2019年 04月 26日
相模湾の最西端、真鶴半島の先端部に注連縄を巻いて鎮座する三つの岩に繋がる岩場に、小型のクジラが打ち上げられたニュースを知ったのは11日だった。 季節が初夏へと移るこの時期は、新聞、TV、ラジオが判で押したような報道を始める。 サクラの一挙手一投足の報道だ。 サクラの季節が南から北へと移るのは自然の摂理であり、関東、東北地方を飛ばして北海道で開花が始まったりしない限りニュースとはいえないことがらを報じつつつ図家ㇽツ図家ㇽ。 そんな中でクジラが打ち上げられたニュースはキラリと光った。 でも、カメラを掴んですぐは飛ばなかった。 体長9メートルのコククジラだということ。 死んでかなりの時間が経過して腐敗が進んでいる個体だということをネットで調べてからおもむいた。 鄙びた町とはいえ真鶴は観光地です。 その観光地のど真ん中に珍客とあっては黒山の人だかりと予測し、15日まで出掛けるのを待ったのだ。 世間とのギャップを思い知ったのはパチリとやった後で訪れた三ツ石を眼下に見下ろす【見晴台】なる岬の喫茶店を訪れた際の店主との会話。 クジラ見物の訪問客は皆無に等しく、早く手を打って貰いたいのはクジラの撤去だとの訴えだった。 腐敗臭の凄まじさ。 このことは岬先端の遠藤貝類博物館でも聞かれ、解体作業を早く済ませて腐敗臭を断切らねば観光客は真鶴から消えるとの話にまでなつた。 骨格標本をつくるための解体作業が行なわれたのは19、20日で、この時は国立科学博物館の若い女学芸員が解体作業の話題を独占する事になった。 鼻が曲がりそうな悪臭を放つ青白い液体の中に両手を差し込んで必要部位を捜しだす。 観客には誰ひとりできないことを、顔色一つ変える事なくやって行く学芸員の姿に打たれたのだ。 神奈川県の西の玄関口・小田原駅の正面ロータリーにイチャモンをつけたのを最後に更新を止めたブログ。 最後の日付が24日で今回の珍客来真鶴が26日。 ここ等に二年間のブランクを隠す意図を感じてしまう。 ゲスの勘繰りかなあ。 #
by molamola-manbow
| 2019-04-26 19:26
| 今度は地元真鶴
2017年 04月 24日
小田原駅東口のロータローを俯瞰したショット、正面の道を真っ直ぐ進むと国道 1 号線と交わり、その先は御幸の浜、相模湾の広がりです。 駅ビルの天辺からそのロータリーを見下ろして、「ンンッ?」と首をひねったのは神奈川県の西の玄関口の欠陥でした。 8 路線が発着するバス乗り場への横断歩道が一本もない。 J R 、小田急線からバスへの乗り継ぎは、二階からのエレベーターなのです。 この事を知っていれば便利だと思う方もおいででしょうが、初めて小田原を訪れた人はそうは行きませんよ。 誰だって地上まで降りちゃいます。 そのロータリーを囲んで林立してるのは『渡るな』、『横断禁止』の立て看板だけ。 どうやってバス乗り場に行きつけるのか、その案内表示が見当たらないんだ。 すぐ目の前はバス乗り場でしょ。 『横断禁止』を無視して渡って、去年は死亡事故まで起きた。 バスへの乗り降りに熟知している小田原市民だって、「二階まで上がってバス乗り場へ」とは考えない。 タ~クサンが『横断禁止』を無視してるもの。 ロータリー地下の『 H a R u N e 小田原 』からバス乗り場へと行ける道はあるようだ。 しかし、神奈川県の西部に住んで5年以上が経つオイラにもわかりずらい。 二度も廃墟と化した地下街の再、再、再オープンは明確化のチャンスだったのに。 首都圏の奥座敷へと続く神奈川県の西の玄関口、見た目はきれいに整備されたかに見えるのに・・・・・。 15両編成の車両が発着する東海道線のホームから改札口への連絡階段がひとつしかないために朝夕のラッシュ時に殺人的大混乱が起きる小田原駅にも問題がある。 #
by molamola-manbow
| 2017-04-24 10:29
| 今度は地元真鶴
2017年 04月 23日
探し出したソイツがコチラの二人。 同一デザイナーかどうかの真贋は知らない方がいいね。 「今度はどんな飾り付けだろう?」を楽しみにして前を通るのが良いんだ。 小田原駅前のロータリーには他にもタ~クサンの蒲鉾店が店開きしているけど、前を通って楽しいのはココだけだもの。 老舗カマボコの店『籠清』、何時だって商品を正面に押し出さずにウインドーを飾ります。 小田原から登山鉄道に乗り換えて二駅目、入生田にはドーンとカマボコビルを建てちゃって、観光バスが横着けする同業者もおいでだけど、オイラにとっての『買うならココ』は『籠清』なんだ。 買い物をしたのはたった一度だけ。 お客さんを連れて行った時を数えても、まだ二度しか入っておりませんが、ファンなんです。 本店の重厚な店構えもステキです。 肝心の味、魚のすり身が嫌いなもので、一度も食べ比べをしたことが無い・・・・・。 完 成(⇩ ⇩) #
by molamola-manbow
| 2017-04-23 10:05
| 今度は地元真鶴
2017年 04月 22日
新宿二丁目に残る唯一無二の呑み処がビルの建て替えで立ち退きを迫られ、来月いっぱいで閉店することになった。 寺ちゃんが切り盛りする『 T ' s B e r 』、サックスの演奏家になる夢を描いて上京してきた東北海道の出、店には小さなピアノが置いてあって、時折り四重奏の演奏会を開いていた。 その『 T ' s B e r 』に神奈川県の西の外れから二週連続で通っている。 住いを移した真鶴に、まだ友は居ないから、「飲もうぜ」のお呼びがかかるとホイホイと出掛ける。 その行き先がたまたま『 T ' s B e r 』であったに過ぎないのだけど、あと一カ月で終わる店だから、焼酎のお湯割りからシングルモルトの G l e n L i v e t に切り替えて飲んだ。 「 2 5 度の焼酎をお湯で割った 1 5 度クラスから、 4 0 度への切り替え。 たった 2 時間で気持ち良くなっちゃって、カメラを取る出すのも忘れちゃいました。 つぎの機会には寺ちゃんを是非カメラに収めねば ! オカマバーだらけの新宿二丁目に初めて足を踏み入れたのは、札幌五輪の直後から。 「面白い飲み屋を見つけた」と、一年間を札幌で過ごした T V カメラマンから電話が入って、オカマバーに連れて行かれたのが最初でした。 以来 4 0 ン年もの新宿二丁目との付き合い。 釣り場での転倒がもとで包丁を握れなくなった高級スタンド割烹・『越路』のご主人の後を継いで、三年間引き継ぐことにまでなっちゃいましたもの。 その高級スタンド割烹があった路地がコチラ( ⇩ ⇨ )、照明赤々の右隣りにm a n b o w が"立て板として腕を振るった"お店はあった。 照明赤々のお店は当時はヌードスタジオでした。 トイレは越路と共同でしたので、出会いを期待して客どもは足しげくトイレ通いをしておりました。 客どもは全員が m a n b o w の友人知人の類い。 フラリと入店のフリー客はいなかった。 高級スタンド割烹だもの ! #
by molamola-manbow
| 2017-04-22 11:07
| 潜り・磯釣り・海
2017年 04月 21日
「有り難いとは思っていますがね~、必要なのはコッチ側じゃあないでしょ」などと。 4 月 1 日から稼働するようになった東海道線を跨ぐ歩行橋に設置した昇降台の事を言っている。 昇降台の完成で階段 2 0 段ほどを登らないで跨線橋の上まで行ける様になりましたが、必要なのは反対側なのです。 「コチラっ側の 2 2 段に対して、反対側の階段は 6 5 段もあるのよ」 「そうだったっけ?」と頷きますと、「向こうっ側は 1 6 段毎に踊り場があるでしょ。その踊り場で何時も息を整えるのよ。休まずに登ったことなど一度もない」 「向こうっ側は何時着工でしょう?」と、階段の数を知ってるお婆ちゃんに感心しながら相槌です。 海側に設ける話はないこと、聞いていますが、コレは話さなおいでおく。 だって伝聞の範疇だもの。 国道、河川、線路などで町が二分され、同じ町でありながらガラリと変わっちゃうところ、多々見掛けます。 真鶴岬の付け根部分に広がる漁師町を中心に発展した真鶴も、線路をを挟んだ海側と山側でガラリと様相が異なる。 一軒も商店が無いのが山側で、食料品の買い出しにさえ海側に出掛けなければ何ひとつ買えない。 トンネルで線路を潜る道は町の外れにしかないし・・・・・。 つまり、跨線橋は山側の住人の生活道路、 6 5 段の方にも昇降台は必要なのだ。 『要らぬお世話だ!』の張り紙(⇩ ⇩)、やはり 6 5 段側の設置予定はないのだろうか? #
by molamola-manbow
| 2017-04-21 09:32
| 今度は地元真鶴
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