2008年 02月 08日
「はてな?」とラベルを見ながら思っちゃいました。 地ビールブーム、まだ続いているのでしょうか?、岡山産のカカオの香りがウリのビール『独歩』(↓↓)です。 どの様に考えても結び付きません。 国木田独歩の一生と岡山、何処で結びつくのだろうかと・・・・・? 考えただけ無駄でした。 『独歩』の名前はドイツに代表される伝統的なヨーロッパタイプのビールを目指し、独立独歩、個性ある信念のビールを醸造しようという、心意気を表したもの、なのだそうだ。 更に記して、『独歩』という言葉は、中国宋代の禅僧無門慧開(1183-1260)が編んだ公案集「無門関」の中にでてきます。 すなわち、大道無門(たいどうむもん)、千差路有り(せんしゃみちあり)此の関を透得せば(このかんをとうとくせば)、乾坤に独歩せん(けんこんにどっぽせん)とあります。 意味は、大道(仏道)に入る門は無く、到るところが道なれば、無門の関を透過して、あとは天下の一人旅である、ということ。 な~るほど、飲んだくれの禅宗坊主が目当てかあ、な~んて思いつつ読んでると、「このように『独歩』という言葉には禅宗の深い意味があります」・・・・・とあって、ようやく国木田独歩まで行き着いた。 すなわち、「小説家の国木田独歩もこの無門関から名前を採ったのではないかと思います」と。 以上、頂き物のビール会社が掲げる薀蓄だけど、カカオの香りのビールなら、「お隣りベルギーの地ビールを師匠とするのが筋だろう」などと思っちゃいますよね~、へそ曲がりとしては。 Neuhaus,Godiva、VanHouten・・・・・・。 ベルギーの右に出るチョコレー大国はないし、CHIMAY、FLORIS、ROCHEFORT、etcと、チョコ・ビールも沢山あります。 頂いたのは男性からですけど、女性諸姉!!、近づいたSaint Valentine's Day向きのビールですね~。
by molamola-manbow
| 2008-02-08 08:05
| 酒・宴会・料理
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