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2011年 04月 10日

タチツボスミレ(立壷菫)

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表通りから一歩脇道にそれればそこは土の道、と云うのが普通の世界でした。
田舎では町のメインストリートだって踏み固めた土道です。
コイツはその時代、単に三文字で呼ばれてて、雑草に混ざって道端に普通に生えてる花だった。
それがパンジーとかヴィオラとかが登場して名前の前に『日本』と冠詞をつけないと間違われるようになり、道端からも姿を消した。
別種が傍にあると根付かなかったりする一面を持つ。
その別種の数が六百とも千とも。
個体数を減らした理由、この数とそれぞれの気難しい個性にも原因があるに違いない。

菫(スミレ)の語源、牧野富太郎博士によると「大工さんが使う墨入れからきてる」
開花する直前の蕾、「な~るほど似てる」んだけど、可憐さを愛でるには知らなかった方がよかった由来、と思ってる。
                                                         神奈川・生田自然道で。
タチツボスミレ(立壷菫)_d0007653_9123472.jpg


by molamola-manbow | 2011-04-10 09:21 | 犬・猫・蛙に動植物


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