2008年 10月 14日
中学時代の修学旅行、長良川で鵜飼を見物して中央線で進路を北へ。 日本海に出ると黒部渓谷鉄道で『欅平』まで遡上し、渓谷美堪能のあと金沢の町を放浪して帰ってきた。 京都、奈良方面への王道コースをとった他のクラスにはそっぽのこのコース、発案者は誰だったのだろう、思い出せない。 ともあれ「京都、奈良なんてこれから幾らでも行けらあ。滅多に行けない場所に行こうぜ」が大多数を占めることになり、京都派の女子を押さえ込んだ。 大人になって京都に出掛ける機会、確かに十指に余るほど出来た。 でも、法隆寺も、平等院も、清水寺も、数々のお祭りも、舞妓さんさえ見たことがない。 仕事済ませりゃトンボ返りを繰り返し、唯一訪れたのは隣が常宿だった三十三間堂だけという"京都貧乏"、観光してやろうという気持ちは爪の垢ほども持ち合わせないから、古都にはそっぽの一生になりそうだ。 比べて王道の修学旅行をしたらしいmanbowの連れ合い、すっかりハマってヒマをみつけちゃ通うようになった。 この連休も土曜日から居なくなって帰宅は今夜。 煎茶のお師匠さんとか、詩吟の双子の美人姉妹とか、いろいろお友だちが出来てからは尚更頻繁。 盛夏の真っ最中でさえ風の入らぬ盆地の窯の中にトコトコと出掛けて行く。 長々と述べてきたけど、言いたいことは数行。 しょうがないので自炊。 冷蔵庫の隅でかたまっちゃってた茶碗一杯の残りご飯とか、野菜室の切れっ端とか、タッパーにこびり付いてる豚肉とか、み~んな叩き込んだシチュー作り。 冷や飯も溶けちゃわないようにバターとオリーブ油使ってコーティングし、ペンネ系の小片加え、でっかいジャガイモは下茹から。 アハハ、天才シェフの味、食う時に微塵にして散らした桜の花の自家製塩漬け、食欲の秋に春の息吹!! 桜花の塩漬も冷蔵庫の隅で眠っていた。
by molamola-manbow
| 2008-10-14 08:02
| 酒・宴会・料理
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