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2009年 01月 31日

ヘシコの王様 フグの卵巣

小さな紙包みを差し出しながら、弟の連れ合いは申し訳なさそうに付け加えた。
「あのう、食べ掛けなのですが、いいですか」
北陸は石川で仕事した弟、酒飲めないくせに珍味の類いを持ち帰ったのだという。
開けてみると『ヘシコ』の王様、フグの卵巣を糠漬けにしてねかせ、猛毒テトロドトキシンを抜いたヤツです。
d0007653_17194438.jpg我が家の兄弟、何でも食べて見なければ気のすまない長姉を除くと、珍味、珍品、ゲテモノの類にはソッポ向いて手を出さない。
オイラもスッポン、柳川鍋を気味悪いと見なして、食わず嫌いを押し通す。
そんなオイラに輪を掛けて極端なのが弟で、そこいら中に好き嫌いが転がる。
「こんなにほぐしちゃったりしないでね、薄切りにして焼いてからお茶漬けにすると美味しいんだよ」と薀蓄述べて頂くことに。
「ア、そうやって食べてみたのかい。でも塩辛過ぎるってか、こりゃだめだ」
きっと頂いてきたものなのでしょう。
オイラも大好きだと言う訳じゃないから進んで手は出さないけど、酒飲みはチビチビ摘まんで重宝がる。
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by molamola-manbow | 2009-01-31 09:43 | 酒・宴会・料理
2009年 01月 30日

赤提灯

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『ウォーターフロント』などという言葉が持て囃されるずっとずっと以前からのウォーターフロント。
勝鬨橋の架かるまでは、焼玉の音響かせる渡し舟が通った佃島を斜に見る対岸に勤めるサラリーマンがmailしてきた。
住まいは我が家の三つ先が下車駅。

「思い掛けずの早上がり、七時ジャストには着地できますけど、ご都合は如何でしょう?たまには赤提灯なんかで一献と思いまして・・・・・」

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「いいよ~」と返信しつつ、頬に笑いが浮かんで来ちゃいます。
昨年の秋口からこちら、お前さんに呼び出されてフラリと入る小田急線の駅前飲み屋、赤提灯こそ吊るしてないけど、ほとんど全てが赤提灯と変わりない店じゃないか。

改札口に着地する約束の時間より十分ほど早めにウチを出て、普段は通らない大通りなど歩いて、最も赤提灯にふさわしい店選びながら駅へ。
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赤提灯ぶら下げた店、結構あります。
女優・洞口依子さん御贔屓のお店(↑↑)からは外に人声漏れてきたけど、残りのお店は「シ~ン」。
曇りガラス越しだけど、お客さんの居る様子が伝わってこない。
私鉄沿線の飲み屋、立て込むのは十時を回ってからだろうと思いつつも、トヨタさん、ホンダさん同様の荒波、赤提灯にも感じます。
二人してドッコイショと腰を下したカウンターも、手持ち無沙汰なご主人の頬杖テレビだった店。

d0007653_20371142.jpg以下はひと昔前のお話し。

奥佐渡の寒村、宿で夕食頂いて、物足りなさ感じて一杯飲みに外に出た。
真夏の宵、海を渡る風は心地よく、下駄ころがすオイラたちも五、六人居たから退屈はしなかったけど、飲み屋探しには往生した。
横丁に入って角曲がった時に、遥か彼方から酒の匂い運んできた赤提灯
格子戸開けると仕事終えた漁師さん大勢、おいしそうに飲んでて「ま、一杯やれ」
赤提灯までが元気なくしちゃ、いけません。
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by molamola-manbow | 2009-01-30 11:08 | 酒・宴会・料理
2009年 01月 29日

酒器展覗いて「ムム?」

七時の閉館時間までにギリギリ間に合いそうだったので、用事のあった久我山から三軒茶屋に回って世田谷文化生活センターの『伊丹国際クラフト展』(今月末まで)を覗いてきた。
展示品は酒器および酒盃台など。
作品群のなかでいたく気に入ったのはコレ(↓↓)。
『はてな?』と首を傾げさせて、説明読んでから「な~るほど、こんなので贈られたら感激しちゃな~」と。
何であるか、判るでしょうか?
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用途のヒントは、作者・泊里(とまり)涼子さんの名付けた『オカモチ』。
そうなんですね~、留めている左右のカスガイを外して板を分解すると、中カらワインボトルの大きさですから、720CCの酒壜が出て来るんです。
板と板との隙間も絶妙で、「何やら壜は見えるけど、はて?銘柄は・・・・・」
こんなので貰えば、ただの吟醸酒が純米大吟醸にだって化けそうな気がします。

道具を持たないmanbowには、壜の形に板繰り抜くのは難しかろうが、「カッター使って厚紙切り抜くことは出来るかも」な~んて考えたり。
問題なのは、是非贈りたい"麗しきlady"を作らねばならないこと。
試作は可能でも、こちらは難しい
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by molamola-manbow | 2009-01-29 01:10 | ホビー
2009年 01月 28日

友あり プレゼント来たる

目分量にして縦横15×20センチ程の小さなアルミのトランクが宅配便で届いた。
開けてみたのがコレ。
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d0007653_1105740.jpg数日前、電話が鳴るので出たところ、「まだくだらない工作してるのかい?」と受話器の向こう。
面倒臭い注文出されては困るから言葉を濁していると、「どんな器具使ってるんだい?」と、畳み掛けて来る。
「百円ショップのヤスリいろいろだ~。あれはアカンね、すぐに目が丸くなる」な~んて受け答え。
「フ~ン」で電話は切れたのだったが、探りを入れてきたのはコレのためだったのですね~。
二十八日はオイラ、manbowの〇〇歳の誕生日。
奇特な御仁のありがたいプレゼントに感謝し、久しぶりに何か削り出さねば。
幸い象牙の端材も残っている。
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by molamola-manbow | 2009-01-28 08:25 | ホビー
2009年 01月 27日

塩原湯の煙突解体

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キリリと引き締まった冬晴れの青空が戻った二十六日、地元経堂・すずらん通りのお風呂屋さん『塩原湯』のエントツ解体工事が始まった。
「ムムッ、ちょっと話が違う
二十四メートルと言いますからビル八階建ての高さ。
manbowの友人、鳶の親分の話によると、八階建てのエントツの頂上に仁王立ちになり、「ハンマー振り下ろし振り下ろし、熟練の職人が頂上から叩き割りながら降りてくる」
大分話が違うぞ、第一エントツがスッポリ幕で覆われちゃったから最大の見せ場、"柳材の特製ハンマーで叩き割る職人ワザが見物出来ね~!!
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ニッカーポッカーにハンチング被った親方つかまえると、「オウオウ、ソレソレ」と大層嬉しそうに話し始めた。
「ご存知の御仁がおいでか。ヤナギのハンマーね、今じゃ骨董だ~。ウチの職人もやっとったけど廃(すた)れちまった。廃れの原因は効率の悪さですワ。ハンマー使って叩き割ると、五日から一週間掛けねば倒せない。それが三日だ。知ってるかい?、ハンドクラッシャー(クレッシャーかな)。機関銃の様にダダダ~ッと、今じゃドリル使って崩す方法が幅きかせてる」
ウ~ン、残念、そんな表情が出たのだろうか。
「途中まで崩したら、こちらにスペースあるから横倒しにする。そうだな~、三日目(水曜日)だ。コレ見物したら」
天辺からハンマー振りかざして崩す名残り。
崩したレンガを次々に煙突の中に落として、周囲に少しも破片を飛び散らさない名人技に伺えたものの、興味は凹んだ。
猛烈なススと土煙をホースで水掛けながら封じて焚き口に落す手際のよさを見物し、エントツ解体作業の顛末、コレにて終了です。
小田急沿線のタウン誌『わたしの世田谷』に「写真撮りに来い」、な~んてお節介も、や~めた。
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by molamola-manbow | 2009-01-27 08:54 | 地元・経堂
2009年 01月 26日

里帰り

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「一年に一度、ニッポンに帰れること」
こんな項目、誓いの中に入れさせて国際結婚した大和撫子が北京から里帰りしてきた。
で、豪徳寺のお蕎麦屋さん『あめこや』へ。
d0007653_10483327.jpg今は昔の上海留学時代に知り合った連れ合いの友達三人の「お帰りなさい」だから、オイラは余所者なんだけど、「蕎麦屋と聴いちゃあ機会逃せね~」の押し掛け。
今回の里帰りは、母君の古希の祝い。
尋ねると、オイラと同じ一月二十八日が誕生日。
連れ合いの留学生仲間には、何時も合同で誕生日を祝い合っている、やはり一月二十八日生まれの小姐がいる。
二人して押し掛けて、「オイラたちも同じ日に生まれました~、な~んてどう?」な~んて。

三毛の野良猫を飼うことにした経緯から、北京のペット事情のお話へ。
捨て犬、捨て猫がオリンピック終わって、大層増えているのだそうです。
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by molamola-manbow | 2009-01-26 10:44 | 酒・宴会・料理
2009年 01月 25日

こりゃイケル 隼人町の『心』

「旨い芋、これが第一条件」
「ほかに条件出すとね、女性も来るから口当たりは極柔らかいのがいい。生でグビッとやって、顔見合わせて頬緩ませちゃうようなの。もうひとつ、だ~れもお眼に掛ったことのないヤツなら、なおいい」
ご主人、天井見上げてたかと思うと、奥の冷蔵倉庫に消えて一本下げて出てきた。
「じゃ~これだ」
自宅から歩くと十分少々掛るけど、このような酒屋がある幸せ、居心地の良い飲み屋を知っているのと同じぐらいに価値がある。
「酒場の数は浜の真砂でしょうけどね。恐らく東京広しといえども十店と置いていない。村から出ないんだ。限られた地域で捌けちゃって、鹿児島市内でもお目に掛るの珍しい。コレのんだら焼酎の常識、見直しちゃうよ」
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おいしいから地域の人たちだけで飲んじゃって、外にはなかなか流通しない。
朝夕の寒暖の差が大きい北鹿児島・大口盆地で生まれる伊佐錦・伊佐美なんかはそうだった。
だから、焼酎は『伊佐の三酎(伊佐大泉を含め)』飲んでりゃ事足りる。
な~んて思っていたけど、この考え、捨てなければならなくなってきた。
d0007653_1640012.jpg世田谷・赤堤の酒屋、朝日屋のご主人が選び出して呉れた一本ぶら下げて参加した宴会、「ソン所そこらに転がってる酒と一緒にするな~」ぐらいを強調できればそれで良かったのに・・・・・。
一口含んで「旨いッ」とあちこちから。
酒は嗜好品、それぞれに好き、好かんは有って当然だし、すぐにチャチャを入れるへそ曲も居たのに、ただただ「旨いッ」と、ただそれだけ。
鹿児島空港の真南、隼人(はやと)町・日當山醸造の『(隼人)』、地域からなかなか外に出ないお酒らしいけど、見掛けたら是非お試しを。

ニッポンのお酒、特に焼酎は『一蔵一銘柄』で売ってきたのに、最近は滅多矢鱈のラベルラッシュ。
酒屋訪れても迷っちゃうでしょうが、「一蔵一銘柄に準ずる蔵元は確か」だそうです。
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by molamola-manbow | 2009-01-25 08:15 | 酒・宴会・料理
2009年 01月 24日

ナゾの飛行物体

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野暮用で東京のウォーターフロント・天王洲のJALビルを訪れると、二階ホールのオープンスペースにこんなものが飾られていた。
宮崎駿監督のアニメ『飛ぶ機械たち』(多分こんな題)に登場する飛行物体らしい。
アニメの世界の役者とは思えないほど、細部にわたって"らしく"作られているのでカメラを向けた。
 「フムフム、チョウチョのように羽バタバタさせながら飛ぶんだね」とか。
「ホホウ、二気筒、いえいえ反対側にもあるはずだから四気筒エンジンだ~」とか。
眺めながら文句もいう。
「後方の車輪ないな~、これでは着陸する時往生するぞ。後に突き出した突起物が車輪の代わりなら、一発でポッキリだ」。
「アニメだよ、アニメ。それらしく作ればいいんだ」と頭の隅から陰の声。
な~るほど、それもそうだけど、バタバタ羽ばたいて飛んだら面白い。
洋の東西、羽ばたき飛行機はまだだ~れにも造れないんですよね~。
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by molamola-manbow | 2009-01-24 08:02 | ホビー
2009年 01月 23日

  カラス

d0007653_2214791.jpgある朝、ベッド脇の窓を「コツコツコツ」と叩くモノが居るのよ。
もう、ビ~ックリしちゃって、ほんの少しカーテン開けて隙間から覗くとネ、小首かしげたカラスが一匹こっちみてるの。
少しもワタシを怖がらないから、台所に走って残り物探して与えたワ。
そしたら、おいしそうに食べるのよ、ときどきコッチ見上げたりして。
きっと前住んでたヒトが馴らしたんだワ、と思ったから引き継ぐことにしたの。
毎朝ご馳走あげてる。
可愛くって、可愛くって、朝起きるのが楽しみ!!

テレビの暇ネタで知ったのか、本で読んだのか。

カラス好きのオイラも、是非こんな間柄になりたいと、時々屋根の上に餌放り投げてるけど、なかなか仲良しにはなれない。
釣った魚を外で捌いたり、秋刀魚の燻製作るために外で準備したりしていると、何処からともなくやってきて、おこぼれ放り投げて貰うのを電線に並んで行儀よく待つ。
間柄としてはこんなモノだ。

d0007653_18205933.jpgそんなオイラをあざ笑うように、誰かが道路脇のゴミ収集所にカラスを吊るした。
「このヤロウ」と思ったのは『幽霊の正体みたり枯れ尾花』。
道路にはみ出した庭木を剪定した痕(あと)の切り株(↑↑)、コレがベランダからは色こそ違え、吊るされた"灰色ガラス"そっくりに見えたのです。
「直ぐに取り去ってこい」な~んて連れ合いに命じちゃったりして。

でもね~、カラスを大好きだと思っていても、子育てのシーズンに自転車で隣町走ったりしていると、背後から「早くどっか行け~」と襲われる。
カラスに認められているのは地域限定、限られた近所だけなのです。
朝起きると「コッコッコッ」、羨ましいな~。

こちらは近所のカラス除け(⇧ ⇧)。
吊るされているすぐ近くの塀で、ホンモノは恐れもせずに遊んでます。
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by molamola-manbow | 2009-01-23 10:29 | 犬・猫・蛙に動植物
2009年 01月 22日

観たい 煙突解体!

「あのね、ハンマー一本、大刀のようにストーンと腰に落として登るんだ」
「ウンウン」
d0007653_21135794.jpg「ダダのハンマーじゃ~ないよ。柄は柳材使った特製だ。コイツじゃないといけない。振り上げると少しばかりしなりが来るハンマーを使うんだ」
「・・・・・・・・・・」
「登り切るだろう。そしたら天辺にスックと立つんだよ。両足で縁んとこ突っ張りながらね」
「ウヒャ~だね~、高所恐怖症にはとてもじゃない」
「スックと立ち上がる。さ~てお立会いはそこからだ」
「どうするんだい?」
「ハンマー大きく振りかぶって、足元目掛けてドン、だよ」
「そんなことしたら、踏ん張ってる足元崩れちゃう。落っこっちゃうだろう」
「そこが熟練のワザさ。無闇矢鱈にブッ叩きはしないさ。塩梅計って、柳のしなり生かして、ソウ、他人にマネ出来るワザじゃないね。絶妙の力具合でドーンと打ち下ろす。そうやって少しずつ崩すのさ。破片は少しも散らかさないよ。内側に内側にと落して行くんだ」

凄い話です。
何がって、銭湯の煙突の解体作業、ハンマーで天辺から叩き割り、少しずつ破片を煙突の中に落とし落とし降りてくるんだと。
遥かな上空に立ち上がり、たった一人で狭い足元を崩しつつ!!
釣り倶楽部『新宿魚連』の鳶の親分からこんな話聞いちゃあ、是が非でも見物していなければなりません。

去年の梅雨時に廃業した地元経堂・すずらん通りの『塩原湯』、ようやく解体作業(二十一日)が始まって、湯殿がぶち壊された。
関心事の煙突は・・・・・。
ビルを解体する時のように、根元に爆薬仕掛けて一気に下に崩すものと考えていたけど、親分の話、本当のようです。
ダイナマイトでド~ンには不必要な足場が組まれ、煙突は四角く囲まれて一日の作業は終わった。
柳のハンマーの出番、もう秒読み態勢、雨となった本日は大丈夫だとおもうけど、気付いたら終わってた、な~んてことが無いように、厳重に見張っていなければなりません。
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by molamola-manbow | 2009-01-22 10:05 | 地元・経堂