2008年 05月 20日
先月下旬に訪れた房総の野、水をたたえた水田は、どこもかしこもトラクターが忙しそうに行き来する農事用語の代かきで賑わっていた。 あれから三週間、静かに水を湛える水田は、緑を増してスックと立ち上がった早苗の列に変わった。 一時期姿を消して仕舞ったカエルも戻り、夜道などはゲコゲコゲコだかゲロゲロゲロだか、大合唱を追いながら歩くことになる。 繋がるんですね~カエルの声、少年時代に・・・・・。 外房側だったでしょうか、千葉にも棚田がある。 今宵は満月、風流人は天候回復を信じて訪れるのでしょうか。 このほたる 田毎(たごと)の月と くらべ見ん 芭蕉 そう、枇杷の里・富浦は完全に初夏です。 ハウス栽培の早世枇杷の中でも、目玉商品が出来上がったのが今年。 愛嬌はあるけど、こんなもの無くなればいいのに~と、思った人もおいででしょう。 種無しの枇杷、そいつの出荷が始まつて、大事そうに棚に並び始めている。 ひと箱十二個入りで五万円也。 ナニナニ、一個四千円だとう~?!!、などと、男三人騒々しく話題にしていたら、 「これデザートに、これ話題に」と、種有り旧型と種無し新型の二種類がテーブルに出てきた。 「よかったらどうぞ」のお店のおごり。 数日前にも触れたけど、これだから富浦のイタ飯屋『McPeach』は外せない。 路地モノがたわわに実る頃には、見計らってまた行かなければならない。 手前に置いた、やや細長いのが新型種無し。 一つの実に四、五粒が入る種を包み込む薄皮は残るけど、邪魔な種はない。 食べ比べた結果の軍配は旧型種有りに。 でも、さほど遜色はないから果肉の量にこだわるのなら新型、ポーンと口の中に放り込める。 アハ、でも四千円也!
by molamola-manbow
| 2008-05-20 07:37
| 酒・宴会・料理
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