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Hey! Manbow

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2007年 08月 01日

古いふるい幸運の釣り針

二人合わせて百と十二歳のカップル誕生、などと騒いだエイプリルフール披露宴!!
その直後に届いたお礼の絵ハガキが出てきた。
ウエリントンにある国立博物館『テ・パパ・トンガレワ』の収蔵品を展示した『マオーリ 楽園の日々』(上野の国立博物館)のヤツである。
ニュージーランド・マオリが 『マタウ』 と呼んでいる、主にクジラの骨で出来た釣り針は、manbowの大好きな品です。
そのことを覚えていて、数あるハガキからくだんの一葉を選び出した行為、文句なしに「愛いヤツよのう」じゃないですか。
それなのに、人間は、自分勝手な生き物です。
「まだ展覧会はやってるのかな」と調べてみて、およそ半月前に終ってることを知ったとたんです。
三ヶ月も続いた展覧会に気付かなかった己のうかつさなど棚に上げ、「チェッチェッチェ」と舌打ちでした。
このことがハガキを放り投げることにつながって、四ヶ月近くも行方不明となっていたのかもしれません。
古いふるい幸運の釣り針_d0007653_8384355.jpg
ポリネシアンが鉄を知るのは大航海時代以降ですから、まだ三百年経っていません。
で、動物の骨、多くはホエール・ボーンで作った釣り針で漁をしていて、キャプテン・クックの航海(一七六九年ニュージーランド探査、一七七八年ハワイ発見)では、船がバラバラになりかねないほど、水夫によって船釘が抜き去られたと云います。
一九九九年の『油壺ーグアム・ヨット・レース』に出場し、帰途をミクロネシア・カピンガマランギ環礁で過ごしたHinanoは、帰京後に大量のドライバーを村民に贈った。

【クイズ】それでは贈ったドライバイーはマイナスだったでしょうか、それともプラスのヤツだったでしょうか
「ブ~ツ
「そっちもブ~ッ

【答 え】柄の部分のプラスチックが疑似餌をこさえるのに重宝しているのを知ったからなので~す。

▼写真中央、キラキラしたのが黒蝶貝製ならニュージーランドでは産しませんから数の少ない大層貴重な品、アワビならそれなりの品です。
別枠の品は自作の貴重品、イヒヒ!!
最近は「幸運を釣り上げるラッキーアイテム」として、過度な装飾を施してお土産品として作られています。

by molamola-manbow | 2007-08-01 08:39 | ホビー


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