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2010年 04月 18日

樹皮の紙 タバ

樹皮の紙 タバ_d0007653_2031146.jpg
剥ぎ取った樹皮を水に浸けて柔らかくし、絹糸に光沢あたえる砧打ちさながら、杵や棒っ切れで叩き延ばして作る樹皮紙です。
ラグビー・ユニオンが「オイラたちもワールドカップ(第一回一九八七年)を開くベエ」と決めた頃だから、一九八〇年代の半ば頃だったでしょう。
「ダークホース的優勝候補になるやも知れぬ」と考えて、オーストラリアに出掛けるついでに立ち寄ったフィジーの土産。
one for all all for one 』の中のoneのセンスが、あっちでも、こっちでもキラリキラリ
世界で一番、面白いラグビーをする国なんですよね~。

帰国してすぐ、「欲しい」な~んて言われて半分にぶった切ったから、大きさは写真(いまでも四畳半いっぱい)の倍、でっかいお土産でした。
でも、おもしろいと思ったのは半分にぶった切るまで。
使い道に困って、以後は三十年近くも押入れの肥やしだ。
冬にUターンの凍える一日、外出控えてガラクタ整理中に出てくるまで、有ることさえ忘れていた。
模様は泥絵具、フィジーで『tapa』といいます。
しっかり筒状に梱包してもらった長くてでかいコイツ、旅の間中持ち歩いてきたのですが・・・・・。

樹皮の紙 タバ_d0007653_6105745.jpg訪問目的のフィジアン・ラグビーは、インド系住民はサッカー、ポリネシアン系はラグビーと、ほぼ完全に分かれ、サッカー派ポリネシアン、ラグビー派インデアンは異端児扱いの国でした。
ほぼ毎日、子供達のタッチラグビー(ごっこ)が行われ、それなりの人垣ができる。
グラウンドは首都にしかないから、ラグビーごっこは小さな広場や浜辺の椰子の木陰でやります。
サッカーの方はとても裕福で、こちらはゴール付きグラウンドを保有しておりました。
四半世紀以上も前のお話ですが・・・・・。

by molamola-manbow | 2010-04-18 07:51 | ラグビー


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