2010年 09月 22日
![]() 日本目指す帆走クルーズの出発式(ジャカルタ=七月四日)のあと、ブルネイ経由でマニラ(八月四日)に入港するまではとりあえず順調だった。 性能未知の復元古代帆船操って、一ヶ月でおよそ三千キロ走破です。 ところが、マニラからピクリとも動かなくなった。 モタモタしてたら、台風シーズンに入っちゃいます。 「チョット心配、かなり心配」だと停船の理由を調べてみると・・・・・。 いまでも疑問が多くてよく判らないのだけど、結論言うと「日本までのクルーズは来春に延期」です。 「どうして?」の訳は「インドネシア・クルーが全員逃げちゃったから」。 スキッパー(海軍大尉)含めて消えたのです。 「翌日は沖縄への旅立ち」(八月十三日予定)と決まったその前日、船はモヌケのカラになっていたんだといいます。 日本人クルーのひとり、海洋冒険家見習いさんのblogを読んでも、モヌケのカラになった理由は判らない。 在フィリピンのインドネシア大使館がクルー全員(海洋民族バショー族)を本国に帰国させちゃった理由も判らない。 バスコダガマ、コロンブスが活躍した大航海時代のクルーは無頼集団、逃亡は日常茶飯事でした。 今回の『マジャパヒト・スピリット』は、曲りなりにも日本とインドネシアの二国プロジェクト・・・・・。 日本側の窓口が口閉ざしたままなのもおかしい。 地球温暖化が航海中止の理由とはね~。 どのような展開たどるのでしょう? 十三世紀から三百年近くも栄え、倭寇の来襲を撃退したともいわれる王国の古代船を復元し、東南アジア諸国を回る意義・・・・・。 根本理由が理解されていないクルーズに前途はない、と思える逃亡劇です。 ■
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by molamola-manbow
| 2010-09-22 06:27
| ヨット
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