2016年 05月 09日
住み慣れた街、小田急線・経堂の目抜き通りに店を構える古本屋さんが確保しておいてくれました(⇦ ⇦)。 著者名を告げて、「手に入ったら頼む」とお願いしたのは、氏の『きゃびん夜話』だったのですがね、コチラの方がより懐かしい。 潮っぽいエッセイスト田辺英蔵の名を知ったのはスキューバダイビングの専門誌上でした。 タンクを背負って潜る遊びが日本に入って来た黎明期に、潜り専用のヨットを造っちゃったオトコなのです。 スキューバダイバー専用ヨットねえ? キャビンを持つクルーザータイプのヨットでさえもまだ珍しかった時代( 1 9 7 0 年代)に、潜り専用のヨットを造って、日本国中の海を盛るり始めたのです。 潜り専用のヨット・・・・・、 直ぐに想像するのは船体ごと潜れる潜水艦タイプですが、『蒼龍』と名付けたスキューバ・ヨットの特徴は、ボンベに圧縮空気を充填できるコンプレッサーを備えていたことでした。 ヨット専門誌・『 K a z i 』誌上で、いま、ヨットデザイナーの大御所、林賢之輔さんの連載・『ヨットデザイナーの履歴書』が始まっている。 コイツを読むために久し振りに購入した 3 月号が田辺英蔵の名前を思い出すきっかけでした。 ソノ林御大の連載も、まだ初回( 3 月号)しか読んでいない。 本屋さんゼロの土地、小田原の本屋さんも在庫数が少ないのでしょう。 四軒も本屋さんが有るのに、何処を尋ねても何時も売り切れなのです。 『 K a j i 』 3 月号には田辺英蔵も取り上げられていまして、古い記憶の蘇りとなった。 林御大もヨット界の草分けです。 学生時代にはひと夏に海水パンツのお尻を三枚も擂り切らしちゃうほどディンギーに乗り捲くった。 その当時の面白いお話が満載のはずなのに・・・・・。 『 K E N N O S U K E C U P 』は今週末の城ケ島沖で開催です。 御大の艇作りに対するポリシーに賛同する"林ファン"の集まりが母体となったヨットマンの集いも今回が 20 と 1 回目。 新しい歴史のスタートで御座います。
by molamola-manbow
| 2016-05-09 09:45
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