2010年 04月 20日
飛沫からコックピットをガードするキャノピーの形態が特徴的です。 アメリカ大陸発見(一四九二年)のコロンブスに先立つことおよそ五百年、十一世紀の頭にはカナダに達していたヴァイキングのセガレたち御愛用のヨット、『Hallbery Rassy』のスターン(左)とバウ(右)です。 「アキはどうした?、アイツにも声掛けろ」 KENNOSUKE CUP(来月十五日、城ヶ島沖)の大元締め、林賢之輔先生から声が掛かって、丁度一杯呑む約束のあったmanbowがそのむねを伝えたところ、「もう実行委員に参加を申し込んだよ」と、答えが返ってきた。 バウ・サイドのヨット『KoKoLo』のオーナー、アキちゃんのことです。 MR.YOKOのニックネームをもつ奥さんとの「ダブルハンドで参加」を申し込んだそうですが、使者にたった?オイラに「おまえさんも一緒に乗れ」と。 そんな展開から、『KoKoRo』に乗って、レースでは二人の仲を邪魔することになりました。 賢之輔先生から『アイツ』とか、『アキ』とか呼び捨てに・・・・・。 これには理由があります。 『Hinano』に乗って太平洋を二千四百キロ、一緒に九十九年のグアムレースに参加した仲なのです。 もうひとり、『Hinano』には西伊豆・安良里のヨット『あうん』のスキッパーやっちゃんも乗っていた・・・・・。 つまり、『Hinano』のスキッパー故・久我耕一は、林先生ら三人のオーソリテーを擁してレースに参加した訳ですが、グアムを目の前にしてエンジンを掛けちゃいました。 頼りとする肝心の帆が、シバー(shiber)さえもしてくれない無風の海! 各艇ともに四苦八苦のレースにあって、中でもサラリーマン・クルー大勢の『Hinano』は休暇切れが相次ぎ、やむ終えずのDNF(Did Not Finish)通告だったのです。 「リタイア宣告のとたんだ~、風が吹き始めたのは!」と、何年も久我耕一が悔やんだレースです。 年休の残りを持っていたとしても、休暇の延長には昔も今も、冷たい社会ですからね~。 この年のグアムレースは、三日とか四日とか、全艇が大きく予定をオーバーするゴールでした。 賢之輔先生もアキちゃんも、そして『あうん』のやっちゃんも、その『Hinano Crew』の仲なのです。 初夏の風かおる相模湾レースへ、北海の寒風ものかわのヨットの初挑戦です。
by molamola-manbow
| 2010-04-20 09:49
| ヨット
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