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2010年 10月 28日

♪瀬戸は日暮れて 五島クルーズその②

♪瀬戸は日暮れて 五島クルーズその②_d0007653_7212262.jpg
♪瀬戸は日暮れて 五島クルーズその②_d0007653_985748.jpg長崎空港の浮かぶ大村湾と玄界灘をつなぐ針尾ノ瀬戸、最狭部分の幅はたった百七十メートル程しかない。
何処がその最狭部なのか、何処もかしこも狭くって見当は付きかねるけど、橋を架ける費用を考えると丁度この辺り。
くぐった鉄橋・西海橋の下辺りでしょうか。
日本三大急潮のひとつ針尾ノ瀬に流れ込み、流れ出す潮は最大時十ノット。
ヨットなど太刀打ち出来ない速度で流れるから、『HINANO』がココを抜けたのは潮とまりを利用した二十二日の午後三時過ぎでした。
目指すは目と鼻の距離、といってもヨットでは小一時間かかる『横瀬の船番所』(地図の赤丸)ポンツーン。
♪瀬戸は日暮れて 五島クルーズその②_d0007653_9321461.jpgここのバイキングでたらふく腹を満たし、日暮れの遅い西国の空もとっぷり暮れた八時にいざ玄界灘へと帆を張りました。
第一目標の福江島西岸・荒川到着を翌朝午前十時過ぎと予定した十四時間のナイトクルーズです。

針尾ノ瀬戸の中間では、周囲の海底さらえばお賽銭の硬貨ザクザクであろう小さな鳥居の弁天島と、高さ三百五十メートルを越えるコンクリート製の三本の電波塔が眼に飛び込んでくる。
旗艦・『長門』から打電された有名な一文「ニイタカヤマノボレニ〇八」の暗号を受信したのがこの塔。
一九四一年十二月八日、戦闘機の真珠湾突入を知らせる「トラトラトラ」の連打もこの塔が受信し、歴史は太平洋戦争へと流れた。
♪瀬戸は日暮れて 五島クルーズその②_d0007653_10512299.jpg


by molamola-manbow | 2010-10-28 10:00 | 長崎・HINANO


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