2006年 07月 18日
ひとつ前のblogに『ガス欠男』さんから次のような書き込み(カキコというらしい)が入った。 海のガス欠はJAF がいないので・・・・、でも主なる機関はセールパワーですので無限にあったのですが結局ABS のお世話になってしまい(以下略)。 デッキブラシで磨くと、妖しくも美しい紫色の光沢を放つムラサキイガイを、パエリヤにして食ったお話し。 こいつだけで留め置こうとしたのに・・・・・。 ▼恥を隠そうとする▼失態を隠蔽する▼不祥事のもみ消しに奔走する、etc。 政府自民党も役人も、大企業も町工場も、病院も警察も、大学も小学校も、み~んなみんな隠したがるから、その例に倣って・・・・・!! 実は・・・・・。 海の上、それも往来激しい東京湾の本船航路のど真ん中で、機帆走中にガス欠を起こしたのです。 『Hinano』にとって幸いしたのは、 不満足な風ではあったけれど、船を前に推し進めるだけの風があったこと。 視界を妨げていた濃霧が晴れはじめていたこと。 連休で本船の出入港が少なかったこと。 ついでに、クルーの日頃の行いがよかったことも。 manbow などはひたすらムラサキイガイを磨いているだけでしたから、切迫したものはありません。 「これがモーターボートだったら大変だ~!」ぐらいにしか。 城ヶ島をかわして北に転針すると、風は正面からのデッドランに近くなりました。 ノタノタ帆走をいぶかしがる周囲の船に、次々に追い抜かれながらも、「ヨットは帆を借りて、風の力で走る乗り物」の実践です。 でも、辿り着いた小網代湾(油壺)の湾口は、それなりに危険がいっぱいなのです。 行く手に定置網、引っ掛けて網を破れば、ン千万の請求書がきます。 反対側は城ヶ島から続く荒磯が歯を剥いている沈み根の宝庫・・・・・。 U ターン(船ではあまり使わない言葉だ)して広々とした三崎港に接岸する。 そんな選択肢も頭をかすめていましたけれど、安全第一を考えて、スキッパーの牽引要請(Hinano の主治医・油壺ボートサービス)となりました。 以上がパエリヤに辿り着くまでの出来事。 燃料(灯油)タンクが空っぽなのにゲージの針が下がらない。 騒ぎの源はこれ。 で、「計器に頼らずに、原始的でもタンクに棒を突っ込んで計るのが一番!」 こんな結論に達した次第です。 それにしても、船のガス欠なんて、聞かない話。 もひとつそれにしても、アクアラインの最深部でガス欠をやったばかりなのに・・・・・。 陸と海と、あとに残るのは空だけど、幸いなことに空を飛ぶ免許を持たない!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当日は百四十余艇が参加したリビエラカップが開かれていて、ゴールした艇が続々と帰港するなかを、腰縄手錠で曳かれました。 写真もありますが、それだけはご勘弁を、ヒラニ、ヒラニ~~。 水平線にモヤッと霞む船影は、日本クルーズの『ぱしふぃっくびいなす』(26.518t)かも。
by molamola-manbow
| 2006-07-18 16:47
| ヨット
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