2017年 01月 07日
八丈島の東側、底土港の岸壁で、釣り竿を大きくしならせるのは何時もコイツが犯人でした。 ウジャウジャは大袈裟だとしても、覗き込んだ海の底にはコイツの姿が必ず見えるのだから相当の数が生息してる。 致死量の毒を持つソウシハギ、釣れ上がるなんて珍の部類に属したお魚だったのに、一日に複数匹もが針掛かりするのだもの。 底モノ師垂涎のお魚・イシガキダイを喰らって中毒を起こすとか、お魚には詳しいハズの漁師さんが死亡とか、最近は無毒魚での事故が多発する様になった。 原因は南の海に多いシガテラ毒を持つプランクトンの北上だと言われている。 地球が暖かくなって温帯の海が北上し、毒プランクトンを捕食したイソギンチャクや甲殻類が毒持ちに変わり、これらを餌とする魚介類も毒を持つ様になる食物連鎖が原因らしい。 コノ魚は何を餌としているのか? コイツを調べてからじゃあないと食えなくなる。 そんな世の中になったらどうしよう、なのですよ。 ソウシハギの近縁に当たるのがウスバハギ、カワハギだって親戚ですよ! お正月の海水温が22度、これって海開き( 7 / 1 )の頃の本土の海水浴場と同じです。 『羽田から55分の南国』、『東京都熱帯区』などと言う八丈島のキャッチフレーズも逆効果になりかねない。
by molamola-manbow
| 2017-01-07 10:32
| 潜り・磯釣り・海
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