2011年 11月 07日
C だ、D7 だ、Am だと、左手でコードまさぐってボロロ~ン。 ハワイアンの単なる伴奏楽器に過ぎなかったウクレレ、四本絃の小さな小さな楽器が、津村泰彦に握られると、とんでもなく変化に満ちたメイン楽器へと変身する。 昨夜は渋谷のライブハウス『CROCODILE』で、チェロ(元吉元子)、ビオラ(荒井明子)、フルート(近藤ひかり)の三姫を従えたゴッドハンドのウクレレ・コンサートを聴いてきた。 唯一の不満、ハワイアンをただの一曲も演奏しなかったことでしたが・・・・・。 おもちゃの楽器的イメージが付いて回るウクレレ。 そんなイメージを払拭して、「こんな音まで出るんだよ」、「こんな使い方だってあるんだよ」と、とことん奥の深さを追求して行く。 津村泰彦のコンサートの狙い、これでしたね。 ウクレレと云えばハワイアン、そんな先入観を捨てさせるために、あえて封印した。 で、クラシックから電気音いっぱいのゲームやアニメソング、涙そうそうなどの民謡、唱歌・・・・・、盛り沢山を演奏してくれた。 胴体は太鼓に変わり、コード押さえた左手の左側、糸巻き側の絃まで弾いて絶妙の音を生む。 世界の三指に入るウクレレ奏者というよりも世界の一本、頂点に立ってるオトコですね。 本職はギターのスタジオミュージシャンでした。 そのギターをパタッと止めちゃって、ウクレレの奥の奥を追求し始めた。 今の身分は鎌倉・材木座海岸でウクレレ教室を開いてる講師のおじさん。 才能に感服しつつも、一曲ぐらいはハワイアンも聴きたかったな~。
by molamola-manbow
| 2011-11-07 09:13
| カテゴリー外
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
タグ
長崎・HINANO(65)
Hinano(53) カエル(27) 魚店・きなり(21) カラス(21) 燻 製(19) 干し柿(18) 古代カヌー(15) ワン公(14) t's Bar(9) 零余子(9) vunvalley(8) ジェシカ(7) Vunvalley(7) マンボウ(5) ザクロ(5) 鯛の餌(5) ロック バランシング(4) HINANO(3) フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||