2008年 07月 11日
冬眠という特技を武器に、カエルの仲間は世界中に種を広げ、両極を除くほぼ全世界に生息域をのばした。 中米はコスタリカの森から電波に乗ってとんできたコイツ、名は特徴的な赤い目玉から付いた『アカメヤドクガエル』だと想像している。 むかし昔、弓矢の先にコイツの皮膚から分泌する粘液を塗り付け、小動物を狩った矢毒蛙の仲間。 この種の大半は、「オレに近づくと痛い目に合うぞ」的毒々しい外見をしているのが特徴だけど、コイツは例外のようです。 チョッと見は日本のアマガエルに似て可憐だから、"薔薇の花にはトゲ"的蛙でしょう。 もっとも、毒蛙に似せた"無毒蛙"も存在するから動物の世界はややこしい。 僅かに覗くお腹の模様に毒々しさの名残りが窺えますけど。 ヤドクガエルの毒は、フグと同じで吸収する食べ物から体内に蓄積して高めてゆく。 無毒のフグが生まれているように、人工的に飼育すると無毒のヤドクガエルも出来上がる。 色彩が派手だから、ペット化もされていそうだけど、毒をどんな食べ物から得るのか、そいつは判っていないらしい。 つまり、むやみなに飼っちゃあいけない生き物だってこと。 そういえば、ガマガエルにも弱毒は存在するし、あまり知られてはいないことだけど可愛いアマガエルにだって掴んだ指で眼などこすると眼科のお世話が必要になったりするそうだ。 結構、恐ろしい生き物なのですね~。 こちらのガマガエル、以前にムンズとつかんだガマさんに比べ少々眼が赤い。 毒性蓄積してるのかも~、な~んてね。 「オイラだって嫌いじゃないよ」と こんな映像送りつけてきた御仁もおりました。 『イットク』なる名前をつけて、玄関脇の水槽に住まいさせているようです。
by molamola-manbow
| 2008-07-11 07:04
| 犬・猫・蛙に動植物
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