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2008年 02月 20日

♪ラグビー応援歌

♪ラグビー応援歌_d0007653_16424468.jpg
本の隙間から古い古い手書きの五線譜が出てきた。
「日本のスポーツには応援歌の様なものがひとつもないこと知ってるかい
フアンが気楽に口ずさめる歌、作ってみろよ」とかなんとか。
飲み仲間の間で盛り上がって、亡き友の甥っ子にタタキ台を作らせたのがこれ、『ラグビー応援歌』である。
曲の最後に「Three Cheers HIRAO HIRAO HIRAO」と三連呼する仮の歌詞が入っているから、平尾誠二が日本代表の監督に就任した九十七年のことだったろう。
悲しいかな、音楽などという高尚な素養を持つ呑み助は周りにひとりも居ない。
タタキ台は出来たものの、だ~れも曲に合わせた歌詩を書けない。
曲の上がる前は「そんなものすぐさ」と豪語する男女多々だったのにな~と、少し残念な譜面なのである。

そうこうする内に日本ラグビー協会が『威風堂々』(ゆず・岩沢厚冶作詞作曲)を発表した。

     勇気一つ夢遥かに その地踏み締める威風堂々
      胸震わせ心高く 桜集いし威風堂々
      輝き射す方へ 新たに続く道

二〇〇三年秋の発表だから、平尾から監督を引き継いだ向井尚吾はこの曲に送られてワールドカップ豪州大会を戦ったことになる。
でも、曲を浸透させ、ファンに定着させるなどと言う気持ち、ラグビー協会にはさらさらないのだとお見受けした。
ことある毎に耳に触れさせる。
こうした努力、少なくとも、パソコンをつなげば曲が流れてくる。
これぐらいの努力はしなきゃあね~。

我慢できないファンの間から、その後自然発生的に新しい応援歌も生まれたらしい。

     情熱は易く語るな 男なら瞳を燃やせ
      苦悩の日を その瞼の奥に 青春の日を その熱き胸に
      栄光は夢に見るな 男ならその手で掴め
      孤独な道 今は暗闇でも……あと一歩
      ラグビーの知よ 勇者の志よ
      響け我らの孤高の空
      ラグビーの知よ 勇者の志よも
      叶えよ祈り 15の戦士
      情熱の炎を 燃やせ We love Rugby

誰の曲かは知らないけれど、多分、自発的に生まれた曲の方が、広がる確率は大きいだろう。
ただし、私的にはもっと牧歌的な歌詩を付けた方がいいんだと。
ここまで大上段に振りかぶられると・・・・・。
歌う側の人間、気恥ずかしいと思うんだけど。
威風堂々も情熱燃やす15の戦士も、気張ったところはフィールドに任せて、こっちはこっちのような曲。
それでいてフィールドとスタンドが一体になれる曲・・・・・。

by molamola-manbow | 2008-02-20 08:48 | ラグビー


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