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2009年 02月 24日

 波浪注意報の東京湾

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「酔狂なモノ達よの~、なんともはや・・・・」
操舵室で梶を握る本船の船長さん、こんな独り言吐いて舵輪をグルグルッと回してくれたんじゃないでしょうか。
波浪注意報に降雨に強風の東京湾を、メーンセールを2ポン縮帆し、ジブセールはほんの申し訳程度の三角布。
d0007653_8545245.jpgそんな姿で東京湾を西から東へと横断中に出会ったコンテナ船の船長さんの胸中を想像した。
東京湾の奥から吹きつける北風に、右舷を海面ギリギリにまで傾かせて、波高六、七メートル程のうねりをかわすのに緊張感一杯のラット操作を続けていた。
この様な条件の日には、真っ白く砕け散るうねりの頂点に向かって、波の上を凄い勢いで駆け上がって行く風を見ることができる。
d0007653_8561216.jpgオオカミに追われるトナカイの大群とか、ハイエナに襲われたオリックスの群れの逃げ惑う形が風の姿。
水面を一ミリとか二ミリ程度、不規則に盛り上げた複雑な稲妻型の黒い平面が、波頭に駆け上がって頂点で砕け飛ぶ。
波は「こうやって大きく育って行くんだよな~」と妙な感心です。                    【ツ~セ】

そんな中で「そろそろ意志表示する方がいいかな」と相談する時間がやって来た時に、本船の方が回頭してくれたんですね~。
「コースそのまま保持」の権利艇は帆船のオイラ達が持ってましたが、普通ヨットは「オイラの方は
【ミネさん】       遊びだから」と、権利を本船に譲ってコースを変えます。
              でも、本船の船長さん、「こんな天候のなかを、ご苦労なこっちゃ」と、早めにコース譲ってくれたんです。
d0007653_857413.jpg                                  「ウ~ン、感謝感謝
風速十八メートル、時として二十メートルの風をアビーム(横風)に受けて、三浦半島・油壺から房総・富浦港まで。
おかげで真一文字に直進出来て、東京湾横断の所要時間記録を更新(一時間五十分)して突っ切れた。
東京湾のほぼ中間辺りで雨は上がり、青空も覗いたものの、飛沫というよりも、バケツで海水を叩きつけられる格好です。
風邪気味三人が乗船を見合わせて見送りに回ったから、クルーは四人。
帰港後に食ったインスタント汁粉のウメ~こと、ウメ~こと。
手先かじかんで、もやい結ぶのにも一苦労の一日(二十三日)。                                      【シュンちゃん】 
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by molamola-manbow | 2009-02-24 09:13 | ヨット | Trackback | Comments(4)
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Commented by antsuan at 2009-02-24 09:33
オーッ! 熱き血潮が燃えていますね。
こちらはハーバーには寄ったものの、注意報が出ていたので出港しませんでした。

Commented by molamola-manbow at 2009-02-24 10:31
antsuanさん、浦賀のベラシスで新持ち主を探しますから、Hinano
とサヨナラも間もなく。
この程度の風に気持ちよく走るイ~船です・・・・・。


Commented by つーせ at 2009-02-24 15:26 x
海から風からフネからカモメから、たっぷりのエネルギーを頂いた一日でした。
最後にスゴイ、凄い、すごーーーい!!!チカラを頂きました。
バケツで海水浴びせられ涙のしょっぱさも何処へやら。
心の内で、ありがとー!ありがとー!の連呼でした。
Commented by molamola-manbow at 2009-02-25 15:33
途中で雨は上がったけど、晴れオトコの員数足りませんでした。


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