2008年 03月 26日
懐かしさも手伝ってニュージーランドにいらっしゃる『笑顔満開』のTさんから、ついつい写真をお借りしてしまった。 manbowのヨット事始め。 実はTさんとま~ったく同じことをして、フィン級と言う名の木造デインギー(一人乗り=写真はフィンではありません)を、湘南・一色の海に浮かべたのが最初だったのです。 友人宅の庭の隅に放置されていた船の修理は春先から。 サンドペーパーで磨くことから始めて、綺麗にしたあと船内に水を張ったのだったろうか・・・・・。 作業の順序はゴチャゴチャになっているけど、豪雨さながらの水漏れを直すためにコールタールなども使い、最後はニスを塗り重ねて仕上げた。 帆を挙げることが出来たのは、浜から海水客が去った頃だったから、十月も終わり。 一人乗りの船に、二人で乗り込んでいた。 体育会系運動部のmanbowが修理に係わった期間、夏合宿などがあるから、ベッタリではありませんでしたけど・・・・。 就職し、全ての遊びから手を引いて間もなく、東京五輪がやってきた。 遊びからは手を引いたけど、出来るだけ楽を望む。 五輪と付き合わなければならなくなって、一番楽な種目は何かな~と考えた。 ヨット関係者には失礼だけど、「日のあたらないスポーツだから、仕事量少なくて済むな~。会場は自宅から近い江ノ島だし・・・・・」 アハハ、船は船でも帆の要らない、自宅からは遠~い埼玉・戸田のボート会場に詰めることになってしまいましたけど・・・・・。 また笑います、エイトの日本艇は審判艇にまで抜かれるすご~い最下位でした。 でも、ヨットは楽だ、と決めてから、ヨットの神さまと崇められたデンマークのデインギー乗り、ポール・エルブストロームさんのことくらいは勉強しました。 メルボルン、ロンドン、ローマと三大会連続で金メダルを取り、四連覇目指して東京を迎えたのです。 彼のことさえ知ってれば何とかなると・・・・・。 江ノ島ではポシャりましたけど、お隣り韓国で開かれたソウル大会、確か孫娘(娘かな?)と組んでトルネード級に出場し、四位に入賞しているんです。 日本のマスコミもこのような人を取り上げ、詳しく紹介して欲しいですね~。 マイナースポーツに逃げた仕事嫌いが口にすることじゃないけど、今のスポーツマスコミはテレビ観てりゃ済む事をなぞってるだけだし、テレビはテレビでやたら五月蝿いだけの芸能人を出すし・・・・・。 声裏返っちゃう世界陸上のヒトなんか、出て来るとチャンネル替えてましたもの。 これからは想像ですけど、エルブストローム小父さん、今夏の北京五輪にも出場するのじゃないかな~と、密かに期待しているんです。 一九二八年二月生まれですから、丁度八十歳ですけど・・・・・。 六十七歳の代表、馬場馬術の法華津寛さんと抱き合わせれば、おもしろい物語になると思いますね~。 江ノ島にいま、フィンは一艇も無いのだそうです。 You have not won the race, if in winning the race you have lost the respect of your competitors。 ヨットの神さまは海の紳士!
by molamola-manbow
| 2008-03-26 10:18
| ヨット
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