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2010年 10月 31日

貨客ヨット 五島クルーズその⑤

メインセールを引き揚げたり、降ろしたり、ジブセールを広げたり、たたんだり。
その他イロイロ、用途に応じて使い分けるシート(ロープ)類をマストの天辺に登って装着し直すことから始めて、二十一日の出港準備は、バウに小型ディンギー『シーホッパー』を積み込んで完了した。
d0007653_7473568.jpg玄界灘をディンギーで走破する勇者は居ないかい?、史上初の快挙達成かもしれないよ、Hinanoが伴走役を務めるよ」
な~んて話があって、一人手を挙げるオトコも出たディンギー、うねり伴った波っ気たっぷりの海上とナイトクルーズによる出港で、沙汰止みとなった大型荷物の積み込みです。
「フェリーで運んだら、経費はどのくらいになります?」
「そうですね~、トラックのレンタル料など加算で三十万かな」
「ヨ~シ、請求書出しましょう、"貨客ヨット"の初仕事です」
そんなジョーク交えながらの積み込み、42フィートもある『HINANO』ならではの余裕です。
ジブセールの操作に何らの支障もなく、スッポリとバウに納まりました。
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福江島の西海岸・荒川まで運んだディンギー、持ち主は島のおまわりさん。
休みをとったおまわりさんには大歓迎を受けました。
ご馳走だ~くさんの差し入れ。
官舎の一室が開放されてクルーは一夜を過しましたし、新米の朝食まで頂いた。
何時までもいつまでも、豆粒のように小さくなるまで、届けたシーポッパーで『HINANO』を追ってくれて、「ココ、荒川の玉ノ浦は日本記録を何度も更新してる大型キスの本場だよ。夜釣りでカマスが挙がるよ。アジなぞ岸壁でバケツいっぱいだよ。ディンギーには広過ぎるぐらいの静かな海面がひろがってるよ~ッ
ひと風呂三百円の町営温泉といい、誘惑の手を振りのが困難な海です。
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by molamola-manbow | 2010-10-31 08:48 | 長崎・HINANO | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 30日

肝冷やした夜 五島クルーズ④

豆名月の夜、西彼杵(にしそのき)半島の北端・横瀬の船番所を出て福江島南端に舳先を向けた『HINANO』は、ほぼ真後ろからの風をポートタックに受けて走っていた。
6ノット強の機帆走、微妙に角度は違うんだけど、風と同じ方向、九州本土側からうねりが来ていて、コイツに乗ると「サー~ッ」な~んて舳先の波切り音が変わった。
薄雲刷いたベール越しの豆名月だけが残念なナイトセーリング、「スピン向きの風」にも不満はあるけど、そうそう贅沢ばかり言ってちゃ罰が当る。
いい船、いい夜、いいメンバーのクルーズ、『HINANO』だってサーフィン楽しんでいるんだ。
自然相手のお遊びは、その時々の大自然に従うのがルールです。
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バウ・キャビンに顔突っ込んだ黒い影の密かな声が呼び掛けます。
「センチョウ、センチョウ」
眠りを妨げられたのは、未明にはまだ間のある三時過ぎ。
「ココじゃないよ」と応えたついでに時間確かめ、「(ワッチ交代まだ)あと三十分」と再び寝に入ったその時刻、コックピットでは『オールハンズ』の大声張り上げて全員叩き起こすべきアクシデントが起きてました。

d0007653_8371443.jpgマストに吊り上げたメインセールの下部をピーンと張る役目を担い、マストとグースネックで繋がってる丸太のようなブームを、下から引っ張っているブームバンク(→→)。
コイツは常に跳ね上がろうとするブームを固定すると同時に、セール角を調整するハンドル役も担った重要装置、コックピットに埋め込まれた左右にスライドする『メインシート・トラベラー・トラック』(↓↓)と繋がっています。
その、二つの装置を繋ぐ留め金、シャッフル(赤いテープで巻いてある)がとんだのです。
とんだと言うより、日本刀で切り落としたように、ステンレスで出来た丈夫な金属がスパッと切れたのです。
うねりに乗っかって波頭から谷底へと滑り落ちる際に、『HINANO』の方向が変わって起こったワイルドジャイブ。
右から左へとおおきく首振ったブームの衝撃で切れたのです。
暴れるセールと長くて太いブーム
コイツにドーンとやられては、アタマカチ割られて素っ飛びますから、舳先を風上に向け、セールを降ろし、引っ掛けたロープでもって、『逆Vの字型』にブームを固定してやらなければなりません。
口で言うのは簡単だけど、ウサギ跳ぶ海と、できることなら真昼の事故であってほしい真夜中です。
manbowは「あと三十分」の白河夜舟の最中でしたけど・・・・・。

乗員総計十人の内、頼りになるクルーは四人だけ。
私を含め、その他大勢は有象無象組ですから、『オールハンズ』じゃなかった方はベストだったのかも知れません。
ウロウロされちゃあ、邪魔になるだけのクルーですから。
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滅多に起こらない事故だけど、ソノ"滅多"が起こるのが自然相手のお遊び。
様々なアクシデントを経験し、ソイツ乗り越えて行かなければならないのもルールです。
ソノ様々を「数多く経験したが勝ち」なんですよね~、クルーは。
乱暴な言い方ですけど・・・・・。

写真の応急処置でメーンセールを張り、予定の日程もほぼ狂いなしに消化です。
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by molamola-manbow | 2010-10-30 09:24 | 長崎・HINANO | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 29日

豆名月の夜だったのに・・・・・ 五島クルーズその③

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五島列島の南端に位置する福江島へと、玄界灘を行く『HINANO』の上空に星はなかった。  
上等のシフォンのベールさながらの雲をかぶって、鈍い光を放つ真ん丸いお月だけが波っ氣の強い西の海を照射している。
十月二十二日は旧暦の九月十三日、豆名月の夜です。
刷毛でひと撫ぜしたようなウス~イ雲を無念におもい、ついつい昨年の同じ時期の玄界灘と比較しちゃう。
「絶好のムーンライト・クルーズを半減させやがって~」と、『HINANO』を追って天空へと昇る月を恨むこと恨むこと。
その仰ぎ見ること何十回か目でした。
でっかい傘を広げちゃったことに気付いてしまった。

「そんじょそこらの"お天気男"と一緒にしちゃあいけね~。オイラの場合はアタマんところに形容詞が入るんヨ。人呼んで"天下御免の天気男"だ~
な~んて、自慢したこと、blog上でも幾たびか。
ソイツが昨今の異常気象に歩調合せて狂いだし、五日間の八丈島キャンプ(八月)も快晴たった一日で過さなきゃあならなかった。
「尾を引いてやがる」と思わずにはおれない天空模様です。

胸を過ぎったイヤ~ナ予感・・・・・、とんでもないアクシデントとなって跳ね返ってきました。
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アクシデントは長くなるので明日に回すとして、ついでだからまとめましょう。
クルーズ二日目の午後から長崎・出島ポンツーン帰着(二十五日)まで、カッパを手放せない日々が続くことになりました。
帰京の便(二十六日午後)が計器不良で欠航となり、長崎空港で二時間半も空席待ちです。
パソコン操作を誤り、写真のほぼ半分、大切なショットをタ~クサン無くすことになっちゃいました。
ケンケン釣りのカツオ、岸壁からのコアジの釣果、ナイトクルーズの模様、そして荒川で出会った可愛い親子に、船ご飯と歓迎攻めの大御馳走・・・・・、み~んなパ~です。
ゴミ箱からも消しちゃったのです。
素人には画像の復元、できません。
カメラに残っていた画像だけが頼みのレポートになっちゃいます。
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by molamola-manbow | 2010-10-29 07:57 | 長崎・HINANO | Trackback | Comments(4)
2010年 10月 28日

♪瀬戸は日暮れて 五島クルーズその②

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d0007653_985748.jpg長崎空港の浮かぶ大村湾と玄界灘をつなぐ針尾ノ瀬戸、最狭部分の幅はたった百七十メートル程しかない。
何処がその最狭部なのか、何処もかしこも狭くって見当は付きかねるけど、橋を架ける費用を考えると丁度この辺り。
くぐった鉄橋・西海橋の下辺りでしょうか。
日本三大急潮のひとつ針尾ノ瀬に流れ込み、流れ出す潮は最大時十ノット。
ヨットなど太刀打ち出来ない速度で流れるから、『HINANO』がココを抜けたのは潮とまりを利用した二十二日の午後三時過ぎでした。
目指すは目と鼻の距離、といってもヨットでは小一時間かかる『横瀬の船番所』(地図の赤丸)ポンツーン。
d0007653_9321461.jpgここのバイキングでたらふく腹を満たし、日暮れの遅い西国の空もとっぷり暮れた八時にいざ玄界灘へと帆を張りました。
第一目標の福江島西岸・荒川到着を翌朝午前十時過ぎと予定した十四時間のナイトクルーズです。

針尾ノ瀬戸の中間では、周囲の海底さらえばお賽銭の硬貨ザクザクであろう小さな鳥居の弁天島と、高さ三百五十メートルを越えるコンクリート製の三本の電波塔が眼に飛び込んでくる。
旗艦・『長門』から打電された有名な一文「ニイタカヤマノボレニ〇八」の暗号を受信したのがこの塔。
一九四一年十二月八日、戦闘機の真珠湾突入を知らせる「トラトラトラ」の連打もこの塔が受信し、歴史は太平洋戦争へと流れた。
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by molamola-manbow | 2010-10-28 10:00 | 長崎・HINANO | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 27日

また喰いっぱぐれた 五島クルーズその①

d0007653_3454215.jpg海の愛嬌者と呼んでいいでしょう。
カラダ中がカタ~イ甲羅で覆われてて、小さな尾びれと胸ひれだけでチョコチョコ泳ぐサカナ(→→)。
潜水に達者であれば、追い掛けて手掴みもできる箱河豚を称して長崎・五島列島では『カットッポ』と呼んでコイツの姿焼きを名物料理にしています。
甲羅の腹っ側をくり抜いて内臓を抜き、河豚族特有のでっかい肝と一緒にネギ、生姜、大葉等々の香味野菜を味噌と一緒に刻み込んでからもう一度腹の中に戻します。
そうやってから切り取った甲羅で蓋をして直火の上で焼いた味噌味の姿焼き、とっぷりと焼酎も注ぎ込むんです。
左程食いしん坊じゃないけれど、河豚はおいしいサカナの代表各だし、料理法はユニークだし、話の種に打って付けだし
そんな訳で、二十二日からのクルージングでは"機会あらば"と狙って船出したんですけどね~。
またまた喰いっぱぐれで終わってしまった。

d0007653_526364.jpg世界最初の海上空港・大村湾に浮かぶ長崎空港近くの八幡港から42フィートのクルージング・ヨット『HINANO』に乗り込み、最初に目指したのは福江島西岸の深く入り込んだ港の奥にある・荒川温泉。
小料理店の一軒や二軒、「何たって温泉だ~」のイメージ描いて訪れて、飲み屋あちこち探したんですが、赤提灯すらないひなびたところ。
立派な町営温泉に付属する旅館までが閉鎖されてて、『カットッポ』どころじゃありません。
クルー独占で温泉だけは堪能してきましたけど。
いざ出港は賑やかに(←←)。
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by molamola-manbow | 2010-10-27 05:48 | 長崎・HINANO | Trackback | Comments(4)
2010年 10月 21日

  考古学者・篠遠喜彦が輝いて見えちゃった

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副題(石器時代の遠洋航海者たち)に惹かれて購入した『ポリネシア人』(片山一道著、京都・胴朋社刊)、投げ出したくなるのを我慢して読んだ。
南洋考古学の第一人者・篠遠喜彦博士(ハワイ・ビショップ博物館)がファヒネ島(ソサエティー諸島)の湿地から掘り出した古代カヌーの舷側板は、『HOKULEA's』の復元を可能にした重要な発見だった。
ポリネシアンはどの様な船で太平洋を制覇して行ったのか、そいつを見つけたんです。
このことをたった二行で片付けています。
曰く、「僥倖というものはあるものである。まさに僥倖としかいえない状況で、待望の一隻の大型カヌーが発掘されたのである」
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ホテル建設だか、テニスコート造成だかの現場の近くから出たのは事実である。
現場責任者から「クジラの骨が出たよ」と連絡があったのも事実だ。
でも、カヌー発掘には試掘穴をあちこちに穿ち、一年間余りをかけたんですよ。
フィールドワークには現地語習得が必須条件だと悟り、ポリネシア語の勉強から始めて、「地面ばかり掘り返している変なオジサン」となり、ポリネシア全域で『タオテ・シノト』(篠遠博士)と呼ばれるようになる。
こうした信頼関係なくして現場責任者から連絡など入らない。
『僥倖』の二字なんかで片付けられる発見じゃないんだ。

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ポリネシアンの身体的特徴表すための表( ⇦ ⇦ )も載ってた。
どの島の平均身長も m a n b o w より低くって、測定したのは明治かい?、江戸時代かい?と考えちゃう数字の羅列なんだけど、何処探しても測定年が書かれていない間抜けな表。
類い稀なポリネシアンの身体能力、コイツを理解しているのは人類学者なんかじゃなくてラガーマンだろうな~と思っちゃいますね。
真っ黒な衣装に身を包み、世界一の名をほしいままにしてきたニュージーランドの白人チーム・オールブラックスだって、要所にマオリのプレーヤーを配さなれば真底強いナショナルチームは作れない。
フィジー、トンガ、西サモア・・・・・、競技歴が浅くって、プレーヤー人口も薄い薄い国々なのに、いまや世界の強豪国です。
次のワールドカップが太平洋のど真ん中に渡ったとしても、少しも驚かない実力を蓄えてしまった。
脚が長くって、上半身はガッチリと逞しくって、『大男、知恵はからだに回りかね』と違って、俊敏この上ない動きもできるのがポリネシアンなんです。
文中には「そこら中に大男、大女がうようよ」とあるのに、益々表とは合わない。
高温気候が災いして骨の化石が残りづらい。
稲作に不向きな島のつながりだから、器としての土器の伝承がすたれ、葉っぱなどをお皿代わりに使うようになって行く。

全地球の三分の一占める太平洋の隅々まで、ポリネシアンがどのような方法で進出していったのか。
その解明を困難にしてるのは、遺跡、出土品が極めて乏しいためなのだけど、そいつに光明見つけたのも篠遠博士だった。
クジラの骨や貝殻で作られた釣り針の形状から、拡散の道筋と年代までを解明して行った。
千三百年代までに最後に残されたイースター、ハワイ、ニュージーランドまで、双胴カヌーで制覇した年代を解き明かしたんです。
筆者の片山一道さん、これにもイチャモンつけてて、二つの図( ⇩ ⇩ )を載せている。
左が篠遠博士らが解明した拡散図、マルケサスが放射状に散る分疑点、中継点になったとしている。
右はイチャモン図なんだけど、拡散図を単に曖昧にしたようにしか見えません。
しかも"最新の仮説"は、コノ不確かな図一枚、当然掲載すべき反論文が無いんだ。

文字を持たなかった民族が子孫に伝え残す手段、そいつは口承であり、神話、伝説の類いしかない。
だから、奇妙な神話でも、そいつの裏側を読むことが必要なんじゃないのかなあ。
と、思うんだけど、「彼らの神は口承伝説の中でかろうじて生きているに過ぎない」で片付けちゃってる。
『南太平洋のバイキング』とか、『石器時代のスーパーマン』とか、『ミステリー・アイランド』とか、形容詞ばかりをタ~クサン散りばめた本。

邪馬台国は何処にあったのか
d0007653_1437851.jpgd0007653_10421795.jpg九州説と畿内説で喧々諤々の東大と京大は有名だけど、日本の考古学界は妬み、嫉みの巣窟なのかも知れません。
「日本に旧石器時代は無い」とされていた学会に爆弾落とした、アマチュア考古学者の群馬・岩宿遺跡の発見は戦後間もなくのことだった。
連絡受けた明大によって、数年後には立派な報告書が出るのだけど、発見者・相沢忠洋さんの名前は捨て置かれた。
相沢忠洋さんの名前が世間に知られるようになるのは吉川栄治賞受賞(昭和四十二年)以降。
二十年ほども学会から無視されつづけるんだ。
十年ほど前に起きた東北旧石器研究所副理事長・藤村新一の石器捏造事件だって、嫉み、妬みの裏返し。
脚光浴びたいがために、自分で埋めた石器を、自分で発掘してたんですよね~。
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by molamola-manbow | 2010-10-21 08:00 | 読書 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 20日

男子厨房にはいる

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カンカン照りの猛暑続きに、グッタリと生気がなかった庭の片隅の紫蘇一株、何時の間にか盛り返していて、粒々の実ビッシリと付けていた。
ほっとく手はないので「もう少し置いといた方はいいかな~」と、頭では時期尚早を考えつつ、思い切って摘み取った。
d0007653_1444345.jpg思い付いたが吉日、時期など待ってたら忘れちゃいます。
そいつしごき取って、水洗いした粒々を陰干し半日で準備完了です。
夜には仕込みに取り掛かった。
日本酒で適当に味噌溶いて、ガーゼに包んだ紫蘇の粒々をその中に漬け込む。
『仕込み』と言ったってたったこれだけ。
"男子厨房に入らず"を頑なに実践中の男子だって、厨房以外でも簡単に出来ちゃう。
食べ頃になるのは何日後でしょう?
時折り冷蔵庫から取り出して、粒々掻き回してやれば立派なご飯の友、少し手間掛けて作ったスパゲティーの香味野菜役の出来上がりです。
刺身に乗っけてもおいしいんだ。

漬け込んで三日目(⇨ ⇨))の味見では、まだ早過ぎて味噌と紫蘇の相乗効果は出ておりませんでしたけど・・・・・。
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by molamola-manbow | 2010-10-20 07:17 | 酒・宴会・料理 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 19日

人生初の経験だ!

郵便受けに放り込まれていた封筒開いて、「ニコッ」と頬が緩んじゃいました。
manbowにとっては秘密のベールの奥の奥。
ただの一度も、片足すらも踏み入れたことのない女学校からの招待状じゃないですか。
万障繰り合わせて、招待に応じようと思ってます。
d0007653_1891861.jpg文化祭(来月三日)にご近所の方々ご招待・・・・・。
この話、実は創立八十年目の去年、学校側が計画していたことでした。
それが、インフルエンザの大流行で沙汰止みとなって、千載一遇のチャンスを逃したんですね~。
中止の源・インフルエンザを恨みましたもの。
そんな訳で招待状には増幅する喜びが有ります。
一緒に送られてきた小冊子に熱心に眼を通し、「オッ、バザーだ」とか、「スナック店も出るぞ」とか、文化祭には当たり前のことにまで胸ときめかせます。
オトコの先生も大勢いるんだし、守衛さんだってオトコです。
だから、有ったって不思議はないのに、「オヤオヤ、男子トイレまで有るぞ」な~んて。
いかに隅々まで小冊子を読んだか、このことからもお判りいただけるかと・・・・・。

鹿児島から上京し、最後の二年間を過した世田谷区立の経堂小学校も今年は創立七十年の節目。
クラスメイトの何人かは目の前の女学校へと進学したし、夏と冬のお休みの間を除けば、登校と下校の毎日二回、自宅の前通る黄色い声を時計代わりにしてきた。
そんなナガ~イ付き合い記念して、バザーでは何かゲットしなければなりません。
あるかな~、女学校だからな~。
創立七十年の母校からは、何ひとつ知らせがないな~。
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by molamola-manbow | 2010-10-19 07:11 | 地元・経堂 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 18日

夢を実現するオトコが居るらしい

飛行機のタラップ降りたその足で、ネクタイかなぐり捨てつつポンツーンブリッギへと急ぎます。
到着するやいなや、身軽くヨットに飛び乗つて「出港準備いいか~ッ」
周りグルリと見回すひと呼吸のあと、「よ~し、スターン(後尾)から順、モヤイ、レッコ~ッ(捨てろ=離せ)」と、声張り上げるんだそうです。

ハリウッド・チックな妄想はさらに続いて、「ラットの横には髪なびかせたマイクロ・ビキニの美女が必要だな。そうだ、ジョアンナ・シムカスがいい。"冒険者たち"のヒロインがいい!」ときたもんだ。
こんな妄想には、即座にチャチャを入れなくちゃいけませんね~。
「よせよ、シムカスだっていつまでも若くはね~ョ。そろそろ七十近いんじゃないかい?、それでもいいのなら構わないんだけど、若いシムカスは胸に刻み込んだままの方がいいんじゃないかな~」って。
d0007653_1245878.jpg
世界で初めて、海上に飛行場を作った長崎県大村湾の長崎空港は、こんな妄想を現実にすることができるんです。
飛行機を降りた観光客を、モーターボートに乗せて海路ハウステンボスまで。
その浮き桟橋にヨット待たせておいて、ヒョイと飛び移って玄界灘クルーズに出掛ける・・・・・。
写真に写るモーターボートがハウステンボス行きのシャトル便、堤防の様に見えるのが滑走路ですから、飛行機降りて十分と掛からないうちに空から海への切り替えが出来る。
大村湾に浮かぶクルージング・ヨット『HINANO』の誘いに応じて、ハリウッドのムービースターの真似したいがために、ギリギリの滑り込み狙って長崎空港に到着するオトコがひとり

大村湾の海上二キロのところに浮かんでた有人の蓑島を埋め立て、広げて、七十年代半ばにオープンした長崎空港。
住人は円満に離島してくれたのだけど、立ち退きを拒絶し続けている頑固者もいらっしゃいます。
「餌をやらないでください」の立て看板が、やたら目立つようになったタヌキ。
二十年前には看板なんか見掛けなかったから、随分増えてるようです。
ジョアンナ・シムカスに化けさせれば、妄想も大団円となるのですが・・・・・。
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by molamola-manbow | 2010-10-18 08:21 | 長崎・HINANO | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 17日

『武士の家計簿」 磯田道史講演会

d0007653_8361395.jpg新潮新書の新人ドキュメント賞を得た磯田道史(筑波大準教授)の講演会を知らせる張り紙と出会った。
堺雅人、仲間由紀江、中村雅俊、松坂恵子らが主演する松竹映画・『武士の家計簿』(森田芳光監督)の原作者を囲む会だ。
映画に関しては、「最後に観たのは何だっけ?」と腕組みしてもさっぱり頭に浮かんでこない門外漢だが、原作の『武士の家計簿』は掛け値なしに面白かった。
世田谷区内に展開する区営図書館、在庫を七冊だか九冊持ってるのに何時も全冊貸し出し中の札がぶら下がってて、手にするのに苦労した本でもある。

加賀百二十万石の御算用方を務めた猪山家の幕末~明治維新を書いた本。
日本中が揺動いた時代を幕府方、薩長方、どちらにも加担せずに動こうとしなかった大藩内部の、ソロバンだけで生きた一家の物語だから、大層地味に推移するんですけど・・・・・。

槍一本、刀一振りで乱世を生きた武士の姿とは対極に位置する、ある意味落ちこぼれの武士を克明に書いて一般武士の実像に迫ります。
出世するに従って増える使用人、親戚・同僚との交際費、用向きで訪れる上役宅への手土産、七五三とか元服とかの子供の通過儀礼の際の供応・・・・・。
現代のサラリーマン以上に厳格で堅苦しい。
今と同じで実権は女房が握ってて、旦那は女房から借金する。
実権握ってても三行半で離縁だから、女房はセッセとお給金節約して貯金に勤しむし・・・・・。

神田の古本屋の片隅で埃かぶってた和綴じのひとくくりから、著者はドキュメンチックに武士の実像を読み解いた。
聴くに値する講演会じゃあないでしょうか。

講演の表題(竜馬は誰がころさせたか)に気付いて、「タハッ、"武士の家計簿"じゃないのか~」となったのだけど、きっと話してくれるでしょう。
映画のスジはコチラ

                                    ▼期 日 十月二十三日午後一時三十分開場
                                    ▼会 場 天王洲アイルのJALビル・メーンホール
                                    ▼料 金 無料
                                    ▼主 催 (財)海音寺潮五郎記念館
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by molamola-manbow | 2010-10-17 09:27 | カテゴリー外 | Trackback | Comments(0)