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Hey! Manbow

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2008年 02月 07日

雪の夜 吉祥寺で一献

雪の夜 吉祥寺で一献_d0007653_10192431.jpg吉祥寺から五日市街道を更に西へ、正門前の欅の大木が美しい成蹊学園には、中、高、大学の七年間、一年に一度とか二度の割りで訪れていた。
整備された駅前を歩みつつ、「ここらは、随分遅くまでバラック群の立ち並ぶ街だったよな~」などと。
そう、学窓を巣立ってからはさっぱり用のないところに変わってしまい、吉祥寺は今浦島の世界。
小雪の舞った昨夜は、その古い馴染みの新しい街、「ほほう、こんな所にも進出している」と見上げたTOUKYU百貨店の裏側あたりで美味しい魚介の数々を頂いた。
雪の夜 吉祥寺で一献_d0007653_10201982.jpg「お魚屋さんの出したお店、具の数々はすべて新鮮、すべて廉価」だということ、お客のみなさんは先刻承知のようです。
何しろ丸々と太った毛蟹一匹が千円を切るのです。
トントンと階段を上って引き戸を開けたとたん、ドットばかりにお店の活気が襲ってくる。
カウンターもテーブルも、壁際に設えてある小上がりも、ニッコニコの顔顔顔が並びます。
そんな中、十年来の御馴染みだから出来る特権でしょうか、予約を取らない満席のお店の中で、小上がりのひとつだけがポッカリと。
お湯割りで通した焼酎、進みましたね~、グビグビと。
雪の夜 吉祥寺で一献_d0007653_10292112.jpg

『魚 真』、ココを基点にして、澁谷、下北沢と展開中の人気店だそうです。
知りませんでした。
近場・下北沢のサカナ料理店では『とぶさかな』がご贔屓でしたから、こんど行って見なければなりません。
ご案内いただいて、小さいジャージーのお土産まで。
MRS』は何の略でしょう、聞き漏らしましましたね~。
Manbow・老・様』、な~んちゃって。
一番上の塩焼きのサカナはカサゴ、メバルの類いに似てますけど、イサギ科の仲間『タマガシラ』(玉頭)ですよ。
通称を『ノドグロ』、他にキンメモドキ、ユメカサゴ、ムツなども『ノドグロ』と呼んだりしますけど、本家はこちらのサカナを指します。
標準和名の方が影の薄い美味なサカナです。
サヨリのような美しいサカナをハラグロ(腹黒)なんて、その伝です。

by molamola-manbow | 2008-02-07 10:50 | 酒・宴会・料理


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