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2009年 06月 24日

ひなびた漁村の昔を想う

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梅雨ひと休みの江ノ島から片瀬の東浜を遠望し、夏の太陽にはそぐわない感傷を味わった。
東京五輪を機に様相を変えたこの辺りのクルーザー溜まりは、ナガ~イ櫓をうしろに突き出した手漕ぎの磯船三丁ほどを引き揚げれば、それだけで砂が見えなくなるほどの小さな舟置き場だった。
鹿児島の山中、川内(せんだい)川の支流の町で泳ぎを覚えて、川の水を口の中に出したり入れたりしながら泳いでいた小学校の五年生は、岩礁勝ちのこの小さな浜から海に入って、飛び上がった。
口の中に出し入れし、飲み込むこともできた川と違って、とてつもなく辛いことを知った瞬間である。
川とは異なる海中の色彩に驚き、夢中になった。
豊かな生物群に仰天し、潜り、釣り、ヨット・・・・・、海ナシでは生きられなくなった初めの一歩がここだ。

対岸みても今は白い砂がコンクリート色に変わり、ふもとに龍口寺などの寺社を持つ緑の片瀬山もビル群に隠れた。
ベラや海タナゴ等の小魚を透かし見ることの出来た透き通る海は・・・・・。

「きれいなところだったのにな~」、「海の水、しょっぱかったな~」の梅雨の晴れ間。
そういえば、櫓を操るひとり船頭の磯船も全国の浜から消えた。
何処に出掛ければ会えるのでしょう?
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by molamola-manbow | 2009-06-24 08:40 | 潜り・磯釣り・海 | Trackback | Comments(4)
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Commented by amamian3 at 2009-06-24 20:27 x
高級マンション?ですかねぇ・・・
「江ノ島」や「鎌倉」「厨子」の名前で それだけでも値が上がったのですね。・・・学生の頃 海の匂いを求めていました。 おしゃれなヨットの姿に「異国」を感じたもんです(笑
Commented by saheizi-inokori at 2009-06-25 07:16
山本周五郎の「青べか物語」を読んで小説の舞台を訪ねたらコンクリートの護岸とテトラポットばかりでがっかりしたのはスデに45年前のことでした。
田舎にいけば?山陰の海辺を訪ねてみようかと思っています。
Commented by molamola-manbow at 2009-06-25 07:50
amamianさん、また旅にでたのかと思ってました。
しばらく引越しには気付かなかった。
あんなにでかい赤字で告知してたのに・・・・・。
画面いっぱいの"音"、いいです!
Commented by molamola-manbow at 2009-06-25 07:56
saheiziさん、モデルは確か『吉野家』
あの辺りは確かに高いコンクリートに囲まれて、川を見ることが出来なくなっている。


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