2010年 04月 28日
復元古代カヌーでインドネシアのジャワ島から、上海万博経由日本まで。 古代民族の拡散ルートを往く"海の道"クルーズがこの夏に計画されていて、女性限定で日本人クルーを探しているお話、以前にほんの数行載せた。 その復元カヌーの完成予定日、来月十日だといいますから、お尻に火が付いている時期ですが、ジャワの船大工さんは実にノ~ンビリと仕事をしているようです。 女性クルーを募集中なのが「間に合うのかな~」と、少し心配なこのカヌー、北京では中日両国で同時建造された遣唐使船と合同で、セレモニーを行うことにもなっている。 十三~十五世紀にジャワで栄え、マラッカ海峡、スンダ海峡をも支配した『マジャパヒト王国』の交易カヌーを復元した船だといいます。 完成図をみると、船体の両舷に竹竿の束で作ったアウトリガーを突き出した全長二十メートル、幅四メートルのダブル・アウトリガー。 大きさは一昨年、ハワイから帆走してきたダブルカヌー『Hokule'a』に匹敵する。 全長八メートルのシングルカヌーを駆り、六名の勇士がミクロネシア連邦・サタワル島から沖縄に乗り込んできたのは、一九七五年の沖縄万博の時でした。 世界を仰天させた四十七日間、三千キロのクルーズです。 「オマエさんの知り合いに誰かいないかい?」と、声を掛けられても積極的になれなかったのは、沖縄万博に乗り込んできたこのカヌー、『チェチェメニ号』(↓↓)の小さな姿が頭をよぎったから。 比べるとちょっと安心の大きさですが、二本マストの帆の形では風上には進めそうもないし、極めて扱いにくそうな形のカヌーです。 インドネシアと日本マジャパヒト協会のプロジェクト。
by molamola-manbow
| 2010-04-28 06:46
| ヨット
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