2008年 02月 07日
吉祥寺から五日市街道を更に西へ、正門前の欅の大木が美しい成蹊学園には、中、高、大学の七年間、一年に一度とか二度の割りで訪れていた。 整備された駅前を歩みつつ、「ここらは、随分遅くまでバラック群の立ち並ぶ街だったよな~」などと。 そう、学窓を巣立ってからはさっぱり用のないところに変わってしまい、吉祥寺は今浦島の世界。 小雪の舞った昨夜は、その古い馴染みの新しい街、「ほほう、こんな所にも進出している」と見上げたTOUKYU百貨店の裏側あたりで美味しい魚介の数々を頂いた。 「お魚屋さんの出したお店、具の数々はすべて新鮮、すべて廉価」だということ、お客のみなさんは先刻承知のようです。 何しろ丸々と太った毛蟹一匹が千円を切るのです。 トントンと階段を上って引き戸を開けたとたん、ドットばかりにお店の活気が襲ってくる。 カウンターもテーブルも、壁際に設えてある小上がりも、ニッコニコの顔顔顔が並びます。 そんな中、十年来の御馴染みだから出来る特権でしょうか、予約を取らない満席のお店の中で、小上がりのひとつだけがポッカリと。 お湯割りで通した焼酎、進みましたね~、グビグビと。 『魚 真』、ココを基点にして、澁谷、下北沢と展開中の人気店だそうです。 知りませんでした。 近場・下北沢のサカナ料理店では『とぶさかな』がご贔屓でしたから、こんど行って見なければなりません。 ご案内いただいて、小さいジャージーのお土産まで。 『MRS』は何の略でしょう、聞き漏らしましましたね~。 『Manbow・老・様』、な~んちゃって。 一番上の塩焼きのサカナはカサゴ、メバルの類いに似てますけど、イサギ科の仲間『タマガシラ』(玉頭?)ですよ。 通称を『ノドグロ』、他にキンメモドキ、ユメカサゴ、ムツなども『ノドグロ』と呼んだりしますけど、本家はこちらのサカナを指します。 標準和名の方が影の薄い美味なサカナです。 サヨリのような美しいサカナをハラグロ(腹黒)なんて、その伝です。
by molamola-manbow
| 2008-02-07 10:50
| 酒・宴会・料理
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