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2013年 10月 06日

小田急線の車窓から

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地下に潜った小田急線の三つの駅のひとつ『世田谷代田駅』、線路の下を環状七号線が走っていた駅だから、かなり深く潜ったはずです。
先頭車両からの一枚、カメラを取り出すのにもたつき、がらんどうのホームを写すのが遅れた。
何を写したかったのか
鉄道マニアにはこの駅の名物とされていた地上駅時代のナガ~イ木製ベンチのその後でした。
ホームの端から端みたいな長さがあって、乱暴に扱っても『壊すこと能わず』みたいな無骨な姿で横たわっていたのです。
ヒョットしたらの期待は裏切られた。
地下駅には火災を考えて木製の器物は置けないのが決まりなんだとかで、小さな金属製のベンチがチョコンとあるだけ。
何処に行っちゃったのでしょう?
何処かで余生を続けていればいいのですが・・・・・。

d0007653_8241830.jpg世田谷代田の駅名、架空の化け物・ダイダラボッチから来ていて、周辺には化け物の名を付けた川も流れておりました。
今でも覗ける川の流れ、新宿を出て成城を縦貫する仙川まで行ってようやく出合える。
小田急線は渋谷の街に地名を残す宇田川の支流のひとつ、 ♪ 春の小川はサラサラ行くよの河骨川を渡り、ダイダラボッチ川を越え、北沢川、烏山川を越えと、多くの川を渡って多摩川となった。
今はみ~んな暗渠、川筋をたどるのも難しい。

神奈川のNO1 河川・相模川を渡ってしばし、車窓にようやく田園が広がる。
路線にはタマガワがもうひとつ、『玉川』です。
丹沢山塊から相模湾へ、無数の川が走って土地は豊穣とみた。
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by molamola-manbow | 2013-10-06 08:49 | カテゴリー外
2013年 10月 05日

新しい動詞・『尻負う』

小田原駅前の二宮尊徳像、かつては全国網羅の銅像でした。
貧乏なお百姓さんのせがれに生まれて、薪集めの仕事が子供時代の日課になります。
その薪集めの山道九キロを勉強に充てた。
何時も懐に本をしのばせていて、行き帰りは朗読しながら歩いて学問を身につけた。
小田原藩の役人に取り立てられ、重要な地位に就くようになった立志伝中の人。
生誕の地は付近を酒匂川が流れる小田原市郊外の栢山(かやま)、銅像は遠く離れた北鹿児島の山村で過ごしたオイラの小学校にもありました。
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d0007653_89234.jpgこんな立像を人通りの多い駅前なんかに立ててていいのかな~、と昨今は思っちゃう。
『ながらスマホの奨励像』と受け止められはしないかと・・・・・。
二宮像を凌駕して、今街中は我も我もの二宮チャンに二宮クン。 
尊徳さんの″ながら勉強"など見習わないで、「君達、背中の薪を見習いなよ」と思うんです。
新しい動詞を作り出さなければ「形容できね~」姿の氾濫ですもの。

強力さん達が荷物を高々と積んで山頂の山小屋へと運ぶ道具は背負子、竹で編んだのが背籠(せご)。
でっかいキスリングを担いで山に挑むアルピニストも、色彩鮮やかな山ガールさん達のコンパクトなリュックも、皆さん背負って荷物を運びます。
でも、街にあふれるリュック姿の若者たち、100 パーセントの確率で背負っていません。
肩紐を目いっぱい伸ばして、荷物入れの底がお尻よりも下に来るようにして歩いている。
一歩ごとにお尻のリュックが跳ねて、歩きにくそうだし、重そうだし、こんなことしてたらお尻はドンドン下がっちゃうだろうし・・・・・。
何処から見ても背負うという動詞は使えね~、『尻負う』と言う新しい動詞を作らねば!!
オイラには、とってもだらしなく見えるんだけど、ファッション誌じゃあ″尻負う”の特集など組んでいる。
二宮尊徳像と一緒に映り込んでる左端のリュック女性でも、流行遅れなほどの尻負い方が多いんだ。

『尻負う』の読み方は、お尻を意味する古い言葉、『おいど』がいいね。
″負う″も入っていそうな響きもあるから、「リュックをお洒落においどして、これからデート」などと使う。
ウ~ン、カワユイ、女子高生の新語になりそうだ!!
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by molamola-manbow | 2013-10-05 08:24 | カテゴリー外
2013年 10月 04日

福寿司さんの地魚にぎり

中央に横たわるヤガラ、巨大なモノになると大人の背丈を遥かに超えて、両手で高々と捧げても尻尾を引きずるほどに成長する。
デカクなるのはアカヤガラ、外房を代表する港、勝浦の北に位置する小さな漁港・川津港で一度だけ、その大人の背丈級を見た。
十数匹も揚がって、漁師さん達も騒いでおりました。
漢字では『矢柄』と書くのでしょうが、しょっちゅう巨大なヤツを目にしていたなら、和船の後ろから突き出した櫂の字を充てて『櫂魚』、『柱魚』・・・・・。
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真鶴駅前の福寿司さんのカウンターに座って、ショウケースに珍しいお魚を見つけるとソイツを注文します。
何時もならお刺身にして貰いますが、お腹がペコペコなこの日は喰らってから飲むことに。
海苔巻きの右側がヤガラの握り、見た目はコハダの様に透き通って、白味魚の中でも群を抜いて美しい。
店主のユキちゃん曰く、「アカヤガラの方が美味しい魚、こちらのアオヤガラはグ~ンと値が落ちます」
でも、食べ比べたこと、ありませんからね~。
皮付のままショウケースにド~ンのお店です。
高級魚・アカヤガラも、廉価なお魚・アオヤガラも、見ただけでどちらかはすぐに判っちゃう。
名札だけをぶら下げて置けば「ハ~イ、ヤガラの握り、お待たせ~」と、青を出してもヤガラに間違いではないのにね。
美味しさ、変わらないと思って食らいました。
薄っぺらい肉の中に、程よい歯ごたえを感じるお魚です。

沖縄での呼び名はヒーフーチャー(火吹き竹)、あちこちでフエ、フイ、フエイオ(笛魚)の名で付呼ばれているようです(新釈・魚名考=栄川省造著)。
ヤガラの名と同様に、巨大なヤツから付いた名じゃあない。
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by molamola-manbow | 2013-10-04 10:10 | 酒・宴会・料理
2013年 10月 03日

相模の海に珍客

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房総半島沖を進んだ昨日の台風22 号、日本産の台風じゃあなかったろうか、と考えている。
公海上で生まれたとしても準日本産、熱帯の帯が北に上がって、近年はこんな台風が増えました。
近海でいきなり生まれて、いきなり襲ってくる。
その台風の最中です。
台風接近が嘘のように穏やかな相模の海へと、昨日は珍客が入ってきました。
きっと、暴風圏を避けるために相模湾の奥まで入り込んだのだろうと想像してます。
房総半島に台風が一番接近したのは13:30辺り。
珍客に気付いてカメラを向けたのは、台風もかなり遠退き始めた15:30辺りでしたでしょうか。
二時間近くもうろついてましたね。

真っ白な船を見ると、条件反射で「飛鳥に違いない」。
東京湾を航行中の飛鳥に、海の上で一度だけ出合ったものでして。
考えてみれば、『ぱしふぃっくびーなす』も『ふじ丸』も『にっぽん丸』も、船体はみ~んな真っ白。

大型客船の緊急避難港、相模湾の中では何処なのでしょう?
東海汽船クラスの船が入港出来る港は、伊豆半島に下田、稲取、、伊東、熱海と四つ。
湘南側では江の島港ぐらい。
いずれも大型船の緊急避難港としては寸足らずだし、適した地形もしていない。
逃げ込むよりは沖に投錨かな~、どこもかしこも相模湾は吹きっ晒しになりますが・・・・・。
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by molamola-manbow | 2013-10-03 07:46 | 潜り・磯釣り・海
2013年 10月 02日

  『酎』の付く熟語・・・・・

当用漢字に焼酎の『酎』の字が加わったのは、2010 年だと言うことを知った。
長い間、普通に使用していましたので、遅まきながらではありますが「ジェ、ジェ、ジェ~ッ」です。
そんな驚きから、『酎』の字を調べてみたくなりました。

五十年に一度の神社本殿の改修工事が行われた際に、屋根裏から見つかった宮大工さんの落書き。
「ここの宮司さんはケチンボだ。焼酎いっぱい飲ませてくれね~」みたいな内容、見つかったのは昭和二十九年(1954 年)でした。
オイラが子供時代を過ごした北薩摩・伊佐市の郡山八幡宮の屋根裏が発見場所です。
宮大工・靏田助太郎さんと作次郎さんが連名で残した落書き、文面の面白さもさることながら、歴史的な価値が大きくて重要文化財指定を受けることになった。
落書きを残した永禄二年(1554年 )が問題、歴史に残る最古の『焼酎』の二文字なんだそうです。
d0007653_21101914.jpg『酎』の字を調べたくなった伏線はココにもありました。
落書きから数えて、来年の八月がくれば455 年間も酎の字を使い続けてきたことになるのです。
琉球経由でサツマイモが日本(鹿児島)に入ってくるのは宝永二年(1705 年)ですから、宮大工さんが欲しがってた当時の酎の原料も気になってます。

結論から言いますと、よく判らない意味不明な文字です。
『酎』の字を使う熟語は、『焼酎』と『酎ハイ』しか存在しません。
訓読みでサケとか、カモスと読ませるそうなので、お酒と無関係な漢字じゃあなさそうなのですが、広辞苑(第四版=1994年)にも『酎』の字の解説は掲載されておりません。
それどころか、漢字の母国・中国でさえ現在では死語化しちゃった漢字だそうです。
つまり、漢字の母国の人達にも判らない。
コウリャンを蒸留して作る中国の焼酎、白酒(バイジュウ)とか焼酒(シャオジュウ)と呼んで『酎』の字は使いませんし・・・・・。
蒸留した同じアルコール飲料でありながら、漢字の母国では酒、日本では酎を使ったそのわけ?
パソコンで調べたところ、「良く醸(かも)して作る芳醇なお酒を意味する」とあった。
芳醇なお酒ね~、良く醸して作るお酒ね~と、焼酎には当てはまりそうもない言葉ばかり。

右はオイラの中でのNO1 焼酎・『隼人心』。
ラベルの左肩に記された『本格焼酎』の印、簡単に記せば単式蒸留で作られる乙酒の焼酎は全て、本格焼酎の範疇に入っていた.
これを改めて最初の蒸留で取り出されたアルコールと度数調整用の水以外は何一つ加えられていないお酒の意味を持たせるようにした。
風味付けのために時に砂糖などを加えたりもしていた焼酎とは分別して、一切の不純物を排除した焼酎を指す言葉へ。
経済産業省とか、農水省とかのお達しではなくて、業界の自主規定から生まれたネーミングです。

日本人が一年間に消費する焼酎の量は、ビールに次いで第二位を占めるまでになった。
安酒のイメージ完全払拭の今や国民酒、この躍進が『酎』の字の当用漢字入りを促進したのかも~、ともいえます。
当用漢字採用時、どんな解説を付けたのだろう?
真鶴町の図書館、本無し図書館なんだ。
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by molamola-manbow | 2013-10-02 00:49 | 酒・宴会・料理