2008年 11月 05日
白壁の土蔵に橙色の暖簾(のれん)となってズラズラッとぶら下がる干し柿の美しさ。 m a n b o w の頭から一向に消えない心象風景は、赤い夕陽に照り輝くコイツです。 下から石ぶつけると、丁度食べ頃になった柿だけがヘタから離れてポタ~ンと落ちる。 拾い上げて土など払い落としてガブリ! 小学校へと駆け戻る晩秋の心象風景は、濃厚なとろける甘さを伴なってやってくる。 干し柿をドライフルーツの王者だと考えるようになった背景には、多分にこの心象風景が影響しているのでしょう。 で、荒縄を綯(な)うことから始めて、甲州・白州郷で買い求めた渋柿を"吊るし柿"に仕立てた。 重たい思いをして購入した三袋のうちのひとつは、東京まで車で送っていただいたヨット『 K o K o L o 』のオーナー夫妻に差上げた。 もう一袋は車から降りた途端、「東京農大の収穫祭に連れてけ~」と携帯電話が鳴った b l o g の友達 n o e g o n ちゃんに手渡した。 「何ともタイミングの良いことじゃのう」と感心しながら。 唯一残った渋柿の皮を剥き、綯った荒縄に吊るしてみると、あげてしまった二袋が心残りでしょうがない。 土蔵がないのは我慢するとしても、残念至極、たったこれだけじゃあズラズラズラッの『干し柿暖簾』になりゃしない。 後悔しきりとは、ケチですね~。
by molamola-manbow
| 2008-11-05 09:24
| ホビー
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