2010年 03月 02日
『中国にはコロンブス以前に新大陸地図があった』 英国・BBC放送から流れた随分前のニュース、調べて見ると二〇〇五年五月でした。 世界史を書き換えねばならなくなるビッグ・ニュースのその後、続報は出たのでしょうか・・・・・。 真偽のほどは分かったのでしょうか・・・・・。 発表がひと月前の四月馬鹿であったなら、「BBCも、どえらいことをやりおる」でよかったのだけど、まだ続報を見ていない。 ニュースの発端は英国海軍の退役潜水艦乗り、キャビン・メンジースの著、二〇〇三年に出た『1421年 中国が新大陸を発見した年』にある。 本を読んだ北京の地図蒐集家Liu Gangさん、「そういえば以前上海で買い求めた古地図があったぞ」と思い出す。 それがコレ(↓↓)、購入金額は五百ドルだったといいます。 スペインから三隻の船で西に向かったコロンブスがサルバドル島を発見するのは、出港から七十日目の一四九二年九月十二日未明。 コロンブスの合計四回の航海は、カリブの島々を巡り、中央アメリカのパナマ、ニカラグア周辺をほんの少し回っただけだから、この時点では南北新大陸の全容など、丸っきり把握していない。 アジアに到達したと考えていて、真ん中にドエライ太平洋が存在する事も知らないまま死去した。 コロンブスの新大陸発見の七十二年前に書かれたというLiu Gangさんの五百ドルの地図には、一四八八年発見のアフリカ南端・喜望峰、一五一九年にマゼランが初めて太平洋に足を踏み入れた南アメリカ南端、オランダのタスマンによって一六〇五年に初めて全容が明らかになったオーストラリアも入っている。 その割りに一番間近な東南アジア周辺は不明確なのですが・・・・・。 メンジースの『1421年、中国が新大陸を発見した年』は、合計七回に及んだ鄭和(ていわ)の大艦隊編成の航海(一四〇五年~一四三三年)が柱。 喜望峰もマゼラン海峡も、新大陸もオーストラリアも、中国が最初に発見したと、こちらも凄いのです!
by molamola-manbow
| 2010-03-02 10:54
| ヨット
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