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2008年 07月 22日

鳥羽パールレースにいざ出陣

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二十一日午前零時を期しての出陣予定を一時間半も繰り上げて、関東の外洋帆走レース界のエース『第一花丸』は神奈川・油壺湾を出航した。
目指すは黒潮に逆らいつつ、およそ百五十海里(1海里=1,852m)を西に下る三重県五ヶ所湾まで。
日本では一番長い外洋帆走レースになってしまった>『鳥羽パールレース』(二十五日正午前スタート、江ノ島ゴール)に参加するための回航である。
d0007653_415154.jpg一時間半もの繰上げ出航は、久々のロングとなる回航クルーのはやる心の表れでしょう。
総勢七人の回航クルーのうち、四人もが『Hinano』のメンバーなのです。
林立するマストを、ほんの少しだけ欠け始めた満月直後の月明かりが煌々と照らす中、滑るように油壺を出て行きました。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二十一日午前七時過ぎの静岡・下田沖からの携帯mail、
「ただいま神子元島をかわした。シイラもゲット
例の擬餌針を持たせた訳ではありませんけど、回航業務の最中にケンケン釣りを楽しむ。
さて、誰でしょう?
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by molamola-manbow | 2008-07-22 07:02 | ヨット | Trackback | Comments(13)
2008年 06月 14日

富浦漁港・おさかな倶楽部

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「オイラ達もやってみっぺいよう」
「近くにはラーメン屋だけだべ~、案外入るのと違ごうかいの~」
「もったいなかっペ~、部屋遊ばせとくのはヨ~」
賛成多数で決まったのかl、喧々諤々(けんけんがくがく)があったのか・・・・・。
d0007653_7124227.jpg房総・富浦漁港の一角でうるさく立ち働く人たちがいたので近寄ると、土、日、祝祭日限定の食堂開設準備であった。
"浜の台所"をキャッチフレーズとする富浦漁協直営の『おさかな倶楽部』、写真赤い屋根の辺りです。
頂いたパンフレットによると、沖の定置網から獲ってくる"朝獲り"の『魚介』じゃなくて『魚貝』をテーブルに出すらしい。
駅数にして三つ東京寄りの保田漁港には『ばんやの湯』なる食堂付きの温泉が出来、観光バスがズラリと並ぶ名所となった。
外来ポンツーン整備したから、ヨットで海からも来る。
お隣り那古船形漁港にも、生きている新鮮な魚の買える市場があって、観光帰りのお客さんを引き付けている。
きっと、冨浦漁協も「黙ってユビ咥えてる手はね~べ~」だったに違いない。
値段はお高め。
出来上がったばかりのメニューを見ると、伊勢海老がドーンと入った味噌汁の付く『お任せ定食』千八百九十円、一番廉価なのが七百円のサザエカレー。
一度は覗いて見るでしょうが眺めを含めて環境が悪い。
オイラはホンの少し歩くけど、イタ飯屋、『McPEACHI』を贔屓(ひいき)にしています。
d0007653_7212098.jpgソモソモ、磯の小魚から何から掛かった魚を根こそぎさらい、市場に出せない魚は捨てちゃう定置網漁、網目の大きさからしてスカン
稚魚を大人になる前に獲り続けてたら、海はどうなります、漁師さん、なのだよな~。

『月波』のスキッパーさんが講師を勤める次のHinano Yacht Schoolの教材はこれ(←←)。
三つ打ちロープのエンド処理です。
千切れたロープを、千枚通しに似たスパイキーなる道具で繋いだり、解(ほぐ)れない処置をほどこしたり・・・・・。
手強いですぞ、このロープ、海の底で眠っていたヤツですから、カチンカチンです。
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by molamola-manbow | 2008-06-14 07:48 | ヨット | Trackback | Comments(12)
2008年 05月 25日

  KENNOSUKE CUP 2008

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顔面に叩きつけるでっかい雨粒の痛いこと、痛いこと。
そんな雨粒に叩かれ叩かれ、三時間も我慢するなんて、オレ地上ではできない。
「クソ喰らえ~」と思いつつの東京湾横断、結構草臥れます。
どんなに痛くとも、雨粒を我慢して正面向いていないと、大きなたらいをぶちまけたような大波がやってくる。
完全装備の合羽着ても、パンツの中まで全身ずぶぬれ。
ホームポートの千葉・富浦漁港に逃げ込んだ時は正直ホッとしました。
二十五日午前七時四十五分、三浦半島・三崎港で舫いを解いた際が南西風十二メートル。
以後十五メートル、十八メートルと風は吹き上がり、避け切れない波に傷みつけられる三時間です。
強風に強い船ですから、いい風速ではありますけど、三角波はイケマセン。
「迫力満点の写真が撮れる光景だ~」と思いつつ、キャビンのカメラまで這い進めないクルージング、とうとう一枚も撮らず仕舞い。
三角巾程度にジブを出し、メーンセールは1ポン半で左舷開きのクローズリーチ。
何の不安もありませんけど、緊張はいたします。
そんな中を真上りで下田に帰る船、石廊崎を回らねばならない仲間・・・・・。
自然相手のヨットレースは、無事ホームポートに舫いを結んでゴールなのです。

d0007653_21375412.jpgd0007653_22265250.jpgd0007653_21442765.jpg d0007653_22591378.jpgそう、前日(二十四日)はKENNOSUKE CUP 2008、城ヶ島沖を舞台とするヨットレースでした。
天下御免の晴れ男の異名、名前だけではありません。
見事に降雨予想を覆し、レース中は一粒の雨も降らせなかったのですけど、出場十五艇がそれぞれに帰港する二十五日は荒れました。
もう一日、三崎港にお世話になった船も出たに違いありません。

d0007653_21484246.jpgアハ、「そろそろ成績を発表しろ」ですか。
書くことが一杯なのです。
例えばblog仲間の『あんつあんの風のふくまま』、『しおかぜ』艇で参加です。
確か十歳、幼いクルーが乗り込んで表彰を受けました。
Hinano』の成績ねえ・・・・・・・。
レースは予想通りには行きません。
d0007653_21494994.jpg一生懸命練習しても風は吹かないことには・・・・・。
帰港の際のような風、レースが中止になりそうな風だと走るのですけど、2m/s~5m/sあたりのレースでしたでしょうか。
三角コースを直前にソーセージに変更した弱い風に負けました
と、言って置こう、言い訳は得意ですから・・・・・。
ただし、練習の成果、ひとつだけ発揮できたのは収穫でした。
強烈な黒潮分流の逆潮に押され、西南ブイでの回頭に失敗、もう一度タックを加えねば回れなくなった際です。
この再タックにより、二艇に先を譲ることになりましたけど、何ひとつ問題なく、極めてスムーズに再タックを成し遂げたのです。
以前であれば回れ左しての再度の回頭チャレンジ、或いは審判艇の目の前でブイにゴッツンコ間違いなしのシーン。
この程度、当たり前と言えばそれまでですけど・・・・・。

                レースはからっきしだけど、パーテイーじゃでしゃばる真っ赤っかのHinanoクルー。
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by molamola-manbow | 2008-05-25 22:00 | ヨット | Trackback | Comments(9)
2008年 05月 21日

  ヒミツ兵器で敵に塩?

d0007653_749024.jpgシュノーケルのマウスピースをチョコチョコっといじり、その先に蛇腹のホースをくっ付けてあります。
口径の小さな方から空気を流し、太くて短い方を空気の出口とした器具です。
マウスピースは本来の用途と同じ、口にくわえてくわえた先を流れる"大気"を胸に吸い込みます。
圧縮空気じゃないところがスキューバダイビングとの相違点ですね~。
これ、『Hinano』のホームポートで親しくしていたモータークルーザーからの頂きモノ、と言うより分捕り品と呼ぶ方が正しいかも知れません。
「貸してください」のまま、備品置き場に納まったままなのです。
Hinano』では、この蛇腹ホースで海に潜る。
細い蛇腹の先っぽは小さな電動のコンプレッサーに繋がっていて、ここから空気はやってきます。

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逗子のヨット『しおかぜ』のオーナーが波酔いでダウン
こんなニュースをblogで知りましたので、"敵に塩"でも送ろうかいな~と。
すぐに船底に付着するフジツボとか海藻とか。
こいつらを掻き落とそうとして、波っ気のある海に潜って、酔っ払っちゃったのですね~。
Hinano』がヒミツ兵器として使っている蛇腹、『しおかぜ』のオーナーに「おぬし、こいつを使ったみなせ~」と差し出したいね。
『しおかぜ』は今週末の『KENNOSUKE CUP』(二十四日、城ヶ島沖)で相まみえる好敵手、同じ土俵で競うライバルですから、manbowは宮沢賢治になります。
困った人あらば行って助けてやり・・・・・。
『しおかぜ』がフジツボ付きで姿を現すとは思いませんけど、気は心、"シップ乗りシップ"で御座います。
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by molamola-manbow | 2008-05-21 08:08 | ヨット | Trackback | Comments(7)
2008年 05月 19日

城ヶ島沖で二日間

KENNOSUKE CUP(二十四日、城ヶ島沖)が今週末に迫り、千葉・富浦漁港から東京湾を渡って城ヶ島沖のレース海域まで出張(でば)ってきた。
三浦半島・三崎港『うらり』前のヨット岸壁で一夜を過す二日間(十七、十八日)です。
七名のレース・クループラス2の総勢九人、いでたちは合羽にライジャケ、ハーネス、命綱と、それはそれは勇ましい姿。
北寄りの西風が上空で唸りを上げ、海面では白ウサギが飛跳ます。
でも、気持ちよく『Hinano』が白波を立てて突っ走ったのは本船航路に差し掛かるまでの僅か。
風力は十二、八、そして五メートルへと落ち、レース海域に入ると更に下がって、飛沫覚悟の合羽は直ちに脱ぎ捨てることに。
総重量十一トン、グラマラスな『Hinano』は微風より強風が得意な船。
片舷を水面に突っ込みかねないヒール角を見せたのはホンの一時で終わり、後は安定した水平独楽のように静々と。
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己の乗る船の全景を眺める機会は意外に少ない。
ホームポートでは岸壁への槍付けで、同じように舫う他の船が邪魔になります。
三崎港の『うらり』前ヨット岸壁に横付けした時は、シャッターを押すために対岸まで歩きました。
最前列に舫うセーリング・クルーザー『Hinano』、スターンからバウへと流れる曲線、美しいです。
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城ヶ島沖のレース海域は船の主治医を油壺に置く関係で何かと通る道、定置網、岩礁帯の位置など知らない訳ではありません。
でも、今回は念には念を入れて、レースに参加しなければならない理由があります。
d0007653_7465788.jpgオーナースキッパーの負傷欠場というアクシデントがあって、留守部隊だけでクルーを編成しなければならなくなったことがひとつ。
頼りのメンバーに仕事欠場が続出し、どっちがポートサイド(左舷)で、どっちがスタボーサイド(右舷)なのか、その見極めにすらうろたえる残りの三等クルーによる編成なのです。
オーナースキッパーに変わってラットを握るボースンも、付き従う三等クルーも、やらないよりやったほうがいいに決まってますから下見だってします。
スタート地点のヤマ立て。
上マークの城ヶ島沖南西ブイをトップで回り、第二マーク(網代崎浮標灯)も悠悠先頭で。
タッキングとジャイビングの練習、クルージングスピンの出し入れも気合の入ったレース仕様で御座います。d0007653_8193588.jpg
途中、船が止まってエンジンのお世話になりましたけど・・・・・。
ま、腕は未熟でも海に浮かんでいれば楽しいクルーですから、練習はチ~ッとも苦になりません。
非日常の日曜日が楽しいのと同じように、ブルーウォーター派にとってレースは「時にはいいかな」の非日常なのです。
そこに突き進む時間もまた、レースの時間と同じように楽しい。

二日間にはもうひとつ、非日常がありました。
スターンから風を受け、メインとジブ、二つのセールを左右両舷から出す観音開き。
帆の両開き、滅多にやらないことです。
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                         舳先の前方は下田でしょうか。
                         一路南西に向かう艇一隻。
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by molamola-manbow | 2008-05-19 09:37 | ヨット | Trackback | Comments(17)
2008年 05月 06日

海の男だ 端午の節句

薫風香る大空を雄大に泳ぐ鯉のぼり。
最近の住宅にはそんな空間が無くなって、マンションの窓から小さな鯉がヒラヒラヒラ。
鎮守の森の緑を背景に、甍(いらか)と雲の波をかき分ける真鯉と緋鯉が懐かしくって。
東京駅から、海ほたる経由内房の富浦へとJRバスで。
目を皿にして端午の節句の象徴を探しつつ下ります。
有りました、橋を渡りきった辺りの木更津方向(右手)、三匹ものこどもを従えて、雄大になびいています。
空はドンヨリ、予想よりは早めに渋りそうな雲行きですが、端午の節句の象徴はいい風を受けて横になっての遊泳だ~。
となると、あとはお任せ、天下御免の晴れ男の出番になります。
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後のお任せ、大丈夫で御座いました。
海の男の艦隊勤務 月月火水木金金・・・・・。
昨日のHinano sailing、途中で雨がポツ~ンとは来ましたけど、それ以上にはなりません。
お昼は柏餅一個だけ。
「早目に舫(もや)って昼食はそれからにしよう」と、昼飯順延で練習に臨む決意を示したスキッパーに、お天等様も絆(ほだ)されたのかもしれません。
d0007653_7451888.jpg雲は時間の経過とともに厚く、そして黒さを増しましたけど、午後三時過ぎ、舫ったデッキでの遅い昼食が終わっても、雨はやって参りません。

本部艇と定めた醗酵スチロールの黄色いブイの上に、ブルーで四角く縁取られた『P旗』がスルスルッと上がって、周囲の各艇が「五分前」を叫びます。
海上にせわしさが加わり、位置取り合戦とともに優先権を主張する「スタボウ」の怒声
今度は黄色いブイから長音一声のブザー音、レース・スタート一分前が知らされました。
三十秒、十五秒、十秒前・・・・・
ブザーからカウントダウンが始まって六十秒後、KENNOSUKUKE CUP(二十四日、城ヶ島沖)では真っ黒なKENNOSUKE旗がスルスルッと下がることになります。
スキッパーの目には、館山・鏡ヶ浦の黄色いブイの上でも、はためいていた黒い旗の降りるのが見えたようです。
「スタボウ、スタボー!!」(帆を左舷に開いている艇)、でっかい声で権利艇を主張しつつのGO!!

周囲の遊漁船、「あいつら何をしてるんだろう?」といぶかしく思ったに違いありません。
三つのブイを回る度にジブ(前帆)をシバー(風を逃がす)させて船を止めたり、ブイと平行の仮想スタートラインに沿って走らせて、いきなりのタックから風上へときり上がる。
その繰り返しですもの。
Hinanoは十二メートル、十一トンもある大きなクルーザーです。
船の行き足を止めてしまうと、再スタートに時間が掛り、「ドッコイショ」と腰を上げる。
ここらをいかにカバーして遅れをとらないスタートができるか・・・・・。
スタート、そしてその後の最初のタック、ショートコースのレースではここらのデキで勝負は決まっちゃいます。
備えあらば憂いなし、ま、意気込みはそんなところです。
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by molamola-manbow | 2008-05-06 07:50 | ヨット | Trackback | Comments(10)
2008年 04月 30日

  突入! KENNOSUKE CUP 2008

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d0007653_21334226.jpg房総の先っぽで二日間を過して帰って来て、草臥れ果ててベッドに倒れ込むやいなやバタンキュウ。
翌朝目覚めると、手のヒラに心臓が移って来ていた。
少しばかり腫れ上がり、火照っていて、血がドクンドクンと波打っている。
握り締めると痛くって「こんなに手のヒラを酷使したのは何時以来かな~?」と、頭の中が昔に飛んだりして、多少高揚した気分でもあるんです。
そういえば、手の平の上をロープが走って、危うくヤケドを負うところでしたっけ。

今春のクルージング・ヨット『Hinano』は、何時に無く忙しく動き回って恒例の五月下旬を迎えようとしております。
まだ水温は十四、五度といったところでしょう。
冷たい海の中にドボーンと潜って船底のフジツボ落とし二日間が除幕式でした。
冷た過ぎ、頑張り過ぎ、そして前夜の乾杯のし過ぎ・・・・・?
ひとり気分が悪くなり、キャビンで横になる騒動まで起きるスタート。
帆を揚げて海に出ると、誰が何のために設置したのでしょう。
d0007653_5132983.jpg鏡ヶ浦こと館山湾に黄色くてでかい発砲スチロール製のブイが四、五百メートル間隔にみっつ、丁度いい具合にアトランダムに。
「回航マークだ~」などと喜んだのはつかの間でした。
三つのブイを回りながら、その都度ジブ・シートのスイッチを繰り返し、渾身の力でウインチを巻き、シートにぶら下がって引き込みます。
船首を風上に向け、タックを繰り返してジグザグに艇を上らせる練習が主体なのです。
滅多に陽の目を見ることのないクルージング・スピンが揚がった時には、ジブシートとの格闘から解放されてようやく一息。
揺れる船の上でクタクタに成り果てた人間様と違って、スピンの方は気持ちよく開いて機嫌よさそうでした~。
目指すは『KENNOSUKE CUP 2009』(来月二十四日、城ヶ島沖)。
d0007653_1792039.jpg中米コスタリカから背骨を傷めて帰国したオーナー・スキッパーの戦列離脱が猛特訓の元凶?なのです。
そして頼りのクルーが今回は様々な理由で来られない・・・・・。

房総の春、陸上の方も忙しく、代掻きが終われば田植え。
すぐに緑一面の世界に変わって、その頃KENNOKUKE CUPの本番となります。
それまにあと数回、心臓は手の平へと出張でしょう。
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by molamola-manbow | 2008-04-30 06:40 | ヨット | Trackback | Comments(6)
2008年 04月 07日

タック タック そしたまたタッキング

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d0007653_72928100.jpg夫婦ふたりのダブルハンドで世界一周を
将来はそんなことして、ゆったりのんびり楽しもうかいのう・・・・・。
これがオーナーのコンセプトだから、レース艇のようにあれやこれやをそぎ落としてはいません。
バラスト重量はたっぷりと取り、ギャレーはでっかいシナ鍋が振るえるほど大きいのが付いています。
デ~ンとしたお尻、横に張った腰・・・・・。
クラマラスなHinanoお嬢様の総重量は、確か十一トンも。
どのようなことになるかというと、強風下のランニングでは、それはそれは気持ちよく、風と同じスピードで安定してカッ飛びます。
でも、微風、弱風、途切れ途切れに吹く風には弱い。
一度船の行き足を殺しちゃうと、膝に置いた両手を支柱に「ウンこらしょ」と腰を上げるのです。
だから、タック、タックで風上に上って行かなければならないシチュエーションのレースには弱い。
微風のレースにも・・・・・。
ブルーウォーター派にピッタリの船、我々クルーだってレースは二の次の男女です。
横を追い抜かれても、己の未熟さに少しも腹をたてない。
昔の交通安全標語にありました。
「オ~イ、そんなに急いで何処ゆくの~
d0007653_21434647.jpgでも、今回はちょっと決意なんかをして、丸一日をタッキング練習に充てました。
千葉・館山湾の中を、ハチャ滅茶に右に行き、左に行き、下り、上り・・・・・・。
Hinanoが最も苦手とする微風下、海面は鏡が浦の別名そのもののような穏やかな一日(帰港を始める頃になって小さいウサギが跳びはね出しましたけど)です。
ジャイブ、タッキングの失敗はすぐに自然が判断を下して船を止めます。
つまり、天のコーチャー付き猛特訓です。
帰港する頃になると、素人目にも上達が分かるほど素早くジブを切り替えられるようになりました、  かな?
摘果作業(⇧ ⇧)の始った枇杷の里・富浦の春です。
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by molamola-manbow | 2008-04-07 07:50 | ヨット | Trackback | Comments(10)
2008年 02月 14日

久し振りの海 『耳形綱止め』

d0007653_16202531.jpg日本には固有の国語があるのだから、外来語にはそれが極めて専門的で極めて少人数の人が知っていれば良いモノであっても、対比する日本語が無ければならない。
な~んてことは建前であって、横文字の固有名詞や動詞なら容易に通じる物品や動作でも、対比する日本語で説明すると難しいこと、た~くさんある。
スポーツ用語の世界などは、日本語では説明できない事柄の宝庫だろう。
オフサイドひとつを取り上げても、競技毎にその範囲や解釈が違うのだから、日本語での説明大変です。
一番最初のオフサイドの定義は、『卑怯なことをするプレー』で括られていたんですよね。
定められた線から出てプレーするのも卑怯だからダメ、と言う訳です。
ラグビーとサッカーが袂を分かたない前の時代のお話ですが・・・・。
今では横文字の日本語、日本語の横文字と言う訳ですね~。
 
d0007653_19521220.jpg先日はヨットビルダーの大御所・林賢之輔さんがHinanoに乗船したので、ひとつ質問をしてみた。
大航海時代のトリを飾ったキャプテン・クックの航跡を書いた『青い地図』(T・ホルビック著)に、こんな一節があるんです。
[耳形綱止めの左側のロープを引き、それで8の字を三回描き、後から通して輪を作る。これがタグボート結びだ、わかったか] (山本光伸氏訳)
「この耳形綱止めという日本語、使いますか」と。
クリートcleat)を指しているのだということ、すぐに判ったようですが、「アハハ、面白いけど使いませんね~。初めて聞きました」
ヨット界でも、横文字の用語を日本語に訳す作業、委員会を設置してやったそうですけど、「かえって判り難くなる」例が多過ぎて、大半は直さないでそのままに・・・・・。
d0007653_18571782.jpg一般読者を相手にする『青い地図』などの著書の場合、『クリート』で使った方が親切なのか、『耳形縄止め』にした方がいいのか・・・・・。
こちらの器具(←←)がロープを8の字に結わえるクリート。
確かに耳の形に似てないこともないけど、ハテと考えちゃいますね~。
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by molamola-manbow | 2008-02-14 07:04 | ヨット | Trackback | Comments(3)
2008年 02月 12日

久し振りの海 その2

d0007653_1046520.jpg
この様な事して貰えるヨット乗り、数えるほどしか居ない筈です。
ヨットビルダーの大御所にして、Hinanoの設計者・林賢之輔御大自らがラットの傍について、操船技術の直接指導です。
頬にあたる風を読み、彼方で揺らぐ波の色とささやきから風の道を知る・・・・・。
神奈川・小網代湾沖をスタートに、グアムを目指した九十九年の『東京ーグアムレース』以来という御大のHinano乗船は、月一のセーリング講習会初日とかち合い、大層有意義に
そうですね~、眼からウロコは細かい細かいセールトリムの指示だったでしょうか。
微風だから特に、セールの出し入れをこまめにして吹く風を有効に帆にぶつけてやる。
水面を渡って吹く風は分単位、秒単位で変わるのだから、風の速度とシンクロさせながらセールの角度を変える。
船を出来るだけ早く走らせるには、労力を惜しんじゃだめだということ。
このことつくづく感じ入った次第で、「特に名を秘すけど、これをやってたら、あんな船目じゃなかったかも~」の一日です。
d0007653_11453438.jpgアハハ、でもやっぱりHinanoはこれ(←←)ですね~。
帰港したら海の上とは別の楽しみがまってます。
お酒は程ほど、缶ビール人数分とワイン一本に残り物の泡盛少々しかありませんけど、鴨葱鍋と二種類のマグロの刺身プラスアルファーです。
特にオサカナ、五ヶ月を掛けて東京ードバイを往復してきたマグロ調査船のうら若き女性調査員のお土産なのです。
絶品とはこのような味を言うのでしょう。
マグロ嫌いのmanbowがぱくついて食べました。
ドバイ産の『ういろう風味』、おかしな練菓子もありましたね~。
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by molamola-manbow | 2008-02-12 10:48 | ヨット | Trackback | Comments(10)