2016年 01月 31日
東海道線の真鶴駅へと歩む道は三通りほど。 そのどの道をたどっても、ヒョイと手を伸ばせはすぐに採れる垣根に鈴生りのキンカン、オイラも唯の一度も失敬したことがありません。 今が収穫期の旬である筈の垣根の持ち主も、摘み取る気配など少しも見せない。 「今年も落下するに任せるのか~」の放置キンカンです。 でも、不思議と「もったいね~」とは思わない。 コイツが柿の木であったなら、毎日二、三個は失敬してただろうし、キンカンの様に放りっぱなしにするのだったら「オイラの獲らせてくれ」とお願いしているかも。 皮を剥かないで食える一口サイズ、口がすぼまっちゃうほど酸っぱくもないし・・・・・。 それなのにガキ時代から好みじゃなかった理由、結構真剣になって考えてみたのに理由が判らない。 こんなことご存知だとは思いませんが、オイラがガキ時代を過ごした鹿児島はキンカンの全国的な産地でして、ココ真鶴にも似てそこら中にキンカンの樹木は植わっていた。 ガキ時代(昭和20年代)に食えた果物と言えば、自宅の庭で産した柿と枇杷を除くと夏の西瓜と山野のグミ、クワの類いです。 キンカンはステキな果物となった筈なのに積極的に喰おうとはしませんでした。 「タネだらけの実だったな~」がスカン理由だとは思わない。 と言うより、「好きな人はいるのかな~?」と思っちゃう。
by molamola-manbow
| 2016-01-31 11:33
| 犬・猫・蛙に動植物
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