2009年 01月 30日
『ウォーターフロント』などという言葉が持て囃されるずっとずっと以前からのウォーターフロント。 勝鬨橋の架かるまでは、焼玉の音響かせる渡し舟が通った佃島を斜に見る対岸に勤めるサラリーマンがmailしてきた。 住まいは我が家の三つ先が下車駅。 「思い掛けずの早上がり、七時ジャストには着地できますけど、ご都合は如何でしょう?たまには赤提灯なんかで一献と思いまして・・・・・」 「いいよ~」と返信しつつ、頬に笑いが浮かんで来ちゃいます。 昨年の秋口からこちら、お前さんに呼び出されてフラリと入る小田急線の駅前飲み屋、赤提灯こそ吊るしてないけど、ほとんど全てが赤提灯と変わりない店じゃないか。 改札口に着地する約束の時間より十分ほど早めにウチを出て、普段は通らない大通りなど歩いて、最も赤提灯にふさわしい店選びながら駅へ。 赤提灯ぶら下げた店、結構あります。 女優・洞口依子さん御贔屓のお店(↑↑)からは外に人声漏れてきたけど、残りのお店は「シ~ン」。 曇りガラス越しだけど、お客さんの居る様子が伝わってこない。 私鉄沿線の飲み屋、立て込むのは十時を回ってからだろうと思いつつも、トヨタさん、ホンダさん同様の荒波、赤提灯にも感じます。 二人してドッコイショと腰を下したカウンターも、手持ち無沙汰なご主人の頬杖テレビだった店。 以下はひと昔前のお話し。 奥佐渡の寒村、宿で夕食頂いて、物足りなさ感じて一杯飲みに外に出た。 真夏の宵、海を渡る風は心地よく、下駄ころがすオイラたちも五、六人居たから退屈はしなかったけど、飲み屋探しには往生した。 横丁に入って角曲がった時に、遥か彼方から酒の匂い運んできた赤提灯! 格子戸開けると仕事終えた漁師さん大勢、おいしそうに飲んでて「ま、一杯やれ」 赤提灯までが元気なくしちゃ、いけません。
by molamola-manbow
| 2009-01-30 11:08
| 酒・宴会・料理
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