2005年 04月 10日
スポーツ紙のカメラマンをしているバツイチの友人から、電話が入った。 「鯛の煮付けの作り方を教えてほしい」----と。 珍しいこともあるものだ、と思いつつ、頭付きかどうかを確かめて、懇切丁寧に伝授した。 その翌日のことだ。 「花見がしたい。これから訪ねる。ひとり連れがいる」と、また電話がきた。 桜に良く似た花を付ける庭のハナスモモは、さかりを過ぎてしまっている。しかし、ホウキモモ(箒桃)、カイドウ(海棠)、シダレモモ(枝垂れ桃)は丁度見頃を迎え、お向かいの桜も満開である。ま、いいか、と考えて近場に住む共通の友人夫婦にも声を掛け、小宴を張ることにした。 簡単なつまみを、4,5品作って待つことしばし。鯛の煮付け氏は連れを伴ってやってきた。 何と女性である。マンションの隣に引っ越してきたのだという。 「きのう、鯛の煮付けの味付けを手伝って呉れた○○さん」などと、共通の友人に紹介している。 トントンとマンションの隣のドアをノックして、「鯛の煮付けを作ってるんだけど、どうも味が決まらい」とかなんとか。 オイオイ、オレが懇切丁寧に伝授した煮付けの秘訣、ありゃあ、何だったんだ。 煮付けは、単なるキッカケ作りの役割りだけか。 それなら、鯖の味噌煮でいいだろう。見栄を張って桜鯛なんぞ使いおって! 「ウロコをそのままにして煮てるのよ」と煮付け氏の連れ。 ウーン、ソ、ソ、そんなところまで必要だったのか。 ウーン、ソ、ソ、それにしても素早い奴だ。
by molamola-manbow
| 2005-04-10 12:30
| 酒・宴会・料理
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