2009年 01月 15日
な~んて、冬晴れキリリのプラットホームの西端に立って、つぶやいちゃいました。 ナニがって、昔々のそのむかし、オイラが小学生の頃のことです。 小田急線の登りと下りの線路のど真ん中には、鎮座なさる富士山の姿があったのです。 ニッポン列島の地殻変動、太平洋岸はフィリッピンプレートに押されて毎年数ミリずつ北にずれてってる。 「オメ~さんの座り直し、定説に逆行しとるぞ~」な~んて。 線路敷設が始まった頃(昭和二年開通)のこの辺り、民家ゼロのだだっ広い原野の広がりだったから、線路は真っ直ぐ引こうが蛇行させようが勝手に延ばして行けた筈なんだ。 そんな訳でオイラは真正面の富士を見る度に夢想してた。 ねじり鉢巻の監督さんの大号令! 「オメ~ら、モクヒョ~はあれだ、富士のお山だ。アイツに向かって突き進め~ッ!!」 「ヨッシャ~」なのか「オウ~」なのか、、ツルハシ忙しく動かして、西へ西へと切り開く。 真っ正面の富士は、その結果だったんだと。 幼いオイラの記憶には絶対の自信?があるのだから、オツにすましてる冬化粧のアイツ、地質学者にも気付かれずにコッソリ座り直したんですよ。 コチラ(↓↓)は小田急線に架かる成城・富士見橋からのスナップ。 国分寺崖線の間際に架かる橋だから、丹沢山塊のふもとまでが見晴らせる。
by molamola-manbow
| 2009-01-15 14:17
| 地元・経堂
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