2013年 03月 05日
開けてみる勇気はどんなに気持ちを鼓舞させても沸いては来ません。 蛙の卵塊(らんかい)だって手掴みできたのは、野山を駆け回ってた鹿児島の小学生時代で終わってる。 今やすっかり都会に毒されて、半端な知識にも惑わされ、判らないモノ、薄気味悪いモノには手を出さない、触れない習慣が染み付いてしまってる。 気味悪さより「何が入っているのだろう?」みたいな好奇心の方が勝ってたのは、遥か昔になっちゃいました。 蜘蛛の卵塊にしちゃあ、でか過ぎるな~、きっと毛虫の類の卵塊に違いない。 などど思いつつ、カメラに収めるだけで確かめようとはしない。 真下を東海道線が走る崖際の小道、眼下には相模湾が広がって一日中、日光燦燦の傾斜地で見つけた木の葉ボールです。 一枚の葉っぱを上手に巻いた"落とし文"みたいな小粋なのじゃあなくて、とってもガサツで薄汚い。 卵から孵ったばかりの蟷螂の子に、すすき野の高級クラブが占拠されちゃう事件が起こりました。 切花にくっついて持ち込まれた蟷螂の卵塊が、店内で孵化しちゃったのです。 暖かい店内と陽気な音楽に一斉に浮れ出てきて、「キャ~ッ」の悲鳴と一緒に、蜘蛛の子散らして逃げ惑う客にホステス、etc。 これに小さな蟷螂さんたちは怒った。 「蜘蛛の子散らすのはオイラ達の仲間の専売特許だ~ッ、誰が真似して良いと言った~!」などと。 そんな訳で、北海道新聞の社会面トップを飾ることになったのです。 蜘蛛も蟷螂も、卵塊は親指の先っぽ程の大きさでしかありませんが、この木の葉ボールはコブシ大はあります。 何が入っているのでしょう? 蜥蜴の冬越しは土の中だしな~。 しばらく眺めて周辺の地面も見てまわりましたが、まだ蟻ん子一匹見えません。 巣篭もりを終えた虫たちがモコモコと動き出すはずの啓蟄を迎えたのですが・・・・・。 春を迎えると言うのに、銀世界イメージのホワイトデー、このネーミングにも引っかかる。
by molamola-manbow
| 2013-03-05 08:49
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