2009年 09月 01日
![]() ![]() 第一レグで飛び入り参加の佐和ちゃんが下船してしまってから、『HINANO』のクルーは紅一点となった。 Aotearoa(ニュージーランド)のりガード造船場で誕生したHayashi 42ft Original 『HINANO』を、三ヶ月掛けて一九九六年の初夏に日本に運んだメンバーは、「ツウセ、通世」と気安く呼び捨てにするけれど、紅一点は耕ちゃんこと前オーナー久我耕一の奥さんです。 彼女には全クルーから以下のような特典が与えられたんですけど・・・・・。 ![]() これって、特典になったのでしょうか・・・・・。 コマネズミのように、一番忙しく立ち働くことになったの、実は彼女なのです。 「今度はね、徹底的に手抜きすることにしたの。ノ~ンビリと行く」 そのように宣言した彼女に付き合って、manbowは出発前日の買い物にお供した。 ヤキソバを山と買い、カップラーメンをごっそり仕入れ、全銘柄のレトルトカレーを籠に放り込む。 ![]() 尾道までは十人の大所帯、後半は六人に減ったと言っても、それでも朝、昼、晩、毎度毎度食事を用意すると6×3×日数分。 これじゃワッチ免除の特典、絵空ゴトの忙しさ。 しかも、習い性とでも言うのでしょう。 確かにレトルトカレーもヤキソバも、「こりゃあ簡単だ」と食べましたけど、加えて毎回オリジナルが出るのです。 Aotearoaのオークランドから、ニューカレドニア、ソロモン、バナワツ、etcを経て、日本に『HINANO』を運んだ三ヶ月間の食当は言うに及ばない。 初代『HINANO』時代から続くベテラン食当の血が騒ぎ、簡単メニューじゃ気が済まない。 ![]() ![]() 外食した陸ご飯はキンメ(稲取)、貝づくし(大王崎)、中華(尾道)、海老海鮮(壱岐)の四回だけ。 「今夜は外食」と決めた途端、篠突く雨となって外に出られず、急遽夕食の準備に取り掛かる、な~んてこともあって、「手抜きの食事」一日もなし。 心からの「お疲れさん!」を言わねばならないクルーだったのです。 リトグラフ作家ですから、こんなお仕事(↓↓)もあったし。 ![]() ■
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by molamola-manbow
| 2009-09-01 01:50
| ヨット
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