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2006年 02月 11日

2006 東京国際Boat Show   

2006 東京国際Boat  Show   _d0007653_23511100.jpg
「必ず誰か知人がいるから、一緒に観て回ればいい」
土地不案内な初めての場所(幕張メッセ)まで繰り出すことに躊躇していた私の背中を、ヨット仲間が後ろから押した。
「な~るほど」と思いつつも、一人で出掛けることに、いまいち踏ん切りがつかないまま一日経ち二日経ち・・・・・。
そんなところへ、予想外の人から誘いが掛かった。
「行きます、行きます。
何たって、誘ってきたのは独身女性なのだから。
張り切っちゃって待ち合わせの場所、新木場駅に1時間近く早く着いた。
2006 東京国際Boat  Show   _d0007653_11133747.jpg駅周辺を見回しても、時間つぶしできるような喫茶店ひとつない。
しばらく考えていると、第五福竜丸の展示館が近くにあることを思い出した。
操業中にビキニ環礁でのアメリカの水爆実験(1954年)に遭遇し、死の灰を浴びた焼津漁港所属のマグロ漁船だ。
公海上で操業している漁船が被爆する!
そんな理不尽この上ない出来事の証人を、一度は目にしておきたい。
そのように思いつつ、いままで機会が無かったのだからこれはいいチャンスである。
駅員に尋ねると親切に教えてくれ、見学しても待ち合わせの時間までには戻ってこれそうだったので、訪れることにした。
平和の象徴のようなボートショーと、悲惨な事件の証人を同じ日に目にする。
これだって、意義のアルことだ。
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              以下は繁栄と平和のイベント会場
"同じ穴の狢"とはよく言ったものだ。
二人して会場に着くと同時に、買い物袋を抱えた木更津のヨット『KOKOLO』のオーナー夫妻に出会う。
「必ず知人はいるから」を、早速実感である。
な、な、なんと、夫人の方はショーが始まった9日から、
「だって、自転車で10分も走れば着くんだもん」を口実に皆勤していて、最終日(12日)も顔を出すつもりだとか。
ショーを観終わってから、確かに近い"自転車で10分"のお家に招待され、阪神ファンのご主人のコレクションを「どうだ、どうだ」と見せられて(こっちはヤクルトファンなのに)帰ってきた。
肝心のショーの方は、常連の方々は「年々先細り」と嘆いていたものの、初めてのこちらは大いに楽しんだ。
確かに出品されていたセーリングクルーザーは1艇のみ。
デインギークラスを含めても、帆の付いている舟は写真に写っている隻数が全て。
会場はモータークルーザーで埋め尽くされているのだから、ヨットのフアンとしては嘆いて当たり前なのかも知れない。
それでも皆勤するのは「市価の50パーセント引きはザラだから」のカッパ、長靴、etcをこの際に纏め買いするため。
KOKOLO』さんはテンダー用のイカリなどという、珍しいものも購入し、私の連れはヘンリー・ロイドのデイパックを、私はTシャツを購入して平和を謳歌いたしました。

by molamola-manbow | 2006-02-11 23:17 | ヨット


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