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2008年 01月 22日

ヨット H i n a n o の全舷上陸

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「たまには陸で会うのもいいんじゃない」
と言うような趣旨の動議があって実現したんだと思います。
そう、多少時期遅れの感は否めませんけど、新年会だといっても許される範囲。
房総・富浦漁港に本拠を置くセーリングクルーザーHinanoクルーの"全舷上陸"(二十一日)があって、東京神田の『葡萄舎』で「ヤアヤアヤア」となりました。
その昔は理由を付けて春夏秋冬、飲み狂ったこともあるクルーなのに、寄る年波、その他の理由で陸で飲むのは久し振り。
「やっぱ、揺れない陸で飲むのはいいよね~」などと、利いた風な口を叩きながら、昔の半分程度の酒量で酔っ払ってお開きです。
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嬉しいですね~、H i n a n o の設計者にしてヨットビルダーの重鎮・ H 御大まで駆けつけて下さいました。
「あのな、そんなモン乗せると船沈むからな」
何を乗せたら沈むのか、 H 御大曰くのヨットの敵は、親の仇の様に毛嫌いするラッキョウ。
それを承知の H i n a n o クルーの悪戯である。
「おい、オマエ、挨拶代わりにコレ持ってお相手してこい」とエシャレットのオカカまぶしなど持たせて H 御大のところまで。
これって、目尻を下げて食べたんでしょうか、初対面の若さを愛でて、食べるジェスチャーをして下さっただけでしょうか・・・・・。
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by molamola-manbow | 2008-01-22 21:33 | ヨット | Trackback | Comments(12)
2008年 01月 14日

新年会その2 &その3

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「ネエネエ、うちで宴会をやりたいの」
と言い続けていたヨット・Hinanoのお姫様の願い、新年会という形で実現しました。
西武線沿線の某駅真ん前の超一等地に建つ、出来たばかりの高層マンション、都心のビル群が遥か彼方に遠望できて、陽光燦燦にして床暖房です。
ウ~ン、故郷を想ってオンドルか~と、ここに決めた一番手は、これが理由かも知れない、などと思っちゃいました。
そう、新年会のホステス、韓国からおいでなので御座います。
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美しい部屋でした。
新築マンションですから、美しいのは当たり前でしょうけど、玄関からトイレまで、飾り付けが素晴らしい。
海好きが全面的に反映されております。
休みの度に出掛ける海で拾った貝殻や流木は当たり前。
お茶碗にお皿、置物、アップリケ、全てにわたって海関係なのですね~。
これらを美しく、可愛く飾っている。
少女の年齢、遠の昔に過ぎているのですから、場合によっては「そろそろオトナになれよ~」なのでしょうけど、許容範囲を守ってるところは大人です。
でもでも、御酒が入っちゃうとだらしない。
イエイエ、彼女のことではなく、manbowがです。
「フ~ン、フ~ン」と、いちいち感心して見学したのだから、その感心の対象をカメラに収めればよいものを、カンパ~イの直後に数葉を撮っただけで、あとはデ~ンと腰を据えちゃいました。
御酒が入ると、料理にも申し訳程度しか箸をつけませんから、写真(↑↑)を見ながら、「あいつ、食べたかなあ」もいくつか。
午後一時、「おめでとう、今年もよろしく」のカンパイ開始だったのだから、食べる方に精を出してもよかったはずなのですけどね~。

夜にもう一軒新年会をハシゴ、こちら新宿漁業協同組合連合会の写真は撮り忘れた。
昼酒は効くのです。
式根島初釣行の悪天中止で、獲物もなかったし。
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by molamola-manbow | 2008-01-14 09:56 | 酒・宴会・料理 | Trackback | Comments(7)
2008年 01月 10日

松飾りをかえし 来たりし年のGood Luckを

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『寒に入りて草木静か』とか、『万草静か』とか。
そんな季節にだって中にはこのような日和の日も御座います。
つい先日まで、「三月初旬のポカポカ陽気」などと新聞各紙、こぞって書きたてておりました。
「新聞の書き方はおかしい」と力説する方もいらっしゃいます。
温暖化によって「夏が長くなって秋にずれ込んできて、冬は縮小傾向にあるんだから、今は十一月初旬の季節に当る。だから、三月のポカポカ陽気じゃなくて十一月の陽気だと言うべきで、小春日和だな」

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母港・房総の富浦漁港を出て、ひたすら、という形容詞では語弊があるけど、南下を続けてHinanoは東京湾から太平洋へ。
様々な出会いが御座いました。
自衛隊の情報収集船、東京湾の入口を睨む洲崎灯台、海鵜の群れ。
覗き込んでも見えませんでしたけど、北限のテーブル珊瑚と、死滅回遊魚にならなくとも今年は済むかもしれない色鮮やかなお魚さんの居るのもこの辺り。

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d0007653_2152748.jpg彼等に彼女、海の底で大喜びしていると思いますね~。
まもなく大寒だというのに、館山近辺の海水温、17度もあるんですから。
天気予報では、本日十日から寒気が入って寒くなるとのことだったけど、ともに『お天気オトコ』を豪語するホモサビエンスふたり。
どうやら北極に本部を置く寒気団の方で敬遠したらしく、風除けの合羽などいらないセーリングです。
洲崎まわって東に転針、平砂浦を望みながらのんびりと。
二〇〇八年度の初セーリング、何の為かと言うと、コレです。
d0007653_2154833.jpg日本は多神教ですから、海神様はた~くさんおいでで、宝船に御乗りの恵比寿様もそうでしょう。
ワタツミ(綿津見)の大神、スミノエ(住吉)の大神、金毘羅さんも。
西洋の神様はポセイドンとネプチューンのお二方しか知らないからそのお二人に。
そう、ことしの安航を祈願し、正月飾りを日本の神へ、グリーンリースを西洋の神へ
拍手打って、「こ・と・し・も・よ・ろ・し・く・~!!
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by molamola-manbow | 2008-01-10 23:13 | ヨット | Trackback | Comments(23)
2007年 12月 29日

門松立ててリースも飾り

d0007653_2251915.jpg上空を次から次に低気圧が通過し、気圧計は下がりっ放しです。
その気圧の狭間が海を渡る度に、東京湾を挟んだ向こうっ側を雨が通って行きます。
でも、こちら千葉の富浦まで来る間に雨は消える。
ハイ、わたくしmanbowは典型的な晴れオトコ
雨粒はポツ~ンとも落ちずに、午後からは僅かではあるけれど太陽のひかりさえ差し込んできました。
キャビン内を真水で拭き、甲板に束子を掛け、バウとラットにいつもながらの門松を。
「そうだな~。ポセイドンは門松よりもこちらかも知れない」と、ことしは常緑リースまで設えました。d0007653_2303490.jpg
師走もここまで押迫ったのに、お隣り館山市では午前中に気温二十度を記録だそうです。
気持ちの良いセーリングを楽しむには風がありませんでしたけど、真冬に二十度は魅力です。
「少しばかり走らせてみるか」
となって、モヤイを解くと館山湾へと舳先を。
セールに風を、しばらく動かしていないどてっ腹に波を。
門松立てたまま一時間ほど走らせて、乗り収めはタックを四回ほど。
Hinanoの要所にお神酒を飲ませ「来年もよろしくー!!
              

d0007653_7354046.jpgd0007653_7571961.jpg一夜が明けて二〇〇七年は今日を入れてあと二日、明日は大晦日という、押迫った日の出です。
平和じゃないところにも、とりあえずは平和なところにも、陽はまた昇ります。
ちょうどいい機会です。
みなさんに二〇〇八年がいい年になりますよ~に

きょうは『なが~く長く』にちなんでお蕎麦を喰らいに。
大晦日ははて、飲み収めでもいたしましょう。
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by molamola-manbow | 2007-12-29 22:06 | ヨット | Trackback | Comments(13)
2007年 12月 11日

アンコウの吊るし切り

よくblogにお邪魔するsaheiziさんが大洗名物アンコウ鍋を食いに行く話しを書いている。
manbowはアンコウと聞くと、鍋よりも木更津のヨット『KoKoLo』のスキッパーを思い出してしまう。
これはもう条件反射と言ってよい。

ハゼぐらいは釣っているけど、魚釣りは素人。
家庭で積極的に厨房に立つ噂も聴いた事がない。
そのnon包丁人がアンコウの吊るし切りに挑戦し、およそ三キロの大物をモノの見事に捌いてしまったのが原因である。
d0007653_937216.jpg奥方は木更津漁港の顔、猟師さんが何やかやと上納にくる。
でっかいスズキを一匹だとか、ヒラメを丸ごとだとか、アジ、イワシ、メバルの類いをドサドサ~ッと。
三キロのアンコウもそうした上納品のひとつ。
「ホ~イ、食ってくれ~」と漁師さんが甲板に投げ込んだ。
この大物を土産に、富浦のHinanoに遊びに来た時だ。
まあ大体の魚は捌いちゃうけど、Hinanoのスキッパーもmanbowも、グニャグニャの魚体を眺めるだけで「こんなもの誰が捌くんだ~」
KoKoLoのスキッパーも、最初は処理に困って「あそこなら」と持ってきたのだろうと推理しているのだけど、だ~れも手を出さない。
しょうがないから持ってきた手前、スターンのバーに吊るして。
驚きました。
「港で漁師さんの捌くのを数回見た」だけだというのに、肝を抜くミズブクロの異名を持つ胃を取り出すチリメン=卵巣も傷をつけないようにエラを切り取る頬に引っ付いてる肉片を落すコラーゲンの塊のような尾鰭を切り取る皮を剥ぐ。
七つ道具などといわれる七つの珍味を綺麗に並べて見せたのである。
そのうえで三キロの大物のからだにしては貧相な肉を
かなり時間は掛ったけれど、見事にがま口の蓋のようなアゴと背骨だけにしちゃったのです~。
「酒だ~」と叫んで道の片隅に置いてあった自転車を無断拝借、町中を走り回ったのに、何故か酒屋が無い。
ようやく見つけたお店はお休み・・・・・。
お酒抜きのアンコウ鍋も初めてでした。
富浦から舟を出したお隣り、那古舟形漁港でのお話だけど、あれ以来尊敬の念は高まるばかり。
舌を巻き、眼をひん剥いて最初から最後まで解体ショーを見てたのに、「次はお前やれ」と言われても捌く自信は湧いてこない。

▼交尾のためにメスのお腹に喰らい付き、そのまま皮膚と同化して一生を過すようになるアンコウのオス、探しましたけど見つかりませんでした。
つまり見掛けるアンコウはメスばかり、食べられるのもメスばかり。
一度見てみたいものです、幸せなオトコと言うか、不幸なオトコと言うかを。
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by molamola-manbow | 2007-12-11 10:01 | ヨット | Trackback | Comments(9)
2007年 10月 28日

台風見物

d0007653_20314078.jpg房総・富浦漁港を風雨からガードする大房岬の展望台から富浦湾を見下ろした二十八日早朝の俯瞰図です。
長く突き出した堤防の先端部分に並ぶヨットの中に、『Hinano』も槍着けしています。
前日から富浦入りしたいたmanbowには、これって口アングリで、言葉も出ない光景なので御座います。
日本の経済水域内と述べたっておかしくない超近場で、見る見るうちに台風二十号に変わった低気圧は、二十七日の深夜というか、二十八日未明というか、時速六十ミロほどの猛烈なスピードで房総沖の太平洋上を駆け抜けました。
風は写真の左から右へと吹き抜け、前日は堤防にぶつかった大波が並んだヨットの上に塊で落下し続けていました。
時刻はまだ薄暮の残る五時前後でしたから、台風の接近するかなり前でしたけど、もうヨットには近寄れません。
堤防がヘの時に曲がった辺りまで車を進め、車内からしばらく様子をうかがいましたが、風呂桶をひっくり返したような大波に襲われる度に車体が揺れ動くので、ヨットの方は天に任せて引き揚げざるを得ませんでした。
 台風一過の青空と、荒れ狂い、牙を剥いた前日の海
たった半日でのこの変わり様は、目の前で観た自然の猛威より、ズーンと胸に響くものを感じます。
d0007653_20295579.jpg穏やかで波ひとつ無い海側から、目を陸地に向けると、ちぎれ折れた木々が道路に散乱し、海岸にそって道路が走るお隣館山市では、浜辺から運ばれた砂で国道が埋る被害。
規模的には小さな小さな台風でしたし、東日本の海側を抜けていって呉れましたから、これでも良しとしなければならないのでしょう。
d0007653_20323111.jpgもしも、東京湾の反対側、三浦半島などに上陸するようなことにでもなっていたら、台風の中心へと吹き込む風のスピードに、台風の進行速度が加わることになります。
富浦はクワバラクワバラになっていたでしょう。
Hinano』の被害はゼロ。
お隣の舟のブームカバーが飛ばされた程度で、富浦漁港の舟は全艇無事です。
自然に対する畏敬を感じつつ、高さ二十メートルのマストトップに登って点検と油やりを済ませ、ライフベストの虫干し、キャビン内の湿気取りに勤しみ、日ごろからお世話になっている洲崎灯台まで観光ドライブを楽しんだ台風一過の一日です。
カメラにデジタルカードを入れ忘れるヘマをやり、千載一遇のシャッターチャンスにも関わらず写せる機材は携帯電話だけ。
真っ暗闇に、吹雪の光景さながらの薄ぼんやりした飛沫だけが映ってました。
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by molamola-manbow | 2007-10-28 20:32 | ヨット | Trackback | Comments(9)
2007年 09月 25日

房総・富浦郷の争い

朝の早い釣人の姿も、まだチラホラでしかない平和そのものの光景
防波堤の向こう側は三浦半島・城ヶ島を彼方に望む東京湾、波静かなこちらは房州・富浦港で御座います。
秋分の日が日曜と重なり、三連休となるところもあるでしょうから、間もなく防波堤にはズラリと釣人が並ぶことでしょう。
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真っ白い羽を広げ、のどかそうに港の上空を舞うカモメたちのお目当ては、定置網から運ばれる獲物のおこぼれ。
上の写真の左手は四枚目につながって、港を風波から守る緑濃い大房岬の先端部に定置網は設けられています。
近海でも、まだ獲れるんですね~、長いムナビレに特徴を持つトビウオ。
伊豆七島航路の汽船に乗ると、一九六〇年代の後半頃までは群れで逃げるトビウオの姿を目にしたものですけど、近年はポツ~ン、ポツ~ンと飛ぶ姿を見かけるだけ。
少々淋しい思いをしていましたが、東京湾の湾口でも季節がくれば入るんですね~。 
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他にも様々な魚種が日替わりで入ります。
アジ、サバ、イワシの中小回遊魚、底ムツ、アブランボウ、メダイ、ムツの深海系、イシダイ、メジナ、カワハギ、ブダイの磯モノ系、タイやヒラメの舞い踊り系・・・・・。
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港でおこぼれを狙うのはカモメだけではありません。
トロ箱の陰には三毛、黒いの、虎毛の野良たち。
空にだって遥か上空から急降下してくるトンビがいます。
普段はそのトンビと追っカケッコなどして仲悪そうなのに、この時ばかりは不可侵条約を結んでいるらしいカラスの群れも加わってきます。
他にもアタマの黒い虎視耽々組が虎視耽々なのです。
岸壁を歩む赤い半そでのMRと、もうすでに、いくばくかの戦利品をビニール袋に収めているように見えるホモサビエンス
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こっそりと後を付けて行くと、思った通りです。
ご覧下さいビニール袋からは、はみ出した長~い獲物の尻尾が見えてます。
灯りに向かって突進してくる性質から、懐中電灯片手の夜間潜水では鋭いくちばしで殺人を犯すこともあるダツの尻尾のようです。
そのまま家の中まで付いて行くと、早速三枚に下し始めたヤヤヤ、赤い半そでのMRは間違いだったホモサビエンスも居ます。
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もう一回ヤヤヤ!?
気付きませんでしたけど、このヒトも"ネイティブ・トミウラン"との争奪戦に加わっていた新手なのでしょう。
目釘も使わずにアナゴの腹開きに挑戦とは、ネイティブ・トミウランたちの手強いライバルの一人に違いありません。
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manbowはお相伴に預かっただけです。
シンプルにカマスの塩焼き一人二匹あてを、「ゴタゴタ言わずにマア食ってみろ」と。
他に味噌煮用のサバ、蒲焼風を考えているアナゴ、一メートルもあるダツ、煮て良し、焼いて良し、生でもとっても柔らかいマルイカなどをそれぞれ適量ゲットでしたね~。
「定置に入る獲物が日々違うから、ゲットする獲物も日々違う。
日々之魚日で御座る」そうな。
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d0007653_2334684.jpgそうそう今回の連休、ヨットは一度も動かさずに近郊の初秋点描だけで終わりましたが、一枚目の写真の左から数えて五杯目、マストの一番高いのが『Hinano』です。
初秋はまだまだ暦上の話だし、こんなの点描じゃないとおっしゃる。
ごもっともです。
釣りは初体験、よって獲物も初ゲットという若者も参加しました。
宮大工の頂点に立つ棟梁、あの西岡常一さんに師事し、本格修行中の身です。
「釣り、面白いです。道具はいくらぐらいするのでしょうか?」
「この程度の釣りなら一式三千円でお釣がくるよ。それからが大変で凝るとピンキリだね」
二十三歳にして子持ち。
少子化グイグイには頼もしい若者だから、寄ってたかって可愛がらなければ!!
そうそう、防波堤のチョイ投げで、ハゼの竿頭はこの若者でした。
カラスやトンビに混じって掠め取るヒト、早朝の市場に寄らず、一足早く初ゲットの獲物を大切そうに持ち帰ったヒト。
これなら二組の点描・・・・・・

【おまけの二枚】お気に入りのお店(名古舟形・崖観音下)と美しい板塀(富浦駅近く)
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by molamola-manbow | 2007-09-25 00:15 | ヨット | Trackback | Comments(10)
2007年 08月 18日

  緑色の島は情け嶋  八丈島クルーズその②

内緒ですけどディーゼルタンクの中に真水をぶち込む大ボカをやっちゃいました。
誰がって、普段は滅多なことではミスを犯さない K ちゃんがです。
d0007653_1944692.jpgミスを誘発させたのは何でしょう。
m a n b o w にはその原因が判ります。
毎日毎日、ポリタンクに真水を入れて船まで運ぶ我々を見て、親がこどもに申します。
「オイ、ボンたち、あそこまで持ってっておやり」
港の端っこに舫う H i n a n o と水道のコックがある水飲み場までの距離およそ百三十メートル。
この距離を、姉弟とおぼしき幼児ふたり、なが~イホースを肩に、足はフラフラ、息はゼイゼイ言わせながら引っ張って来た。
泣きたいほどの感激が、普段の注意力を鈍らせます。
「重かったろう。ありがとう」だけで頭の中はいっぱいになり、確認を怠ってデーゼルタンクの方にジャ~
ア~ア、水抜きには汗だくになったけど、心残りは飴玉だ~
「ありがとう」と声を震わせるお礼のひと言を背に受けただけで、幼い二人駆け出して行っちゃつたのです。
天気図をニラミ、いい風が貰えそうだと判断し、「明日帰ろう」と決めた前日(十五日)のことで御座いました。

そういえば、到着の日(十二日)、島最南端の『見晴らしの湯』で太平洋を壮大に見下ろしながら湯船に浸かっていた時です。
おじいちゃんに心底残念がられました。
「見晴らしのええのはな、きょうは女湯として使ってる隣りの湯船の方なんじゃ。惜しいのう、残念じゃのう、向こうにはいらせたかったのにの~」
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房総半島の突端部・富浦港を発って南下すること百三十三マイル、伊豆七島最南の八丈島を目指した久しぶりのロング・クルーズ、久しぶりのナイト・クルーズは、すべてがこの調子で進行しました。
割を食ったのは、チ~ちゃんとシャイな弟・キョウちゃん(↑↑)の姉弟ぐらいでしたでしょうか。
『燃料タンクに水事件』で体験セーリングの時間が大幅に短縮させられましたから。
今度のセーリングの目的地決定に当たり、「そうだ、逢いに行ってこよう」と、背中からド~ンと押す役目を担った島在住のblogの友・mintogreenさんの子供たちです。

ドッカ~ン
こいつがそもそもの始まりだったかも知れません。
島寿司、餃子、芋サラダ、焼酎、パッションフルーツ、etcを、着くと同時にmintogreenさんが差し入れて下さった。
寿司はおばあちゃんの作なのだそうです。
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カツオにオナガにキンメにワラサ、島特産の赤サバと、エ~トエ~ト何だっけ・・・・。d0007653_1815044.jpg
そうしたオサカナのほか、朝日カニ、亀の手、石垣河豚の珍品まで、毎日毎日差し入れが放り込まれるんです。
「食ってけ~」と両手に尻尾をぶら下げて。
「あると便利じゃろうが~」とクーラー一杯のブッカキ氷をま~いにち。
島オクラ、キュウリ、飛びっきり辛い島唐辛子を・・・・・。
消費して行くのが大変なほどの量を頂く毎日でございます。
人情豊かな島です。
表情が違います。
お年寄りから乳幼児まで、有り余るほどの太陽と同じぐらいに明るいんです。
こども達がニコニコしながら話しかけてくる。
いちど言葉を交しちまえばみ~んなおともだちだ~の精神。
一つのものを分け合うのがともだちなんですね~。
ア、石垣フグはお隣のヨットからの頂き物、「それ、美味しいんです~」と、レッコするのを横取りに・・・・・。
                      美しいですね~、港の中でこの透明度、5メートルの海底までキ~ラキラと輝きます(↑↑)。

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                     おまけの海蛇(⇩ ⇩)。
アラをエサに岸壁からアミ籠をぶら下げておいたら、派手な一匹がかかってました。
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by molamola-manbow | 2007-08-18 10:19 | ヨット | Trackback | Comments(10)
2007年 08月 18日

  緑色の島は情け嶋  八丈島クルーズその①

d0007653_13514979.jpg房総半島の突端でニラミを効かす洲崎灯台をかわした後は、ひたすら南下です。
伊豆七島の最初の島・大島以下、利島、新島、式根・・・・・と右手に見ながら下ります。
目指すは最南端の島・八丈。
母港・富浦から計算して百三十三マイル先、二十~二十二時間後にゴールと読んで、午後一時半(十一日)に舫いを解きました。
最初にHinanoを迎えて呉れたのは、黒潮とは逆に東から西へと流れる反対向きの海流。
大島・元町沖からハブ港を交すまで、黒潮は教科書に逆らって流れるのですから自然は不可解です。
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42フィートのセーリング・クルーザーに乗員は四人。
贅沢極まりないクルーズですが、むくつけきを絵に書いたようなオトコだらけ。
映像を引っ張り出して見ますと、「バ~カじゃないの」な~んてえ図柄ばかり。
むくつけき中年から言葉を奪う時間の訪れです。
闇の支配する世界へ、時間は僅かですが、「たれ(誰)そ かれ(彼)」を語源とする黄昏(たそがれ)は感傷の瞬間。
言葉を忘れさせるのか、要らなくなるのか・・・・・。
闇との狭間では、だ~れも言葉を発しなくなります。d0007653_826148.jpg ウオッチはペアを組んで一時間交代と定めましたがだ~れも寝ません。
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d0007653_84938.jpg本船航路を外れるまではそれなりの緊張感で。
外れてからは時ならぬ宇宙ショウが始まって、もったいなくて寝るヒマなんかありません。
そう、丁度新月、闇夜です。
くっきりと北から南に流れる天の川と、ペルセウス流星群の確かピークにあたる夜。
流星は二十数個を数えたでしょうか。
「三億円あ~たれ
何回願を掛けても秒数が足りません。
誰だったでしょう、「三回唱えないと効果はない」と言いだしたので諦めましたけど。
風が正面に回って5ノット維持ができなくなり、二時間ほど機帆走に切り替えましたが、途中から合羽を羽織るほどの涼しさ。
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d0007653_9193482.jpg
十六日午前八時四十五分神湊出航、翌十七日午前二時四十五分千葉・富浦港帰着。 
バッテリー充電と御蔵の島影に入った無風帯を除き、全航路帆走。
アビームの風、同方向から入るうねりに乗るサーフィン効果で8ノット強
所要時間十八時間でカッ飛びました。d0007653_1043698.jpg
往路の所要時間を三時間も更新する復路です。
誕生日クルーズとなった『月波艇』のスキッパーは、出発前日、キンキを三枚に下ろす『初めてのお使い』。
自ら誕生祝いをお作りになられました~。
アンコウの釣るし切りをやってのけるKoKoLo艇』のスキッパーに追いつくの、確実 
そうそう、神湊漁港の海から向かって右方向、ポツーンと建っているBird’s Kitchen』(Knockin'On Bird's Cafe)、夜は懐中電灯が必要な道ですが、メニューの豊富さと新鮮さ、他の店のすべてを排除しても行くべきお店です。
「これ食え~」の連続で、初日に訪れただけなのが心残り。
窓からは雄大な海が、多少泳ぎが達者なら、目の前は絶好の磯場です。
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          ▼ダメなものはダメだったのがau携帯
          千葉・洲崎を出てすぐに通話不能に陥り、以後ず~っと。
          ほぼ全コース通話圏を維持していたdocomoとは対照的です。
          買い替えの際はぜひご検討を!!









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by molamola-manbow | 2007-08-18 10:14 | ヨット | Trackback | Comments(5)
2007年 07月 21日

久しぶりに緊張が走ったぜ!  城ヶ島大橋

房総半島から眺めると、対岸の城ヶ島は蜃気楼さながら。
足元の辺りをおぼつかな気に、お盆を伏せたような真っ平らな島影で海の向こうに浮かんで見える。
梅雨時に目標を視認しながらのクルーズ、こんなことは滅多に無い。
男四人は、「これ人徳のいたすところ」などと言い合い、久しぶり(二十日)に海を渡って城ヶ島大橋を目指した。
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Hinanoにはこの城ヶ島大橋を潜る時、ゲストに告げる言葉を持っている。
「船が波と波の間の底に入った時、急いで潜って仕舞わないと、マストが大変なことになるんだ。しっかり上を観ててくれ」
話を聞いたゲストに緊張が走るのを見て、クルーもマストの下などに張り付いたりして演技を開始する。
「それでは波のリズムとりま~す」
水面と橋桁までの高さは、最大満潮時で22メートル。
Hinanoのマストトップは18メートルだから、ぶつかる恐れはないのだけれど、真下から見上げた時の2メートルの差なんて、無いに等しい。
それどころかマストの方が高くさえ見えるのである。
直ぐにでもゴッツンコするか、衝突の勢いでポッキンと折れるか・・・・。
マストトップを見上げて固唾を呑むゲストの緊張が楽しくて、何度やってもやめられない、とまらないい悪戯、まだまだ続くことだろう。
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その橋桁潜りで、今回は男四人にゲスト並の緊張が走った。
改装中なのか、定期点検なのか。
三枚の映像ではうまく捉えられていないけれど、橋桁に工事用の足場が組まれていて、キャンバスの覆いが掛けられている。
垂れ下がったキャンバス地の丈で判断すると、橋は目測2メートルほど低くなっている。
つまり、「最大満潮時」を抜きにすれば橋の底とHinanoのマストトップとの高さは全くのイコールである。
エンジンを超スローに、いつでもバックに切り替えられるようにして、そろりそろりと前進します。
ぶつからないことは判っていても、四人の気持ち、ゲストとまったく同じ。
緊張の一瞬でございました~。
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利休鼠も顔負けの海
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by molamola-manbow | 2007-07-21 07:48 | ヨット | Trackback | Comments(9)