2014年 12月 21日
♪ 汽笛一声新橋を・・・・・、の頃はホームから東京湾が見渡せたし、終着駅・横浜の駅舎も降りれば港の海際にあった。 東海道線から今、海を眺められるのは大磯を過ぎた辺りでしょうか。 必死に目を凝らしていると、屋並みの遥か向こうに時折りキラキラッと。 そんな程度の海ですが・・・・・。 それが小田原のひとつ先、早川を過ぎた辺りから一気に迫ってきて、次の根府川に近づくと、車窓の眼下にまで広がってくる。 周囲を海に囲まれた国民であっても、「海はイレギュラーな光景なんだな~」と感じるのは、列車がこの根府川駅に近づいて、車窓いっぱいに海が広がった際の車内の空気です。 海を背にして座っていた乗客の中にも必ず数名、腰をずらし、首をひねって海を眺めやる男女が出てくる。 もちろん、反対側の乗客も、海が迫った途端に表情は緩みます。 老いも若きも、男女の別無くです。 それなのに ♪ 汽車汽車シュッポシュッポも、 ♪ 今は山中今は浜も、「海の光景はたった一言とか、たった一字で片付けられちゃってるな~」 コンナことを考えるのも東京駅開業百周年があったからに違いない。 赤レンガの東京駅、イ~イ建物です。 時の東京市長・後藤新平の構想によると、こんなものじゃあなくて、もっと巨大な駅を考えていたらしい。 関東大震災後の復興計画でも、道路網を一新して中央に公園を配した札幌、名古屋の様な縦貫道を通すことを考えた。 後藤新平の都市計画、実現していたら現在のようなゴミゴミした東京はなかったし、防災上の問題もかなり解消されたでしょう。 東京駅が手狭になっちゃうこともなかったし・・・・・。 『後藤新平の大風呂敷』などと陰口を叩かれた政治家、先見の明があったな~。 一日限りのブルートレイン復活は、早川までの運行だったと聞きます。 「眼下に迫る海を見せんかい!」と思っちゃう。 一駅だけ区間を伸ばせばよかったんです。 引き込み線のある駅ですし、延せたはずだ。
by molamola-manbow
| 2014-12-21 08:59
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