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Hey! Manbow

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2011年 06月 08日

泥んこ道

『蝙蝠傘』が死語になって、ただ単に『傘』と呼び習わされている中で、雨が降ってくるとコンビニの店頭に並ぶ『ビニール傘』、コイツはちゃ~んと分けて呼ぶ。

    ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん

童謡の中に登場する『蛇の目傘』、コイツも見なくなったし、『番傘』もしかり。
以前は『洋傘と和傘』で分けてましたけど、いまは『傘とビニール傘』の分類。
ロンドンでしたか、帰途のアメリカで買い求めたのか、第一号の官費留学生・夏目漱石老のお土産は蝙蝠傘だったのですよね~。
「明治は遠くなりにけり」も死語となって、もはや「昭和は遠くなりにけり」の世界。
泥んこ道_d0007653_21562774.jpg
古い日本語がやたらと気になりだしたのは、現在の枕頭(ちんとう)の書・『消えた日本語辞典』のせいらしい。
かつては眉をひそめて通ってた泥濘(ぬかるみ)に出合った際も、「コイツもいまや死語かもしれない。第一、ツチ道自体が珍しい世の中になっちゃったもの」と、カメラなど向けちゃいました。
流石に
   ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん、まではしませんでしたが・・・・・。

『泥んこ道』も『泥濘』も、辞典には載ってなかった。
まだ、生きているんですね~。

   花も嵐も乗越えて 往くが言葉の 生きる途

西条八十の演歌で応援です!

by molamola-manbow | 2011-06-08 01:51 | カテゴリー外


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