2017年 04月 13日
十和田湖の南に位置する秋田・大湯温泉で十日ほどを過ごしたことがある。 その学生時代から半世紀、この温泉の所在地を青森だと勘違いしておりました。 帰途は十和田湖~奥入瀬渓谷経由で青森に出た。 このルートが印象的であったに違いない。 もぎ立てのリンゴを食わされて、「夏の盛りに収穫とは・・・・・」と、旨さとともに驚ろいたことも勘違いの裏側でしょう。 品種によって 8 月~ 1 2 月と収穫期が違うらしいのです。 その青森のリンゴ畑には春になると山からフクロウが降りて来て、古木のウロで巣作りを始めるのが習わしだったらしい。 「また来てくれたか」とリンゴ農家もフクロウを歓迎して大切に扱った。 こんな話を新聞( 1 2 日の毎日夕刊)で読んで、「ウソつけ」と一蹴された大湯温泉~青森間のバスの中を思い出した。 「アッ、フクロウ」と車窓から指さして隣りの席を突っ突いたものの、オイラだって自信があったわけじゃあなかった。 半世紀後に「あの時、ウソは付かなかった」と電話したって、些細なことを覚えちゃあいないはずだし・・・・・。 リンゴの木の新旧交代が進んでフクロウの巣作りが減って、野ネズミの爆発的な増加になったと言うのが記事の内容でした。 子育て期間の 5 か月間にフクロウが捕食する野ネズミは 1 家族平均 1 , 0 0 0 匹以上。 リンゴ被害の方は計算されてはおりませんでしたが、根を食いちぎる、表皮を傷めて収穫を落とすなど、果実の被害を除いても甚大らしい。 そこで『フクロウはリンゴのシンボル』運動を始めて巣箱でフクロウを呼び戻そうと。 大人も子供もフクロウは一日に野ネズミ 1 . 7 匹を捕食する計算だから、運動への期待はデカイ。 『バスの窓から指さした飛翔姿、アイツは絶対にフクロウだ ! !』。 コイツも言いたいことのひとつだね。
by molamola-manbow
| 2017-04-13 12:37
| 犬・猫・蛙に動植物
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