2011年 11月 03日
「何を食いましょうか」ときたから、「北海道にきたら蕎麦だろう。戸隠、更級が束になったって敵わない。何処に入っても当たり外れなく旨い」と答えて日本蕎麦にした。 「今日は何にしましょう」と次の日。 「そりゃあもう、札幌ときたらスープカレーだね、コレも絶対に旨い」と断言して、『Caviesta』なる行き当たりばったりのお店に入った。 二泊三日の札幌で、喰らったのはたったコレだけ。 旅行目的は焼き鳥屋・『とり長』で飲むことだったから、二日間ともメニューほぼ総ざらえで食らったけれど、お店がオープンするまで時間はたっぷり。 何処にだって行けたのに、肉も魚もお野菜も、おいし~い土地に身を置いていたと云うのに・・・・・。 まだ少し旬には早いかも知れないけど、毛蟹を食いたかったに違いない。 全国的に名が通ってるジンギスカン鍋屋、回転寿司だってビックリするほどおいしいし、鹿肉のステーキも食っとくべき一品だ。 後悔先にたたずを実践しちゃった旅。 ヒョットすると「じゃね~、またあした」と別れてから、宿抜け出してラーメンぐらいはすすりに行ったかも知れない。 スープカレー、初めて喰らったのはブーム発祥のお店『木多郎』の野菜カレーでした。 地下鉄南北線の終点・真駒内の三つ手前、澄川駅から徒歩二十分ほど、それも地吹雪逆巻く中を歩かされて、ガラーンとしてダ~レも居ないお店にたどり着いた。 「オメ~さんの誕生日、札幌でやろう」と提案され、ゴチになった旅行だから文句云わなかったけど、八甲田死の行軍には参ったし、ダ~レも居ない店内眺めて、期待感も薄れた。 そんなお店に、正午が来るとドドド~ッと客が来て、でっかいジャガイモとかトマトが丸ごと入ってるお皿にビックリして、一口すすってそのおいしさに感激して・・・・・。 今、『木多郎』はどうなってるのでしょう? ブームのピーク、二〇〇四年頃には薄野だけでも二百店が林立してたスープカレー店、お客さんだってバカじゃないから、看板掲げていりゃあ向こうから押しかけて来た時代は終わり、おいしいお店だけが今は残ってる。 『Caviesta』も『木多郎』に引けをとらないぐらいおいしいんだ。 八甲田死の行軍抜きで食えるようになったからな~。
by molamola-manbow
| 2011-11-03 11:09
| 酒・宴会・料理
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