2006年 08月 20日
![]() 白い星は海の民が培ってきた気高い M o r a l (道徳心)と R e a s o n (理性心)を。 赤い星は世界平和を願う燃ゆる情熱を。 黄色い星は平和と道理に基づく民族の精神的繁栄を示します。 夏休みセーリング( 8 月 1 2 日~ 1 6 日)を通じ、『 H i n a n o 』はこの海洋民族の"国旗"と共にありました。 さて、何処の国の国旗なのでしょうか? 滔滔と流れ行く黒潮の帯の中に浮かぶ多島国、日本ときわめて近い関係にある民族です。 施政権の返還を一年後に控えた一九七一年五月、琉球新報と沖縄タイムスに意見広告が掲載されました。 【我々は日本国国民として生きることを望んではいない!】 【かつて平和に生きてきた琉球民族の国家を再建し、海洋の民として生きることを望む!】 そうなんです。 『琉球共和国建国構想』に基づいて作られた、琉球の国旗なのです。 一八七一年(明治四年)の十二月、琉球の船が台湾南部で座礁し、乗組員五十四人が惨殺される事件が起きます。 琉球王はこの事件の解決策を、紀元六百年代から関係のあった中国(清朝)に求めるのではなくて、「何とかしてくれ」と、明治政府に訴えてきます。 ![]() 琉球にとっての悲劇は、この時の調印文章。 琉球人を中国が日本国民と認め、明記したために国際的にも日本の国土と認められるようになり、琉球王は明治政府から年俸三万円と爵位、東京に屋敷を与えられ、一八七九年(明治十二年)の沖縄県の誕生へと移って行く。 サトウキビ農園主とスティーブンス公使が結託し、表敬訪問中の巡洋艦ボストン号の海兵隊でイオラニ宮殿を占拠、リリオカラニ女王を人質にとったアメリカがハワイを乗っ取ったのが一八九八年。 琉球の独立運動はハワイの独立運動と連携し、静かに息づいています。
by molamola-manbow
| 2006-08-20 20:24
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