」と言われても捌く自信は湧いてこない。

▼交尾のためにメスのお腹に喰らい付き、そのまま皮膚と同化して一生を過すようになるアンコウのオス、探しましたけど見つかりませんでした。
つまり見掛けるアンコウはメスばかり、食べられるのもメスばかり。
一度見てみたいものです、幸せなオトコと言うか、不幸なオトコと言うかを。
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by molamola-manbow | 2007-12-11 10:01 | ヨット | Trackback | Comments(9)
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Commented by IH at 2007-12-11 18:52 x
ギョギョッ!という擬音語が似合う魚ですね。
噂のKOKLOのスキッパーさん、クールなお顔のその下に、
華麗な技を持っていたとは、驚きです。
脳ある鷹は爪をかくして居るものなのですね。
いつかこの目で拝見したいです。

容姿だけではなく、生態にもギョギョ!と。
確かカマキリもオスを食べてしまう習性がありましたね。
一身同体で、魂は上るから、悲劇の中に物語を感じてしまいます。
アンコウの雄に合掌
Commented by molamola-manbow at 2007-12-11 19:58
サカナには卵を生んだ後は知らん振り。卵の世話も子育ても、オスに任せる種類が多い。
タツノオトシゴなどはオスの育児嚢に卵を生み付けて去るだけ。
人間段々サカナ社会に似てきているから、そのうちオスのお腹にカンガルーのような袋ができるかもね~。
アンコウのオスは血管までメスとつながり、栄養も貰う。変な生き物だよ~。
Commented by saheizi-inokori at 2007-12-11 23:35
そうだったんですか!メスばかりね。また能書きの種が出来ました。
うまかったですよ、どぶ鍋。
Commented by birdscafe at 2007-12-12 09:21
しらなかった・・・。想像してもまったく浮かんできません・・・。
アンコウ、酒抜きでは寂しいですね。タバコはあるのに火が無いぐらい、寂しすぎる・・・。
ウチの店、今の時季はクエを取ってます。アンコウも惹かれるけど、さばけないもんね。今度は写真付きの解説が見たい。てゆうか、板前修行させてもらおうかな~。そういえば、アオリ烏賊の頭にはエンペラは無いですね、頭の△のトコです・・・いまさら^^
そういえば、あの方どうなったんでしょうか?実家に連れていって結婚のプロポーズしない方・・・アンコウで思い出すのも微妙ですが^^
Commented by molamola-manbow at 2007-12-12 19:24
saheiziさんの仲間は食道楽イベントが一年中ある。
いつも楽しそうでいい。
ドブ鍋の肝の処理、店によって煩いらしいですね。
Commented by molamola-manbow at 2007-12-12 19:31
bird'sさんは結構辛らつだ~。
アイツにはかわいそうだけど、大笑いしちゃいました。
宮崎のオス・アンコウ、まだ食らいつくところまで行かないらしいよ。
とっても穏やかで、いいオスなんですけどね~。
Commented by jakky123 at 2007-12-13 08:03
おお!立派なアンコウ!
アンコウの吊るし切りを見たくて、3年連続水戸まで昔通いました。
ヌルヌルなので、口を引っ掛けて吊るし、見事な手さばきで
踊るようにするするっと下ろしていく。
最後に歯のワッカだけがぶら下がるんですよね。
その下ろしたての肝を酒蒸ししてくれたアツアツのアンキモは絶品!
ああ~~、食べたくなってきた!
Commented by molamola-manbow at 2007-12-13 10:00
jakkyさん、吊るし切り見学に三年も!
今度アンコウを手に入れたなら、包丁人は決まりですね。
楽しみだ~!
Commented by jakky123 at 2007-12-14 07:46
あ、言葉が足りなかった(^^;;
年1回ですが3年続けて、、だから3回しかみてないので、
イメージはできるけど、包丁はふるえないっす(><)


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