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Hey! Manbow

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2011年 05月 20日

生田台地の香林寺

「鄙には稀な」、と感じたのが第一印象でした。
江戸時代にはそれなりに賑わったと言われてる大山詣で。
多摩川・登戸の渡しから続く、その街道筋からは離れている。
「ついでにお参り」となったら低山ですが山越して歩かなければならない。
そんな辺鄙な場所に、『結構見事な五重塔』を持つお寺が建ってる。
生田台地の細山にある『香林寺』。
小田急線の車窓からは、もちろん見えない
生田台地の香林寺_d0007653_1172049.jpg
寺社仏閣巡りには淡白と云うより関心がない。
京都、奈良を訪れても用事すませりゃあすぐにUターン、有名どころに足向けたこと無いから、塔を見上げたのはたった一度だけ。
近場の豪徳寺にチャリンコ飛ばしただけに過ぎない。
その豪徳寺は三重塔、完成して二年ほどしか経っていない新品(二〇〇六年建立)でしたから、見上げた時の印象は「こりゃあ経年が必要だ」
白木ピカピカは似合わんことに気付いた。
生田台地の香林寺_d0007653_8143152.jpg
こちら香林寺の五重塔は一九八七年の建立。
ちょっとガッカリは、風にさらられる山の天辺考えた鉄筋コンクリートつくり、周りを木材で覆ったつくりだということ。
「そこまでして造るかい」はさて置き、豪徳寺よりは見映えはする。
周辺の石仏群、どれもこれも現代風の顔つきしてるから、若者には身近かも。
遠望ばかりしてて、ようやくの訪問、江戸時代には寺子屋開いて近辺農家の子女に読み書き教えてた歴史を持つ。
今も幼稚園があって、お寺も幼稚園もいい環境
生田台地の香林寺_d0007653_6362886.jpg


# by molamola-manbow | 2011-05-20 06:43 | カテゴリー外
2011年 05月 19日

美食なモノ達

昆虫類の見事なまでの変わり身、忍者などは足元にも及ばない。
但し、神様は何を食っても生きて行けるようには作らなかった。
特にチョウ類はそれはそれはウルサクって、一属一品みたいに食性は決まってる。
美食なモノ達_d0007653_4394184.jpg
中学の三年間を担当してもらった橋本長四郎先生、生物を担当しておられた。
小学校入学以来、数えてみるとそれはもう、タ~クサンの先生に師事してますけど、中のピカ一でしたね。
修学旅行先の旅館の玄関、集合時間に三十分ほども遅刻した悪ガキ四人は、檻の中のクマさんみたいにウロウロと待ち構えてた橋本先生に殴りとばされた。
殴って、玄関のタタキの上にしゃがみこんで、オイオイと泣くんだ。
開放感にあふれて、三十分の遅刻ぐらいとタカを括ってましたけど、橋本先生にとっては何をやらかすか、判ったものじゃあない悪ガキたちです。
平手の痛さ、いまだに思い出します。
「事故などに遭ってたらどうしよう」
あの時の先生の胸中も判るんだ。

でも、先生の生物には興味を抱かなかった。
多少勉強してりゃあ、何になるかぐらいは、昆虫少年ならずとも一目瞭然の個体なのに「アゲハチョウの幼虫だよな~」の想像ぐらい。
大体、真っ黒なアゲハを見たって、その時々の気分で「オヤ、カラスアゲハだ」とか、「クロアゲハだ」とか、勝手に名前を変えて呼んでる。
アゲハチョウだって二十種類近くが列島に住んでるんですよね。
そのアゲハの類い、総じて柑橘系の葉っぱを喰らう。
同じ樹木にコンナの(↓ ↓)も居ました。
二種類同居は到って珍しいんじゃあないでしょうか。
大小の差こそあれ、形はアゲハの幼虫そっくりです。
美食なモノ達_d0007653_1132862.jpg


# by molamola-manbow | 2011-05-19 07:14 | 犬・猫・蛙に動植物
2011年 05月 18日

カラスの営巣

一九七四年に誕生した小田急線の新設駅・『新百合ヶ丘』の南口バスターミナルで、カラスが営巣を始めている。
ロータリー中央部の緑地、そこに植えられた若いケヤキの一本が新居です。
葉っぱを落として、それぞれの梢が天を突き刺してた季節、カラスの古巣は目立つ存在だから毎朝乗り降りしてなくったって、「オヤオヤ、あんな所に」と気が付く。
ソイツが無かったのだから、十日とか二週間ほどの間に掛けた新しい巣です。
三つ叉に分かれた枝に乗っかってて、結構乱雑に積み重ねられた小枝の数々、黒々としててまだ新しい。
針金ハンガーなども使っていないようなので、純和風のお家とお見受けした。
カラスの営巣_d0007653_10243151.jpg
考えましたね。
ポケットを石コロで膨らませた悪餓鬼のツブテ攻撃など、危なくって決して起こらない場所です。
猛禽類も野良猫も近寄らないでしょう。
朝の五時過ぎから夜の十一時過ぎまで、ひっきりなしにバスが入って来るんだ。
騒音と排気ガスを多少我慢すれば、安全この上なしの場所です。
最近のバス、アイドリングストップを心掛けてますし・・・・・。

カラスの営巣_d0007653_1029960.jpg問題はゴミ袋荒らされて、家の前に中身ぶち撒かれた主婦でしょうか。
己の不心得棚に挙げて、滅茶眼の敵にしてるから、小田急電鉄とか川崎市役所に「アイツ取っ払え」と、ねじ込んで来るかも知れない。
彼らの悪さなんて、ゴミ袋荒らすぐらいのものですよ。
比べて、『カラスの巣くう安らぎのターミナル』は、列島中探したってそんなにはない筈だ。

抱卵まではもう少し時間がありそう。
タマゴ温める黒い尻っ尾が巣から覗いて、付近の枝にはつがいのもう一羽・・・・・。
あと少し若葉が繁れば、巣その物も見えなくなるのでしょうが、今はロータリーを囲む二階建て遊歩道の丁度目線上にある。
あと暫くはご注進があるかもの危機だね。

# by molamola-manbow | 2011-05-18 10:32 | 犬・猫・蛙に動植物
2011年 05月 17日

De Havilland Canada Bombardiar 8シリーズ

『上翼機』と称するんだと思っていたら、『高翼機』と呼ぶんだそうです。
伊豆七島・新島空港には降りたこと有りませんが、大島も三宅も八丈島もジェット機の時代になって、プロペラの旅客機は飛ばなくなったから、羽田でお眼に掛る機会はゼロに等しい。
九州の鹿児島や長崎空港では引っ切り無しに離着陸してます。
それも高翼機が多い。
De Havilland Canada Bombardiar 8シリーズ_d0007653_6229100.jpg
離島への旅ばかりしていた時代、人間は何時も船旅をモットーにしてましたが、羽田~長崎間のANAに積み残しされた荷物、人間様より先に五島列島・福江島の民宿に届いていたことがありました。
「こりゃあ便利だ、意図的に出来ないかな~」などと、不埒な考えに耽った時の荷物も、高翼のDe Havilland Canada が届けて呉れた。

コイツに初めてお世話になったのはニュージーランドの南島から北島に引き返す間の旅です。
搭載荷物が嵩張って、タスマン海峡は風の通り道だから搭乗者一人一人も体重を計ることになって、「ま、これなら、ギリギリ大丈夫でしょう」。
大揺れに揺れて、逆巻くタスマン海を眼下に眺めて飛んだ。
胴体の上に翼があるので下界が良く見える、「旅客機にピッタリだ~」と思ったのがファンになった理由です。
タラップ六段降りると地上、蛇腹くぐって飛行機と搭乗口繋ぐようになってから、ほとんだタラップなど使わなくなったけど・・・・・。
最近は買収されたBombardierがデ・ハビランドの後に付くらしい
四枚のプロペラ、いたって当たり前そうだけど、結構そうでもない。
六枚を三対三で左右逆に回したりしてるんだ。

# by molamola-manbow | 2011-05-17 08:45 | カテゴリー外
2011年 05月 16日

「いい趣味してる」な~んて

目の端に飛び込んできたコイツに、「ンンッ?」などと足が止まっちゃいました。
骨董屋さんの店先じゃあなくて、『かごしま近代文学館』の林芙美子コーナーです。
館内では鹿児島ゆかりの作家展をしてて、椋鳩十(むくはとじゅう)、向田邦子、梅崎春生、海音寺潮五郎、尾崎敏雄などのそれぞれのコーナーが設けられてました。
「いい趣味してる」な~んて_d0007653_5514652.jpg
実は東京12Ch のお宝探偵団のファン。
といっても骨董集めには趣味などなくて、古い生活雑器を眺めるのが好きだから東大駒場の日本民藝館などにはよく通います。
で、立ち止まっちゃうことになって、小生意気にも「いい趣味してるじゃん」などと口の中でつぶやいて、「たった二枚かよ」などと追い討ちです。
林芙美子なる作家、自伝小説・『放浪記』ぐらいしか知らないから、舞台で森光子が何千回演じようと「勝手にやったら」の興味でしたけど、少しばかり気になり始めました。
お宝探偵団のレギュラー、陶器が専門の着流し骨董屋さんなら、「いいテしてますね~」の口癖が出る品だと・・・・・。
各辺十五センチ弱、銘銘皿(取り皿)によし、焼き明太子チョコンと載せるによし。
有ったらステキです。

# by molamola-manbow | 2011-05-16 07:08 | カテゴリー外