2015年 02月 15日
釣り師の間ではよく知られた生物、江戸時代には鯛の骨格を九つに分けて、それぞれに名前を付けた九つ道具の一つとして数えられて、『鯛之福玉』と呼ばれたこともあったらしい。 この『鯛之福玉』の名前が現在まで生き残らなかった理由、ヨ~ク判る気がします。 お魚さんの口の中に寄生しており、宿主がパクンと食らいついた餌を横取りするとか、生き血を吸って生きているとか、そのどちらかの生き物ですから、住み着かれたお魚さんはたまったものじゃあ御座いません。 鬱陶しさだってひとしおですよ。 大物を仕留めた釣友の獲物の口の中にコイツを見つけた場合など、「苦しさに耐え兼ねて針に食らいついた自殺野郎を釣り上げたな」などと、悔しさをからかいに変えますもの。 写真のヤツがどのくらいの大きいかと言いますと、こんな(⇦ ⇦) 節足動物甲殻亜門軟甲綱ワラジムシ目(等脚目)ウオノエ科の生き物のクローズアップでした。 通常見掛けるヤツの大きさは、3 センチ程度に過ぎない。 真鶴駅前の『福寿司』さんで昨日見かけた特大判は、板前・ユキちゃん曰く、「見たこともないデカサだったので標本にしちゃった」代物です。 お寿司屋さんの客寄せの品になるのか、それとも薄気味悪さに立ち寄るのをためらうようになるのか・・・・・。 でも、見慣れないだけで、何時もおいしそうに食らっている海老や蟹の甲殻類と左程変わらないとも言えます。 「オネガ~イ、今度、生きたのを仕入れたら電話して~」の女性も出るかもね。 爪の尖った鋭い足が七対、合計14 本の生き物です。
by molamola-manbow
| 2015-02-15 10:36
| 犬・猫・蛙に動植物
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