2008年 05月 25日
そんな雨粒に叩かれ叩かれ、三時間も我慢するなんて、オレ地上ではできない。 「クソ喰らえ~」と思いつつの東京湾横断、結構草臥れます。 どんなに痛くとも、雨粒を我慢して正面向いていないと、大きなたらいをぶちまけたような大波がやってくる。 完全装備の合羽着ても、パンツの中まで全身ずぶぬれ。 ホームポートの千葉・富浦漁港に逃げ込んだ時は正直ホッとしました。 二十五日午前七時四十五分、三浦半島・三崎港で舫いを解いた際が南西風十二メートル。 以後十五メートル、十八メートルと風は吹き上がり、避け切れない波に傷みつけられる三時間です。 強風に強い船ですから、いい風速ではありますけど、三角波はイケマセン。 「迫力満点の写真が撮れる光景だ~」と思いつつ、キャビンのカメラまで這い進めないクルージング、とうとう一枚も撮らず仕舞い。 三角巾程度にジブを出し、メーンセールは1ポン半で左舷開きのクローズリーチ。 何の不安もありませんけど、緊張はいたします。 そんな中を真上りで下田に帰る船、石廊崎を回らねばならない仲間・・・・・。 自然相手のヨットレースは、無事ホームポートに舫いを結んでゴールなのです。 そう、前日(二十四日)はKENNOSUKE CUP 2008、城ヶ島沖を舞台とするヨットレースでした。 天下御免の晴れ男の異名、名前だけではありません。 見事に降雨予想を覆し、レース中は一粒の雨も降らせなかったのですけど、出場十五艇がそれぞれに帰港する二十五日は荒れました。 もう一日、三崎港にお世話になった船も出たに違いありません。 アハ、「そろそろ成績を発表しろ!」ですか。 書くことが一杯なのです。 例えばblog仲間の『あんつあんの風のふくまま』、『しおかぜ』艇で参加です。 確か十歳、幼いクルーが乗り込んで表彰を受けました。 『Hinano』の成績ねえ・・・・・・・。 レースは予想通りには行きません。 一生懸命練習しても風は吹かないことには・・・・・。 帰港の際のような風、レースが中止になりそうな風だと走るのですけど、2m/s~5m/sあたりのレースでしたでしょうか。 三角コースを直前にソーセージに変更した弱い風に負けました! と、言って置こう、言い訳は得意ですから・・・・・。 ただし、練習の成果、ひとつだけ発揮できたのは収穫でした。 強烈な黒潮分流の逆潮に押され、西南ブイでの回頭に失敗、もう一度タックを加えねば回れなくなった際です。 この再タックにより、二艇に先を譲ることになりましたけど、何ひとつ問題なく、極めてスムーズに再タックを成し遂げたのです。 以前であれば回れ左しての再度の回頭チャレンジ、或いは審判艇の目の前でブイにゴッツンコ間違いなしのシーン。 この程度、当たり前と言えばそれまでですけど・・・・・。 レースはからっきしだけど、パーテイーじゃでしゃばる真っ赤っかのHinanoクルー。
by molamola-manbow
| 2008-05-25 22:00
| ヨット
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