2016年 11月 18日
JRの真鶴駅から徒歩 5 分と表示されている近場の公園です。 土地の名産・小松石を敷き詰めた石段を ココから8 0 段ほども登らなければなりませんから、『5分で到着』は過大広告ですが、この公園入口には横断歩道の待ち時間を加えても到達できます。 階段の上には芝生がフッカフカの広場と、ブランコ、滑り台、ロープ製のジャングルジムがそれぞれ一台コッキリしかないのですが、そのナ~ニモ無いのがココの良さ。 周辺を飾る竹林、枝垂桜、モクレン、ツバキその他の花々も季節ごとに美しいし。 駅から 5 分とプラスアルファーの城址公園まで登った狙い、ソイツは零余子にあった。 日本中の山野は今、どこもかしこも蔦植物の伸び放題でしょ。 真鶴もその典型でして、柑橘類の畑でさえも雑草とつる草とのみつどもえの争いを展開していますもの。 そんな争いを眺めて、引っ越した当初は駅との往復だけで「リュックを満杯に出来るかも」と踏んだのですが、何故かヤマイモがありません。 蔓も葉っぱも良く似てはいるのですが、ミ~ンナ別物。 そんな訳で、荒井城址公園は、最後の頼みの綱だったのです。 公園は八幡太郎義家(源頼朝の祖先)に付き従い、後三年の役( 1 0 8 3 年 )などで武勲をたてた土地の武将、荒井実継の居城跡だと言われています。 打倒平家を旗印にした頼朝が石橋山の戦いに敗れたのが 1 1 8 0 年で、平家を破った壇之浦の戦いが1 1 8 5 年。 時代が激しく動いたその一つ前の地方武士団の居城跡ですから、空堀跡とみられる窪みがある程度で他にはな~にもない。 そのな~にもない山野が零余子の最後の望みの綱だったのですが・・・・・。 零余子----------、取り分けて美味しいとは思いませんけどね。 コイツを炊き込んだご飯はガキ時代から喰らっておりましたし、何よりも『零余子』の字面に惚れ込んでいるのです。
by molamola-manbow
| 2016-11-18 11:33
| 今度は地元真鶴
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